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お客様インタビュー

2022.04.01

vol.79【リノベ|インタビュー】広さと利便性を両立、ライフスタイルのフィット感を重視した2LDK→1LDKリノベ

vol.79【リノベ|インタビュー】広さと利便性を両立、ライフスタイルのフィット感を重視した2LDK→1LDKリノベ

今回ご紹介するYさんご夫婦邸は2LDKから1LDKにリノベーション。自分たちのライフスタイルに合う間取りを考えていきました。広さを最大限に確保しながら収納力も抜群な住まいになった事例です。物件探しからリノベーションでこだわった点について伺いました。
 
■リノベ費用:約1,100万円(購入当時:築23年)
■二人暮らし|60.11m2|2LDK→1LDK

1.お家探しのきっかけ| 暇な時間に行ったセミナーからのご縁

物件購入の経緯を教えてください。
 
「コロナ禍のお盆が暇すぎて(笑)、セミナーに行くことにしました。前々からいずれは家を買おうと考えていたけど具体的には決まっていなかったので、まずは話を聞くことにしました」
 
最初からリノベーションでご検討していましたか?
 
「戸建て希望でしたが、結婚してすぐに住んだ賃貸がリノベ済み物件で、そこがすごく良かったのでリノベも視野に入れるようになりました。戸建てを買うなら地方で、都心に住むなら中古物件をリノベする。その二択で探し始めました」
 
リノベ不動産以外の会社も見ましたか?
 
「見ていないです。というのも、セミナー後の営業の方が僕の中学校サッカー部の後輩で(笑)。卒業して以来初めての再会でしたが、これも縁だと思って即決しました」
 
すごい偶然ですね! 物件探しの時点で「こんな暮らしがしたい!」など、理想のライフスタイルやイメージはありましたか?
 
「調べていくうちにわかったのは、デザインは北欧風ではないなと。こうしたいってイメージよりも、これじゃないよねというイメージのほうが明確でした。そもそも、すぐに買うつもりではなかったから理想のイメージが漠然としていて。自分たちの好みを消去法で固めていった感じです。間取りに関しては長く過ごすリビングを広く取りたいと考えていました」
 
物件選びの優先順位を教えてください。
 
「猫を飼うつもりだったのでペット可物件なのはマストでした。立地で求めたのは駅近で都心へのアクセスが良好であること。あとは、お互いの実家から近いことです。僕が転勤族なので、将来貸したり売ったりする時を考えて大きすぎず小さすぎない広さの所を探していました。築年数は耐震性を考慮しつつあまり新しすぎない物件を見ていました。築5年とかだとリノベーションするのはもったないなと」
 
<ペット可物件について>
 
ペット可物件は一般的な物件と比べると母数が少なく、築年数が古いとさらに数が絞られる傾向にあります。そういった場合には、エリアを広げたり、中古でもリフォーム・リノベ済物件を視野に入れたりするなど物件に求める条件を緩めると、見つかる可能性が高くなります。
また、探す際には必ずマンション規約を確認しましょう。WEBで「ペット可」と書いてあっても規約を読むと禁止している場合や、ペットの種類が限定されている場合も少なくありません。WEBの情報をそのまま受け取らず、必ず規約を確認するようにしてくださいね。
 
何件ご覧になって、こちらの物件に決めましたか?
 
「見たのはここを入れて3件。ここがダントツに良くて即決でした。条件はもちろん、商店街の雰囲気が都心なのに都心っぽくなくて二人とも気に入りました」

2.お家の中の、"好きな場所3つ"

家づくりでは消去法で理想のイメージを固めていったお二人。好きな場所はどれもお二人の必要なものを詰め込んだ無駄のない空間です。どのようにして理想の形を叶えたのかを見ていきましょう。

BEST1【リビングダイニング】

vol.79【リノベ|インタビュー】広さと利便性を両立、ライフスタイルのフィット感を重視した2LDK→1LDKリノベ

「以前の賃貸では二人とも晩酌しながら過ごすから、リビングにいることがほとんどでした(笑)。なので新居でも、他の部屋よりもリビングを充実させようと決めました。くつろげて食事もできて、晩酌も楽しめる。さらに仕事もしやすい空間を希望。全部詰め込んだ結果、今の形になりました」

BEST2【キッチン】

vol.79【リノベ|インタビュー】広さと利便性を両立、ライフスタイルのフィット感を重視した2LDK→1LDKリノベ

「当初はアイランドキッチンを検討していたのですが、油はねを考えると高さを上げたり仕切りをつけないといけなくて。それなら、キッチンを壁付にして作業台兼カウンターを作ろうと変えました。キッチンとの距離感が絶妙で使いやすいです」

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このカウンターは造作ですか?
 
