&Renoトップ リノベーション事例 vol.26【リノベ|インタビュー】「効率的で楽々導線」のお見本!DIY+のインダストリアルスタイル

vol.26【リノベ|インタビュー】「効率的で楽々導線」のお見本!DIY+のインダストリアルスタイル

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豊かな自然に囲まれたエリアで、以前の住まいよりものびのびとした毎日を過ごされているSさんファミリー。その理由は間取りにありました。暮らし方に大きく影響する間取り。間取りによって日々の快適さが変わってきます。自分たちの生活がどうなれば快適になるのかを考えることが、リノベーションにおいて重要です。「楽に暮らせる」と話すSさんファミリーの家づくりについてお伺いしました。

「同じ金額なら、自分たちのやりたいようにしよう」

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家探しのきっかけは奥さまの妊娠。最初は新築マンションを検討されていました。
 
「妻の実家の近くにマンションが建つと聞いて、モデルルームに行ったんですが、話を聞いたら値段が高くて。そんなにかかるのかと思っていたら、たまたまそのモデルルームにいたファイナンシャルプランナーさんがご自宅をリノベーションされたと聞いたんです。」
 
これを機に、リノベーションについて調べ始めたそう。
 
「事例を見てみると『こんなにいろいろできるのか』と。それに、同じ金額を払うなら、自分たちの好きなようにしたいと思って。妻は将来を見据えて設計できるのに魅力を感じたみたい。それで、中古物件でリノベーションをする方向で考え始めました。」

BeatHOUSEの決め手は?

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インターネットでリノベーションを検索し始めてBeatHOUSEを発見。BeatHOUSEにした理由は何だったのでしょう。
 
「他社も数社見ました。その中でも、BeatHOUSEさんの事例はシンプルで柔軟性がありそうだと思ったんです。自分たちのライフスタイルに合わせて造れそうだなと。自由度が高そうと思ったのが決め手です。あとは営業の内田さん! 会ったら勢いが良くて(笑)あと、会社の元同期の友だちがリノベ会社に勤めていて、BeatHOUSEさんを『すごいいい会社だよ』と言っていたんです。同業者が言うなら間違いないと思って、お願いすることにしました。」
 
家づくりで重要なエリア選定。どうやって決めたのでしょうか。
 
「第一に考えたのは、子どもを育てやすい環境であるかどうか。最初は妻の実家近辺も考えたけどモデルルームで頭打ちして、以前住んでいた場所周辺を見ながら、エリアを横に広げて考え始めました。このエリアは再開発でどんどん良くなっていると知って。あとは価格、そして、勤務地との距離が以前と同じくらいであることが条件でした。」

決め手は「条件+自然」

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物件の決め手は、ご夫婦が好きな自然に囲まれたロケーションだったとのこと。
 
「条件としては、駅から徒歩15分圏内、できれば将来的にはペットを飼いたいのでペット可の物件、最低でも70㎡で、あとは価格との兼ね合い。ここはそれらが合致していたのはもちろんですが、決め手はこの景色でした。」
 

​窓からの景色を気に入ったのは奥さまだそう。
 
「部屋に入った瞬間、窓から見える桜並木が素敵で。一目で気に入りました。また、マンションが丘陵の上にあるので、 バルコニーから見える景色が丘陵の麓に向けて広がりがあって、視覚的にも最高だなって。それに、富士山も見えるんですよ。マンションまでの道のりには桜並木があって、自然に恵まれた環境。駅からそう離れてもいないのに、こんな場所はなかなかないよねって。2人で気に入りました。」
 
もとから旅行では自然豊かなエリアに行くことが多いSさんご夫婦。
 
「自然が大好きなんです。これまで行った中で一番感動したのはハワイ島。どこに行っても亜熱帯の自然が多くて気持ち良かった。この物件も自然をたくさん感じられるから気に入りました。ほかの物件にはない魅力でしたね。」
 

快適さを追求して、身支度スペースを集約

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​リノベーションをするにあたり、Sさんご夫婦の中で決まっていたテーマは「効率の良さ」でした。
 
