お客様インタビュー
2019.05.21
【キッチンデザインの教科書】7. 事例|面積50㎡台|ここまでできる!オシャレなキッチン5選
前回のキッチンデザインの教科書では、アイランドやペニンシュラなど、広さが必要!と言われているキッチンも、デザイン次第で実現できるという<面積30~40㎡台のコンパクトマンション>の事例を紹介しました。
今回はマンション面積50㎡台。この広さになると、さらにデザイン性がアップし、空間にも遊びがでてきます。一人住まい~ファミリーまで幅広い方にお勧めの事例です。
目次
事例①【50.55㎡】コンパクトマンションでもこの広さ!間取り図リンクも!
このキッチンのアイディアは「カウンター+ダイニング」、室内のコーナー部分にキッチンをまとめたというもの。そうすると、それ以外の部分を広く使うことができます。
隣接しているキッチンとダイニングの間には、透明の仕切りで圧迫感もありません。
キッチンとダイニングテーブルを一続きにして、パーティーもできるサイズのダイニングを実現。もともと細分化された3LDKだったお部屋を1LDKにすることで、リビングの広さもしっかりと確保できました。
【リノベ不動産|事例(間取り図)】
【この事例の取材記事はこちら】
事例②【52.30㎡】壁付キッチン+カウンターテーブルで、リビングをもっと広く
マンション面積が52.30㎡あると、ここまでできるという事例です。カウンターを設置して、対面式風キッチンを実現。キッチンは奥行きがあるため、対面にするとどうしても存在感が出ますが、壁付にすると空間を広く見せることができます。またカウンター上部に吊り戸などがなくリビングダイニングへの視線も抜け、より広く見せています。
カウンターとは別にダイニングテーブル、リビングにソファを置いてもまだこのゆとりがあり、さらには個室としての内窓のある書斎も作られています。
それぞれが、それぞれの好きな場所で、ゆったりくつろぐことができるスペースを確保した事例です。
【リノベ不動産|事例(間取り図)】
事例③【51.90㎡】アーバンアウトドア仕様のキッチン
こちらの事例は、キッチンが部屋のまん中にあるアイランドキッチン。ステンレス製の無骨なキッチンとブラックの壁紙で、室内にいながらアウトドアテイストを感じるデザインになっています。
52㎡超あるルーフバルコニーに向かってカウンターを設け、抜ける景色を眺めることができます。
【リノベ不動産|事例(間取り)】
事例④【55.97㎡】カウンター回りをデコラティブにして、オシャレな対面キッチンに
レトロカフェ風なこちらのキッチン。キッチンの間取り位置は変えていませんが、もとからあったウォールキャビネットを取り除いて、カウンターキッチンの開口部を大きくして明るい印象に。ウォールキャビネットをなくした分、後ろに壁面収納を造ってカバーしています。
煉瓦の壁が印象的な事例ですが、実は梁や柱など、取ることができない部分をデザインに取り込んでいます。梁の部分まで煉瓦にすることで、どこか海外の小道を抜けるような感覚が生まれるのです。キッチン横の通路まで全体をデザインすることで、奥行を感じることができます。
【リノベ不動産|事例(間取り)】
事例⑤【51.16㎡】部屋の奥まで光と風が届く、吊り戸を無くした対面オープンキッチン
もともと側面の壁付けだったキッチンを90度方向を変え、ペニンシュラキッチンにすることで、対面式にした事例です。
縦長の間取りながらに奥まで光が届くように上部まで仕切らずに、オープンな空間で緩やかにゾーニングしています。
キッチンからすぐアクセスできるダイニングは配膳や片付けの導線が良く、光がいっぱい降り注ぐ空間となりました。
まとめ
いかがでしたか?50㎡台という限られた広さでも、アイランドやペニンシュラキッチンを実現したり、カウンター、ダイニング、リビングから書斎まで各スペースを確保したりと、デザインによってたくさんの可能性があることがわかりました。
また、50㎡台と一口にいっても、物件の特徴も大きく影響します。叶えたいキッチンのデザインがある場合は、物件探しの段階からプロに相談などをすると安心です。
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