リノベ不動産 renove fudosan 日本住を、愉快に。 ローン相談、物件探し、設計・施工、入居後のインテリア提案までリノベ不動産が一貫してサポート。 WEAR_ロゴ 日本住を、愉快に。

お客様インタビュー

2019.12.24

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

お子さまが生まれる前に家を購入したMさんご夫婦。物件探しは最初から本腰を入れてしていたわけではなく、内見していくうちに希望のマイホーム像が明確になり、約3ヶ月で購入することになったそうです。

リノベーションは部分的に行い、お二人がどうしても欲しかったという収納を多く設置。ライフスタイルに合わせた理想の空間が完成しました。

そんなお二人に、物件探しの経緯からリノベーションでこだわった点などをお伺いしました

まずは情報収集のつもりで

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

家探しを始めたのは2018年の4月から。結婚式が終わり、ひと段落した後に始められました。
 
「結婚式が終わって、子どものことや家のことを考え始めました。動けることから動こうとなって、インターネットで検索していた時に見つけたのがBeatHOUSE。広告で見かけてWEBを見たらオシャレな事例がたくさんあったので、資料請求をしました。その時点ではすぐに買おうとは思っていなかったけど、まずは情報収集と思って話を聞くことに。夫には資料を見せたけど、さして相談はせずにアポをとりました(笑)」
 
最初から本格的に探していたわけではなかったお二人。とりあえず話を聞こうというスタンスだったので、他社は見なかったそうです。
 
家探しはマンションで考えられていました。その理由はお二人のお仕事。
 
「僕たちどちらも全国転勤の可能性があるし、お互い北陸出身なのでいずれはあちらに拠点を移すこともあると思っています。それらを考慮したら、自然とマンションになりました。最初は新築も見ていましたが、インターネットでリノベーション物件を見るようになってからはオシャレでいいなと思って選択肢に入れることに。並行して中古物件+リノベーションも検討することにしました」

エリアはこだわりがなく。ポイントは「通勤時間と街の環境」

エリアにこだわりがなかったお二人は、さまざまなエリアの物件を見に行ったそう。
 
「通勤時間が1時間以内であればいいくらいで、それさえクリアしていれば『どこでもいいです』って感じ(笑)。そんなざっくりとしたオーダーからコーディネーターさんがいろいろご提案してくれて、都内や千葉、埼玉と幅広く行きました」
 
広くエリアを見るのは候補が多くなる反面、なかなか絞りきれないというデメリットもあります。どのように絞り込んだのでしょうか?
 
「会社は都内でも東寄りなので、同じ東寄りのエリアに行きました。今まで行ったことのない場所にも行ったので、知らない場所はまずリサーチ。行ったことがない駅を一駅ずつ降りて、散策しながら調べました。エリアを絞るために物件を見に行ったと言っても過言ではないですね。街の雰囲気が自分たちに合うかどうかを確認しながら絞り込んでいきました」
 
駅前環境や街の雰囲気など、内見に行く時は同時に見ると効率よく調べられますね。

物件を絞り込んでいくポイント

物件自体はどのように決めていったのでしょうか。Mさんご夫婦の場合、さまざまなエリアの物件を見ていくうちに自分たちの希望がはっきりしていったとのこと。大きく変わったのは広さでした。
 
「以前の住まいが50㎡台だったから60㎡台でいいかと思っていたけど、70、80と見ていくうちにやっぱり広い方がよくなって、子どものことを考えると80㎡台は欲しいとなりました。絞り込んでいったエリアで、予算内の物件を探すという流れです」
 
内見したのは10件以上。4月から探し始めて決めたのは7月とスピーディー。短期集中で物件を数多く見られたとのこと。
 
「1日で3件回る日もありました。それが1週間〜1週間半に1回のペース。行ける時に一気に行きました。内見後に時間があれば数駅行って、街を歩いてを調べるの繰り返しでした」

「2階で庭付き」が、決め手に

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

エリアを徐々に絞り込み、予算と希望する広さを照らし合わせた結果、最終的に残ったのは2件。今の物件にした決め手は?
 