「間取りを決める時に思ったのは、とにかく楽できる家にしたいなと(笑)。以前の住まいは狭いのに導線が多くて、無駄な動きが多かったんです。前は起きて洗面所へ行って歯を磨いて、それから寝室に戻って着替えて、また髪をセットするのに洗面所へ行くという流れ。それが面倒臭かったから、行ったり来たりを減らしたかったんです。」
 
そこで身支度が簡潔にできるよう、ウォークスルークローゼットと洗面所を隣接し、寝室・キッチン・リビングダイニングから行けるように導線を確保。以前の悩みだった無駄な動きが解消されました。
 
​ウォークスルークローゼットは様々な荷物が収納できるように広さも確保しました。
「本当に面倒くさがり屋なので、ここで全部済ませたくて。なので寝室にはクローゼットを造りませんでした。」
 

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アイロン台になる作業台も造り、洗濯から収納するまでの一連の流れが完結するクローゼットが実現。

「洗濯後の移動も短いし、子どもの分の洋服まで収納できる広さもある。全部ここで済むから本当に便利です。」
 
理想の間取りが実現するまでは、何回もご夫婦で意見をすり合わせたそう。
 
「妻が臨月で実家に戻ることもあって、最後のほうの打ち合わせは僕だけで出ることになっていました。 間取りは概ね決まっていたのですが、細部の仕様を帰省中の妻とすり合わせながら決めるのに苦労しました。将来子どもが増えた時はどういう間取りにしようかと最後まで悩んでいたのですが、最終的には、将来的な間取り変更も想定できるというリノベーションの強みを活かして、どんな変更にも対応できるように設計しつつ広さを確保しました。結果的に開放的なLDKが完成して満足です笑」

壁は自分たちでDIY!

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エリアや物件の条件は明確にあったものの、内装に関しては最初から決まっていなかったそう。どうやって決めたのでしょうか。
 
「内田さんが『インダストリアルスタイルがかっこいいですよ』と推していたからすっかり覚えまして(笑)。実際調べてみたら、工場的でラフな感じが好みで、これでいこうとなりました。」
 
情報収集はインターネットで検索以外にも雑誌やSNS。
 
「Instagramでは #リノベーション で探して、オシャレな人をフォロー。Pinterestは、“キッチン”など部分で検索して、写真を集めました。」

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打ちっ放しのコンクリート天井に黒いアイアンレール、ナチュラルな感じが伝わってくる無垢の木材フローリングは、インダストリアルスタイルの定番。そして欠かせないのが色鮮やかなブルーをはじめとした色とりどりの壁。実はLDKの壁すべて、お二人で塗装したとのこと。
 
DIYについては奥様も将来的な塗り直しを視野に入れての計画でした。
「私がこだわったのは設備スペック。床暖房やキッチンに設置するミーレの食洗機などは妥協せずに予算をかけたので、その分ほかで抑えることになりました。そこで、せっかくだし自分たちで壁を塗ろうと決めたんです。子どもが落書きしても自分たちで塗り直せばいいかと思って、勢いでやりました。」

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リノベーションをするなら、DIYを楽しもうと思ったそう。
 
「引き渡しの色や塗り方、道具はホームセンターの店員さんを30分捕まえてヒアリング。2日間でやりました。想像以上に大変だったし喧嘩もしました(笑)夏の暑い時期に空調がない状態で、窓を開けたくても網戸がないから開けると蚊が入ってくるから、締め切ったまま。汗だくで塗りました(笑)。細かく見るとちょっとはみ出ている部分もあるけど、インダストリアルスタイルだし、味があるということで。今となってはいい思い出です。」
 

玄関は趣味のスペース

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玄関はご主人の希望で広い土間を造りました。
 
「スノーボードが趣味でなんですが、メンテナンスできる広さのスペースが欲しくて土間を造りました。 シーズンインに合わせてボードにホットワックスをかけるのですが、以前はベランダしかやる場所がなくて。冬は寒くて辛いから、屋内でできるようにしたくて、玄関を広くしました。」
 
シュークローゼットもこだわりの一つ。
 
「リノベーション事例でよく見たのがオープン収納。あまり僕たちは収納が得意ではないので、あえて見えているほうが整理するからなと思って、シュークローゼットもオープンにしました。元アパレルショップの店員でオシャレな友人が『靴屋みたいだね』と言ってくれた時は嬉しかったですね。」

