キッチンのオシャレは、タイルから

ママの憧れ、キッチンタイル。キッチンの中でも大きな面積を占めるこの部分は、選ぶ色やサイズによってキッチンの印象を大きく左右します。毎朝立つキッチンは、自分好みのオシャレな空間で過ごせたら嬉しいですよね。今回は、様々なタイル事例を色や形などのテイスト別に７点ご紹介したいと思います。同じタイルでも目地の色によっても雰囲気が異なったり、タイル一つでも色んな発見があります。

【グレー系】主張しすぎない個性

■タイル×床材×キッチンの配色バランスでカフェ感を演出

グレーがかったこちらのタイルは、キッチンの床とトーンを揃えて全体としてはスッキリした印象を与えつつ、タイルの一つ一つは濃淡があり、それが外壁のような無骨さも演出している点がオシャレのポイントです。この灰がかった色のタイルによって、レンジフードの圧迫感もなくキッチンに馴染んでいますね。レンジフードを強調しないパターンとしても参考にしたい事例です。タイルと無垢カウンターはカフェ風キッチンを作る上で最強のコンビではありますが、基本のホワイトタイルではなくグレーをチョイスしている点、それが他の床材などとバランスが取れている点がオシャレの格上げに繋がっているキッチンです。
（リノベ不動産｜事例）
 

■snowpeak UrbanOutdoorなキッチンにはブラックに近いグレータイル

"今、感じたままに過ごせる空間"を目指したsnowpeak UrbanOutdoor 物件のこちらは、外と中を区別しない、LDKという概念を払拭したスタイルです。キッチンもその空間の一部。だから既成の概念にとらわれることなく、自由な発想で生まれたのがこちらの事例です。ブラックに近いタイルですが目地を明るい配色にしているため、どこか抜けた印象になります。
キッチン全体は、天井から床まで全ての色味を無彩色に。ここで過ごす人の感性を最も大切にするために、色味も素材も直線的でシンプルにし、どんなスタイルにもなるキッチンを目指したものです。シンプルであればあるほど、その時の感覚に従って、お料理ツールや食器、コモノなど自分だけの色付けが可能になります。
（リノベ不動産｜事例）

【ホワイト系】ナチュラルにも、ポップにも万能のホワイトタイル

■モノトーンリビングと一体のキッチンには、"ホワイトタイル×ホワイト目地"で色を統一

キッチンがリビングと一体になっているプランは多くあります。空間を一つにすることで解放感がアップしたり、それぞれの場所にいながらも相手の存在を感じられる距離感にあることなどが、人気の理由です。生活感のでやすい場所と言われているキッチンをとりこみつつ、リビングの雰囲気を損なわない方法として参考にしたいのが、こちらの事例です。色味をリビングの壁と合わせて全体としての調和をとりながら、温かみのあるタイルで空間を柔らかく分けているのです。
（リノベ不動産｜事例）

■"キッチンぽさ"をなくした 白タイル×黒目地

こちらは、整然と並べられた白タイルに黒目地の事例です。配置方法もありますが、白目地とは異なり、ナチュラルというよりは、モードな印象を受けます。LDK一体のこのプランでは、カウンターや天井のレールなどにブラックが採用され、全体として空間を引き締めるポイントになっています。
（リノベ不動産｜事例）

■白タイル+北欧グリーンでポップなキッチン

白タイルのパワーを感じるのは、やはりこういったポップだったり、個性があるキッチンの時。どんな色も引き立てる力が、白タイルにはあります。選択の幅が広がると、キッチンプランづくりも自由になりますね。
（リノベ不動産｜事例）

【大サイズの正方形タイル】高級感

■高級感漂う"グレー×正方形×大サイズ"

この事例は、まるでショップの一角のよう。大サイズのグレータイルを一面に配置し高級感を演出しています。このタイルは一枚ずつ色味が異なりそれがアクセントにもなっていますね。薄いグレーの色味はホワイトに比べて落ち着きが感あり、大きなタイルでも空間に馴染みやすいのもポイントです。このキッチンの主役ともいえる目を引くヘリンボーン貼りのキッチン化粧も引き立てています。
（リノベ不動産｜事例）

【カラータイル】こだわりの色で、キッチンを自分好みの空間に

■古き良きを大切にするヨーロッパの一室のような、深いグリーン

タイルだけを見ると、"個性的！"なこのキッチンですが、実はプラン全体から見ると、全体の調和がとれた素晴らしくオシャレな事例です。キッチンは少し奥まっており、リビングへの影響が少ないので、遊びゴコロを発揮しやすい位置にあります。しかし、この事例は遊びつつも、その"少し見える"キッチンタイルの色がリビングへの差し色になって、全体の雰囲気をぐっとアンティークに仕上げています。
（リノベ不動産｜事例）

まとめ

キッチンタイル事例7選いかがでしたでしょうか？大きな面積を占めるキッチンタイルは、テーマや好みにプラスして、キッチンの位置やLDとの関係によっても選び方が変わってくるのがわかりましたね。好きなテイストのキッチンを見つけたら、一度俯瞰して全体のバランスをみてみると、お部屋全体の調和がとれた、お気に入りの空間になるはずです。ぜひご参考にしてみて頂ければと思います。