「僕がこだわっていたのは窓からの景観。別で庭付き物件を見て以来、庭が欲しくなりました。でも、ネックだったのは階数。大体庭があるのは1階だったんです。1階はセキュリティ面でちょっと不安なのが懸念点でしたが、ここは珍しく2階で庭付き。そこが決め手になりました」
 
「最後に迷った物件は街自体も魅力的で、物件も広くて申し分ないところでしたが、ここよりも通勤時間が10分かかるエリア。最初は10分って大したことないかなと思っていたけど、いざ通勤し始めると大きな差でした。10分だけででも近い方が楽。こちらにして良かったです」

リノベ済物件をさらにリノベーション

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

こちらの物件はもともとリノベーション済物件だったとのこと。既に新築のような状態でしたが、お二人に合わせて部分的にリノベーションすることに。こだわったのは収納でした。
 
「僕たちどちらも洋服や漫画が多いので、収納部は絶対多くしようと決めました。特に僕の趣味の物が多いんですけどね(笑)。見せる収納と隠す収納、ウォークインクローゼットは必須。あとは子どもが生まれた時のことを考えて、部屋は3LDKあれば十分かなと思って、3つは確保しようと決めました」
 

念願のワークスペースは見せる収納に

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

ご主人のかねてからの願いだったのが自分だけの空間。最初は書斎を設計予定でしたが、オープンなワークスペースに変更しました。
 
「デザイナーさんと打ち合わせを重ねる中で、完全な個室にするよりも1つの空間にまとめることにしました。天井は腰壁にして完全に仕切らないでドアもなし。壁を完全に仕切らないことで、隣の子ども部屋に入る陽の光がこちらにも入ってくるから明るいし、ドアがないからリビングと続く空間になって、開放感も出ました」

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

ワークスペースはご主人の趣味のものを活かせるよう、見せる収納でオシャレに仕上げました。
 
「当初は妻との共有スペースの予定だったけど、今ではすっかり僕の趣味部屋に(笑)。昔バンドをしていたこともあってギターを集めているんですが、結構な数あります。せっかくなら、見せる収納でディスプレイのようにしようと壁は有孔ボードにしました。以前は部屋に置いておくだけだったので、こうして壁に掛けられると幅も取らないからいいですね。腰壁にも好きなフィギュアを置けるのが嬉しいです(笑)」
 
「子どもが大きくなったらリビング学習をさせたいのですが、ワークスペースを学習スペースにすることもできるので造って良かったです」
 
ワークスペースの向かいはリビング。奥さまが仕事や作業をする時はリビングで行うそう。同じ空間にいながら、それぞれが仕事や自分の好きなことに集中できます。

アーチ型にくり抜いて空間全体を柔らかく

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

キッチンの横にはアーチ型にくり抜いたオープン収納を造りました。奥さまがモルタルの感じが好きということで、キッチンの開口部はグレーベースに。アーチ型でも壁がグレーなので、かわいすぎない印象に仕上がります。

キッチンの照明をシンプルなエジソンランプにしてこなれた印象に。ハード過ぎないインダストリアルミックスなスタイルが完成しました。

1部屋、贅沢なウォークインクローゼットに

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

リビング・ワークスペースは見せる収納、たくさんある洋服はウォークインクローゼットでまとめています。リノベーション前はクローゼット付きの部屋がありましたが、元々の部屋が広く持て余していたため、一部を縮めて収納を広げました。

ガラス引き戸にして開放感を確保

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

お子さまが毎日過ごす子ども部屋は、リビングに隣接しています。物件購入と設計の打ち合わせは奥さまの妊娠がわかる前だったので家族構成が定まらない中考えることに。そうして、出来あがったのはフレキシブルに使える間取りでした。
 
「妊娠前から始めたので、将来の暮らし方や家族構成の変化を意識して、LDKと子ども部屋2つ、私たちの寝室という間取りにしました。リノベーション事例でよく見たのが、LDと続く部屋は引き戸を取り払って、広いLDにするというもの。私たちもそれに憧れていましたが、子ども部屋は2部屋欲しかったので、開放感が出るようにリビングに隣接する子ども部屋はガラス戸にしました」
 
現在はこちらの子ども部屋にお二人の寝室、もう1部屋は物置き部屋として使っています。今後お子さまが増えた場合は、物を置いている部屋と寝室を子ども部屋にして、現在の子ども部屋をお二人の寝室にする予定。それを見越して、現子ども部屋は2枚布団を敷ける広さを確保しました。リノベーションでは後から部屋を追加できるよう下地を造るケースも多いですが、Mさんご夫婦のように将来を見据えた部屋数を確保すればフレキシブルに使うことができます。

