お客様インタビュー
2019.06.07
【キッチンデザインの教科書】9.事例||面積60㎡台 Part2 ~こだわりアイデア~
前回、マンション面積60㎡台のキッチンリノベ事例Part1をご紹介しました。ちょうど良い広さの60㎡のLDKをより広く確保しつつ、対面式キッチンを実現するアイデアなどがありました。
今回は開放感を演出したり、テーマのあるデザインに、ワザが光るマンション面積60㎡台Part2のキッチンリノベ事例をご紹介していきます。
目次
【事例①|68.45㎡】小ワザが効いたLDK、黒のアクセント使いと無垢フローリング斜め貼り
視覚効果をうまく使ってシックにまとめたLDKです。
むき出しのコンクリート天井・ダクト・配管に無垢材フローリング。実はよくある組み合わせに、黒をアクセントとして取り入れるとアダルトな雰囲気になり、空間全体が引き締まります。
広く見せる演出をしているのが無垢材フローリングを斜め貼り。奥行があるように感じさせるワザです。
リンク:「リノベ不動産|事例」
【事例②|67.97㎡】「床・ドア・キッチンボード」いたる所に天然木の香りを
フローリングからドア、キッチンカウンター、スリットとして用いた間仕切りは無垢材。ここまでしてもしつこくならないのは、用途・使用する部分によって材質を変えているから。
キッチンはシンクとコンロを離して前後に配置。縦の動きだけで作業ができるので小回りが利きます。コンパクトな作りですが、全て明るめの色味と、同じ材質で統一感を出しているので狭く感じさせません。
リンク:「リノベ不動産|事例」
【事例③|61.98㎡】室内をもっと自由に楽しむ、アウトドア空間
自宅にいながらアウトドアを楽しめる「アーバンアウトドア」にリノベーション。
オーク材のフローリング・ステンレス製のオリジナルキッチン・黒い壁・天井と、インダストリアルな雰囲気に男前な表情を添えているのが間接照明。
一般的な概念を覆したLDKは自由が利く空間で、キッチンも空間の中央に配置し、壁付にして動きやすくなっています。
リンク:「リノベ不動産|事例」
【事例④|65.36㎡】仕切りをうまく活用して広さを演習
空間を広く見せる手法に、ソファやチェストなどの家具はロータイプで揃えることが挙げられますが、ここではキッチンカウンターにもその手法を採用しています。
手元が隠れるけど圧迫感のない絶妙な高さで、雑然としがちなキッチンをスッキリと見せつつ、吊戸を無くして開放的なLDKとなっています。
一見、対面式に見えるこのキッチンは実は壁付け。カウンターの奥行のサイズで調整ができるので広さが限られている場合におすすめのスタイルです。
リンク:「リノベ不動産|事例」
【事例⑤|68.68㎡】抜け感を駆使してカフェリゾート風に
カフェリゾートがコンセプトのリノベ事例です。
キッチンはリノベーション前とレイアウト・広さ、ともに変えていません。キッチンスペースには壁付のシェルフで抜け感とスッキリ感を演出。カウンターはLDとひと続きである開放感を維持するため、オープンシェルフでゾーニングしています。
LDKは生活感を感じさせない、特別感が漂う空間にしたいというご要望のもと、優先順位をつけてリノベーション。3LDKをゆとりある2LDKに変え、LDを広く、またウッドパネルで非日常感をプラスしています。
リンク:「リノベ不動産|事例」
【事例⑥|61.71㎡】リノベならではの、木材を活かしたオリジナルキッチン
こちらの事例は、木材をたっぷり使用しています。フローリングは無垢材オーク、リビングとキッチンカウンターに木目出しのパネリング。薄い同系のトーンで揃えつつ、質感の異なる木材を使って統一感がありながら表情豊かな室内に仕上げています。
ステンレスのレンジフードとリンクコーデしたカウンターの縁取りがアクセントになって空間を引き締めています。
リンク:「リノベ不動産|事例」
【事例⑦|64.09㎡】ひとりの時間も楽しめる、書斎にもなるLDK
もとはキッチンは四畳半と狭く、和室が隣接していましたが、壁を取ってLDKに。キッチンは段違いに広くなりました。
おもしろいのが、LDKの一部を書斎にしたことです。独立してつくらなかったのがポイント。
壁一面を収納にして、いつでも好きな時に本を読める空間にしました。ちょっと静かに読みたくなったらコーナーの書斎スペースに。完全に仕切られていないから、家族と一緒に過ごしながら自分の時間を楽しめます。
リンク:「リノベ不動産|事例(間取り)」
【事例⑧|68.57㎡】タイル・無垢壁・無垢天井。内装にとことんこだわって
間取りやレイアウトは変えず、内装にこだわったリノベ事例です。
天井と壁にレッドシダーをふんだんに使用。キッチンカウンターはモザイクタイルを施して洗練されたアートな雰囲気に仕上げています。
【事例⑨|63.64㎡】50㎡超のバルコニーを眺める、遊びゴコロなキッチン
とにかく広いルーフバルコニーは56.4㎡もあって、ここでグリーンを置いたり、テーブルを出してお食事をしたりと色んな想像が広がります。
そんな、庭のような遊びができそうなこちらは、キッチンも遊びゴコロを感じる鮮やかなブルー。バルコニーを眺めながら料理もできる対面式キッチンです。
リンク:「リノベ不動産|事例(間取り)」
【事例⑩|68.82㎡】みんなで過ごせるのに自分の時間も確保、欲張りLDK
同じ空間にLDKと書斎をつくったリノベ事例です。
キッチンは対面式、直線的でオープンなステンレスをチョイス。シンク下収納はいらないというスタイルも人気のリノベーションです。限られたスペースでも開放感があり、メタルな質感がどこか非日常の空間を演出します。
無彩色のキッチンに隣り合わせの書斎は、LDK全体が寂しくならないよう配色にこだわりました。
リンク:「リノベ不動産|事例」(間取り)
【事例⑪|68.32㎡】独立キッチン→壁撤去→オープンキッチン
もとの間取りでは、キッチンが独立型で閉ざされていました。
リノベーションで、壁を1枚取り払っただけで全体を見渡せるLDKになった事例です。
キッチンは対面式にしてLD全体を見渡せる位置に設置しました。壁がなくなったことでLDへ行きやすく、全体を見渡せるので閉塞感がありません。
一方でカウンター自体が間仕切りになってこれまでの壁の役割も果たし、緩やかにゾーニングしているスタイルです。
リンク:「リノベ不動産|事例(間取り)」
まとめ
同じ60㎡台といえど、リノベーションもここまで変わってきます。前回もそうですが、60㎡台はリビングダイニングを広くするケースが多くあります。そこに施主様のエッセンスが加わって、これまでのようなLDKの概念を取り払ったり、書斎をつくったりなど個性が光る空間に変身するのです。
この広さのキッチンのリノベのコツは、キッチンそのものを優先させるのか、またはLDを優先に考えるのかで大きく変わってきます。
キッチンをデザインしたその先にある生活をイメージすると、優先順位が決まってくるようです。また、「自分がどんな生活をしたいのか、そもそもわからない」などの悩みも出てきます。そんなときはプロに相談してみるのも良いですね。
この他のおしゃれなキッチンはコチラにも→【HAGS】
【HAGS】リノベーションのプロが使うキッチン&建材サイト
【HAGS】
リノベーションのプロがセレクトし、かつ使用している、オシャレなキッチンや建材を自分で購入できるサイト。
今まで探すのに苦労していた、キッチンや、照明、タイルなどのオシャレアイテムたち。
プロが厳選したものを、まとめてチェック&購入できるのがポイント!