リノベーションだからこその設計

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リノベーションらしさを感じるのがリビングの入り口。玄関から入ると廊下が斜めになっています。キッチンの水回りを移動することができないという制約のもと、限られた広さで廊下を設計することに。そこで選んだのがこの斜めスタイルです。
 
斜めにすることで、リビングにいる家族と正面で対面しません。そうすると、双方の視線を自然と回避するので、入った瞬間の印象が和らぐという効果があります。
 
このように物件の構造上、制約下での設計は珍しくありません。しかし、リノベーションの醍醐味は、制約下でいかに遊びゴコロを発揮できるか。こちらの廊下がまさにその例です。

細部にまでこだわりを

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リノベーションの良いところは細部までこだわれるところ。ご主人のこだわりの一つが電源とコンセントでした。
 
「電源は、アメリカへの憧れからアメリカンスイッチを選びました。シルバーに黒がいいなと思って、妻にも『これだけは選ばせて』って(笑)。」

リノベーションで叶った「楽な暮らし」

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以前と比べて生活の変化について聞くと「新しい住まいでの暮らしは快適」と語るSさんご夫婦。
 
「効率の良さを重視して良かったと思いますね。本当に『楽して暮らせているな』と思います。一番実感するのは朝の身支度。少ない移動でできるのがいいですね。」
 
幅が広い洗面所は、お子さまのために広くしたそう。
 
「以前は子どもの体を拭く場所がないから、洗濯機の上にタオルを敷いてそこに乗せて拭いていたんです。でも、もうそんなことしなくても拭けるから楽になりました。」
 
奥さまは小さなストレスが減ったと話します。
 
「家事のストレスがなくなりました。以前は狭いから、何をするにしても、物を避ける動きが多くて、地味にストレスでしたけど、今はそれがないからストレスフリーです。」
 

リノベーションで大切なのは、暮らし方

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最後に、これから中古+リノベされる方へメッセージをいただきました。
 
「最終的にデザイナーさんの力でオシャレにしてくれると思うので、自分たちがどんな生活をしていて、どう動いているのかを軸に間取りを考えるのがいいと思います。
『オシャレだからこうしたい』というよりも『使いやすいものをオシャレに見えるように設計をしてもらう』ほうがいいかなと。

実際、僕たちもデザインはほとんど金子さんにお任せしました。あとは、自分たちで決めたいところやこだわりは徹底すること。間取り以外に僕がこだわったのはスイッチの種類とコンセントの数と位置。妻は食洗機と床暖房でした。 考えている最中は大変だったけど、 金子さんにはこんなにコンセントを考えている人は初めてだとちょっとした笑いにもなりましたし、楽しんで考えられました。実際に暮らしてみて『妥協しなくて良かった』と思いました。
月並みですが、譲れないポイントを明確にするのがやっぱり大切。後悔のない家づくりには欠かせないと思います。」

担当者の声:リノベ不動産/BeatHOUSE 設計 金子

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心がけたのは収納を減らさないことでした。“効率の良さ”をテーマに導線を優先されていましたが、通路が増えるとどうしても収納部分が減ってしまいます。工夫できるところは工夫して、極力収納を減らさないよう意識してプランニングしました。
 
デザイン性が損なわれないようにしたのも気をつけた点です。機能性がありつつも全体的にデザインのバランスが崩れないよう考慮しながら、建材を提案させていただきました。
 
ご要望だったインダストリアルスタイルに仕上がった理由に、物件のスペックの高さが挙げられます。当初、天井を上げる予定はありませんでした。でも、解体してフルスケルトンにしたら、駆体がとてもきれいな状態。普通のRC造と違い、板状のコンクリートを組み立てる方式で状態が良かったので「これなら活かしたいですね」となり、天井を上げることに。駆体の良さを存分に活かしたインダストリアルスタイルが完成しました。


 

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&Reno編集部

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BeatHOUSEで日々奮闘するスタッフたち。わくわくすることを常に探しています。

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Writer

  • 日刊Sumai編集部

    自分らしい家づくり、住宅事例やリノベーションなどの情報を発信。ライター多数在籍

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表