イメージどおりのキッチンにリノベーション

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

もともと、壁で完全に囲まれていた独立型のキッチンは対面式のカウンターキッチンに変更。
 
「キッチンはかっこいい感じのものにしたくて、最初からステンレスを希望。スペックも妥協したくなくて、ショールームに何度も足を運んで選びました」
 
背面にある食器棚の背板は有効ボード。フックを付ければ細々したものを収納できます。

リノベーションするなら、無垢材フローリング

vol.33【リノベ|インタビュー】リビングとゆるくつながる「ガラス戸&腰壁空間」で子育ても自分も楽しむ家づくり

せっかくリノベーションをするならと思い、1部屋を除いて無垢材フローリングに変更しました。

リノベーションでは、無垢材フローリングは安定の人気があります。夏はベタベタしない、冬にひやっとしないなど、裸足で歩くと気持ちよく、どんなテイストにも合わせやすいのが魅力です。

リノベーションで困ったことは?

マンションの場合、リノベーションで注意すべき箇所が水回りの配管やダクト、電気配線。Mさんご夫婦も悩まれたそうです。
 
「カウンターキッチンにするため壁を取るので、インターホンを反対側の壁に設置しました。いざ工事が始まると、配線が足りなくて移動できない可能性があると言われましたが、ぎりぎりまで伸ばしてなんとか移動することができました。」

「私が困ったのはキッチン選び。メーカーのショールームでは案内だけでその場で定価しか分からず、予算感が掴めなくてどれくらいかけられるのか見当がつかなくて困りました。スペックだけ決めて、後から予算オーバーとわかってからスペックを下げることはしたくなかったので、その次の見学ではBeatHOUSEのデザイナーさんにも一緒に来ていただきました。予算感を確認しながら抑えるところは抑えて、納得できるものを選べて良かったです」

これから中古物件+リノベーションをしたい方へメッセージ

最後に、お二人から中古物件+リノベーションを検討している方にメッセージをいただきました。
 
「会社から多少離れたエリアで買って良かったと思うのは経済面。都内はもちろん便利だけど、会社の家賃補助があっても手出しで10万円を超えていました。賃貸でそれくらいかかるなら、持ち家の方がいいと思ったのが購入に踏み切った理由でもあります。中古物件と聞くと最初は少し戸惑うこともあると思うのですが、リノベーションすれば新築と変わらないので不安に感じる必要はないかなと。新築ももちろんいいけど『ここがもう少しこうだったらな・・・』と思うこともあると思うんです。新築で自分たちの要望に変えようとすると高くなる。その点、リノベーションは最初から自分たちの要望通りにできるからいいと思いますね」
 
「夫婦が物件購入を検討し始めるタイミングって、子どもが生まれた後が多いと思うんです。私たちの場合はまだその前の段階でしたが、最初は無謀かと思ったけど結果的には良かったと思います。家は大きな買い物がゆえ『頭金を貯めてからにしよう』と考えているうちに買うタイミングを逃したとか、子育て最中は引っ越しが難しいという声を周りからも聞いていたので、子どもが生まれる前に買って良かったです。買ってからの方が子どもの保育園や小学校など、これからのことをプランニングしやすいのもメリットじゃないかな。リノベーションはオシャレな家が多くてハードルが高そうと感じる方もいると思いますが、デザイナーさんが自分たちに合ったものをご提案してくれるので、そこは安心していいと思います」

まとめ

家族構成が変わるかもしれないという前提で、リノベーションをアレンジしたお二人。可変性が魅力のリノベーションでした。ワークスペースと子ども部屋とリビング、空間は分けつつそれぞれ絶妙なつながりを残したスタイルは、空間の広がりと個室感を実現するのに参考にしたいアイデアですね。
また、「エリアにこだわりはない」という方も増えています。そんな時の、物件の絞り込み方なども参考になるお話を伺うことができました。

こんな記事も読まれています

リノベーションご相談窓口

電話アイコン

0120-409-094

受付時間 平日10:00〜18:00
資料請求 & お問い合わせ 資料請求