「そうです。内側の収納はデザイナーさんからの提案です。家電が入るようコンセントを通せるようにしてくれたり、ゴミ箱スペースも作ってくれたり。サイズはあらかじめ何を置くのかを伝えて、それに合わせて考えてもらいました」
 
キッチン周りも笠木や固定棚があって物が置けるんですね。ディスプレイのようでおしゃれですね。
 
「すごい使いやすいです。当初はパントリーを希望していたのですが、スペースが確保できなくて断念。けれど、すぐに手に届く場所に物を置けるし造作カウンターにも収まっているからパントリーがなくても十分カバーできています」

BEST3【洗面室】

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「洗面室は浴室と位置を変えて広げてもらいました。リノベーション前は狭かったので、ゆとりある広さになって大満足。キッチンのすぐ隣にあるのも何かと便利です」
 
白とグレーを基調にした洗面室に木製の洗面台を置くことでナチュラルな雰囲気を演出しています。素朴な洗面台を際立たせているのが白タイル。光沢あるタイルによって洗面台の存在感が強まっています。なるべく色を使わずにメリハリをつけたい場合には、同じ色味の違う素材を部分的に取り入れると空間全体が垢抜けますよ。

間取り

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間取り左:Before | 右:After

大きく変わったのはLDKです。サービスルームと洋室をなくしてリビングダイニングを広げ、キッチンはサービスルームがあった場所に移動しました。壁付キッチンですが、リビングダイニングとつながりを持てるようにカウンターを設置。洗面室は浴室と位置を変えて広さを確保し、トイレも以前と比べてゆとりが生まれました。
 
お気に入り3つ以外の場所も見ていきましょう。
 

3.お部屋ツアーその1|すっきりした玄関

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「トイレの位置を変えたり浴槽を通常よりもワンサイズ大きいものにしたので、廊下は縮める必要がありました。だいぶ短くなったけど正面に収納を作れたし、横にはコートハンガーを置けるスペースがあるので使い勝手はいいです」

お部屋ツアーその2|シックに生まれ変わったトイレ

vol.79【リノベ|インタビュー】広さと利便性を両立、ライフスタイルのフィット感を重視した2LDK→1LDKリノベ

「トイレも洗面室と同様にリビングのテイストを引き継ぎました。このグレーはデザイナーさんに提案してもらった色です。他の場所よりも濃いグレーにして落ち着いた印象にしました」
 
さっぱりしがちなトイレをおしゃれにしたいならアクセントカラーを取り入れるのが◯。一面に取り入れるだけで印象を大きく変えられます。こちらのトイレも濃いめのグレーを加えたことでシックな空間になりました。
 
近年トイレや洗面室をリビングダイニングとは違ったテイストに変える事例が増えています。思いきった色使いで他とは違う表情にできる、遊びがいある空間です。

4. 間取りでこだわったこと

お部屋は寝室とサービスルームの2つですが、それぞれに対するこだわりなどはありますか?
 
「寝室は寝るだけなので、ベッドを置けてクローゼットがあればいいかと。サービスルームはその時々に応じて使える部屋として作りました。将来子どもが生まれたら子ども部屋にできますし。現時点では保管部屋として活用しています」

5.収納で工夫したところ

vol.79【リノベ|インタビュー】広さと利便性を両立、ライフスタイルのフィット感を重視した2LDK→1LDKリノベ

Yさんご夫婦邸の特徴は、スペースを無駄なく活用していることです。それぞれのこだわりポイントは下記のとおりです。
 
(1)キッチン
作業台兼カウンターは内側を家電やゴミ箱の置ける収納に、シンク周りは物を置けるように笠木、固定棚を設置。
 
(2)リビング
キッチンの隣に収納を設置したことで、パントリーのように使うことも可能です。
 
(3)玄関周り
真正面に収納を作り、玄関の横にはコートハンガーを置けるスペースを確保。

6.コスト・スケジュールの決め方

「スケジュールは急いでなかったので『絶対にここまでに完成させる!』というこだわりはなかったです。
 
コストでは棚を減らしました。サイズの問題もありますが、食洗機などどうしても譲れない希望を叶えるために、棚を減らして調整しました」


 

