お客様インタビュー
2020.11.07
主張と控えめのバランスが余裕を感じさせる部屋
今回の記事ではリノベーションの実例を、実例写真を使用しながらご紹介。
ご紹介するのは、「主張と控えめのバランスが余裕を感じさせる部屋」です。
■リノベーション概要
種別:マンションリノベーション
面積:72.62m2
間取り:3LDK
ビフォー・アフター
壁やフロアにレトロなタイルが敷き詰められた、どことなく古さを感じさせるキッチンはスタイリッシュな空間に様変わり。天井にも木目を取り入れることで、モダンだけれど温もりを感じさせる部屋に仕上がっています。キッチンがブラックで統一されているのもポイントです。
リノベーションのテーマは「アーバンシック」
リノベーションのテーマは「アーバンシック」。都会的で洗練された様子を表すその言葉の通り、直線的なデザインと落ち着いた色彩の組み合わせが、都会を知り尽くした大人の雰囲気を醸し出しています。
中でも見事なのが色の使い方。キッチンの壁にはネイビーを取り入れつつ、手前のカウンターは一段階薄めのブルーを用いています。正面から見ると手前に薄めのブルー、奥にネイビーというレイヤーが見えるので、空間の奥行きや立体感を感じられるのです。
ウッドや壁の個性的な柄は、落ち着きとともに程よい遊び心をプラスしています。
それ以外はとことんシンプルに
色彩や柄を上手くまとめた個性的なLDKとは打って変わって、それ以外の居住空間は機能的でシンプルな作り。黒の窓サッシがアクセントになるくらい、ある意味で没個性とも言える空間です。シンプルだからこそ、こだわりのファニチャーも生きるというものでしょう。
ただ、それだけでは終わらせません。トイレに目をやれば、円の並ぶ特徴的な柄のクロスがさり気ない遊び心を演出。
主張するところは主張する、でも決して主張しすぎない。そんな余裕を感じさせる部屋です。