お客様インタビュー
2019.01.22
ズバリ!リノベーションのメリット・デメリットを考える
リノベーションのメリットって何だろう?
リノベーションのデメリットって何だろう?
本当にリノベーションした方がいいのか?
それとも新築で家を買った方がいいのか?
いやマンションを購入した方がいいのか?
いやいや、賃貸でいいのか?
リノベーションについて扱うメディアだからといって、何でもかんでも「リノベーション万歳!」としてしまうのはおかしいものです。
本当にリノベーションを求める方々に100%満足いただけるリノベーションお届けする。それこそが使命であると考えます。
今回はリノベーションをする上でのメリット、そしてデメリットに関しても考えていきたいと思います。みなさんのこれからの未来の素敵な暮らしを考える上で、その選択の参考になれば幸いです。
■そもそもリノベーションとは?
リノベーションのメリットとデメリットについて考える前に、そもそもイノベーションとは何かということを改めて考えてみましょう。
よく「リノベーション」という言葉と、「リフォーム」という言葉を混同されている方が多くいらっしゃいます。 私自身も以前は混同していたので珍しい話ではありません。
「リノベーション」とは、建物を大規模に改修することを言います。 「リフォーム」は、古くなった家のある部分を新築時の状態に戻すことを言います。
英語で示すと非常に明快でして 、「リノベーション=Renovation=刷新」「リフォーム=Reform=改良」です。
実際は「リノベーション」の話をしているのに、「リフォーム」という言葉を間違って使用していることが多いのです。
ちなみに「リノベーション」は、建物のデザインを刷新するだけではなく耐震補強など骨格の補修・補強も含まれます。 外向きも内向き、全てを刷新することそれが「リノベーション」ということです。
ざっくりと「リノベーション」についての意味をまとめたところで、早速その「リノベーション」のメリットとデメリットを考えていきたいと思います 。
リノベーションのメリット
■メリット1:ほぼ思うように設計ができる
リノベーションのメリットの一つ目は、自分の思うように設計することができるという点です。自分の理想を叶えて自由に設計することができるので、オリジナルの家にすることができます。
既に造られている住宅やマンションの場合、どれも無難で同じような内装になっているケースも正直多いです。リノベーションは、「こだわりを持って自分でお気に入りの空間を作りたい!」と考えている方にうってつけなわけです。
もちろん新築と異なり、ある程度の骨格のベースというのはありますが、戸建てのリノベーションの場合は、基本的には骨格の部分のみ制約があるわけですので 新築より安価でほぼ制約なく好きなデザインにすることが可能です。
参考リンク
・意外と混同!リフォームとリノベーションの違い
https://renovefudosan.com/andreno/show/1552
・リノベーションする上で、できること・できないこと
https://renovefudosan.com/andreno/show/1556
・「建ぺい率」と「容積率」、これだけ読めば理解できる!
https://renovefudosan.com/andreno/show/1563
■メリットその2:物件を選ぶ幅が広がる
リノベーションを新生活のプランに入れることによって、物件を選ぶ幅が広がります。居住を希望している場所や条件を全て反映させると、うってつけの物件に出会える可能性は低くなります。
そんな時でも、リノベーションをすれば中古物件でも自分の理想とする家にすることができます。
新築と比較して費用を抑えることができるため、より一層選択肢が広がり、住みたい地域や周囲の環境などといった自分の求めている条件に合ったものを見つけやすくなります。
中古物件の購入時に、設備や内装、間取りなどがあまり気に入らなかったという場合でも、後から自分の好きなように変更することが可能です。
そのため細かいことに配慮する必要がなく、立地や地域といった大まかな条件を満たす物件を選び、予算がクリアすれば問題なくリノベーションで理想の生活を手に入れることができるのです。
リノベーションのデメリット
続いて、リノベーションのデメリットをしっかりと考えていきたいと思います。
■デメリット1:耐久性の不安
リノベーションのデメリットの一つ目は、新築に比べて耐久性が劣ってしまう場合があるという点です。
中古で家を買おうと考えている際は、築年数をしっかり確認しておくことが重要です。
建築基準法が改正されることで基準が変わったり、耐震性が現在定められている法律に記されている条件を満たしていない物件もこの世には存在しています。
現在の耐震基準に合格するために工事をするとなると、リノベーションの他に耐震改修にかかる料金も必要となります。
もちろん、リノベーションによって耐震補強は可能ですが、あまりに脆い場合は費用が膨大になってしまう恐れがあるので注意が必要です。
1981年の6月に耐震についての基準が大幅に見直されました。そのため1981年の6月以前に建てられた建物は基準を満たしていない場合もあるので注意が必要です。
■デメリット2:住むまでに時間がかかる
中古の戸建てやマンションを新たに購入してリノベーションする方に限りですが、家に住むまでに時間を要します。
リノベーションをせずに、出来上がっている戸建てやマンションに入居する場合、購入後すぐに引き渡しをされることが多いです。しかし、リノベーションをする場合は、建物の検査や設計などをする必要があるのでその分多くの時間を必要とします。
強いこだわりを持って行いたいという時は、入念に打ち合わせを実施するので、より多くの時間がかかります。
もちろん、時間がかかることで理想を手にすることもできるので、メリットとデメリットは相反する交換条件のような関係にあるとも言えるでしょう。
まとめ
リノベーションには、それぞれメリットとデメリットが存在するので、それらのことを把握して総合的に判断した上で選択するのが良いでしょう。
リノベーションをすることで自分の理想を新築物件よりも安価に実現することが可能です。ただ新築物件のみを見て理想を追い求めるよりも選択肢やチャンスも広がります。
一方で古い中古物件を購入する際は、耐震性に不安があり補強コストがかさんでしまったり、入居までに時間がかかってしまったりというデメリットが存在をしています。
また大きなこだわりを持っていない方の場合は、オリジナリティあるプランを作ることそのものがストレスになってしまうこともあるでしょう。
つまり、リノベーションのメリット・デメリットというのは、好みや理想とする生活スタイルなど人それぞれの「向き・不向き」ということになるわけです 。
みなさん自身が何が理想か、もしくは何か理想でないか。未来のみなさん自身の素敵な生活を思い描きながらご家族で正しいと思う選択をされると良いでしょう