7.内装・インテリアのアイディア

vol.79【リノベ|インタビュー】広さと利便性を両立、ライフスタイルのフィット感を重視した2LDK→1LDKリノベ

内装やインテリアのコツや参考にしたものを教えてください。
 
「全体的に色を絞って統一し、柄は入れないようにしました。床の色をベースに他の木材もなじむように合わせた感じです。作業台兼カウンター、洗面台などは木目の味わいがあるものにしました。寝室との壁はパッケージプランの中にあるもの。少し面積を広げたからプラスに費用はかかったけど、アクセントになっていて気に入っています」
 
リビングに置いているキャンプ用の椅子や木のテーブルがおしゃれですよね。
 
「リビング用に買う予定だったけど、結局これが定着しちゃって(笑)。最初はあれもこれもと考えていましたけど、いざ住み始めると変わったことも多いですね」
 
木をふんだんに使った空間なら、キャンプ用品も立派なインテリアに。自宅にいながら自然の中にいるようなリラックス感を味わえるリビングになっていますね。
 
 

8.家づくりを振り返っての反省点

「特にこれというのないですけど、当時はもう少し考える時間が欲しいと思っていました。家づくりのスケジュールって結婚式の打ち合わせみたいに早くて、2週間後にはこれ、さらに2週間後にはこれって感じで決めていくじゃないですか。僕達の場合は3回で全部を決めるタイトなスケジュールだったから、考えているけど考えきれていないこともありました。大丈夫かなと思ったけど、いざ住んでみたら後悔なし。当時気になっていたことも気にならないですね」

まとめ

vol.79【リノベ|インタビュー】広さと利便性を両立、ライフスタイルのフィット感を重視した2LDK→1LDKリノベ

今回のポイントを見ていきましょう。
 
1、ペット可物件を探す時は事前確認を
 
ペット可物件は母数が少ないことに加えて、築年数が古くなるほどに数が少なくなる傾向があります。そのため、条件緩和やエリアを広げるなどして視野を広げる意識をしてみるのが○。また、WEBの情報は最初から鵜呑みにはせずに必ずマンション規約を確認してみてください。
 
2、リセールバリューを考えた物件探し
 
転勤族の方や先々の売却を考えている場合には、立地や占有面積、築年数などが条件になりますが、全てが揃っている物件はなかなかないもの。
一つひとつにこだわりすぎずに全体のバランスを見るのが大切です。自分で判断しきれない時は、プロのアドバイスをもとに探していくと時間も手間も省けます。
 
3、シーンに応じて使い分けられるリビングダイニング
 
リビングダイニングは広さを取って、お二人のライフスタイルで必要な要素を凝縮した空間にしました。一つの空間でくつろげるスペースと食事兼テレワークができるスペースを緩やかにゾーニングしているのが、作業台兼カウンターです。これがあることで、一続きの空間でもシーンに応じたスペースに分けることができました。
 
4、作業台兼カウンターを取り入れて作業効率&収納力UP!
 
作業台兼カウンターは家電やゴミ箱をしまえるように内側を収納にしました。これができたのは造作だから。あらかじめ何を置くか決めておけば、置く物のサイズに合わせて設計できます。家事効率を上げたいなら、家と合わせて造作家具を作るのもおすすめです。
また、壁付キッチンでもこのようなカウンターを置けば、アイランドキッチンや対面キッチンのようにリビングにいる家族とコミュニケーションをとれ、壁で仕切らないので空間全体がゆとりある広さに見えます。
 
5、パントリーなしでも十分な収納を叶えるアイデア
 
キッチンの壁には笠木をつけて物を置けるスペースを確保し、壁には固定棚を設置。さらに、続くリビングに収納を設けました。キッチンにパントリーが作れない場合でも、ちょっとしたスペースを有効活用すれば十分な収納が確保できます。
 
6、水回りをおしゃれにするテクニック
 
水回りはリビングの内装をそのまま引き継いでいますが、タイルとアクセントカラーがこなれ感を演出しています。部分的に取り入れるだけで、全体の印象が格段に良くなります。
 
7、現在と未来を見据えた間取り
 
長い時間を過ごすリビングダイニングを中心に考えた間取りは、寝室とサービスルームからなる1LDK。寝室は必要な分だけ確保し、将来家族が増えた場合でも使えるようにサービスルームにしています。サービスルームはその時々に合わせて使えるちょうどいい広さです。もし広げたいなら、リビングダイニングに広げることも可能。現在も無駄なく使えて将来も変えられる間取りです。
 
 
以上の7つのポイントで、ライフスタイルに合う快適な家づくりができました。ゆったり過ごしながら無駄なく使える住まいには、取り入れたいアイデアが満載でしたね。ぜひ参考にしてみてください。
 

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