リノベのハウツー
2020.07.05
不動産屋に入りづらい人のための、3つのステップ
しかし、さまざまな生きた情報を仕入れられる不動産屋。行ってみたいという気持ちはどうしたら良いのでしょうか。
そこで今回は、住宅購入に興味はあるものの、不動産屋に入りづらい人向けの「不動産屋に入る3つのステップ」をご紹介します。
目次
【ハードル低】オープンルーム(現地見学会)
いきなり不動産屋に行くのは怖いという方にオススメなのがオープンルーム(現地見学会)です。オープンルームとは戸建てや中古マンションなどの物件を解放して自由に見学できること。リノベーション済物件のオープンルームもあるので、リノベーションに興味がある人は実際行ってみるとリノベーションの感じがわかります。
オープンルームのメリットは直接不動産屋に行く必要がなく、実際に物件を見て部屋の様子を確認できることです。まだ具体的な検討段階ではなくても、自分の中での好き・嫌いが見えたり、新しい発見があるなど、物件に求める条件に気づくことができます。
検討しているエリアの物件であれば、その地域の特性や周辺情報を知ることができるのも良い点です。一度で物件確認と、エリア情報がわかるので効率も良くオススメです。
【ハードル中】セミナー編
セミナー参加のメリット
・テーマが決まっている点で、トーク内容が絞られる。自分が求めている情報にリーチしやすい
・現場のプロの話からは、知って良かったと思えるような情報が多い
セミナー参加の不安がある場合
それでも、「あれやこれやと聞かれるかもしれない」という不安がある方は、申込時や当日でも先にNG事項を伝えるようにすると安心です。
優秀なセミナー担当者は、「お客様に無理してもらっても良いものにたどり着けない」と言います。NG事項を伝えることで、お互いにストレスなくセミナー時間を過ごすことができます。
興味があるセミナーを見つけたらアクセスしてみましょう。今は、オンラインでのセミナーも充実しているところも多くあります。
セミナーにはどんなものがあるのでしょうか。
●住宅ローンセミナー
>>こんな人にオススメ<<
・適切な物件価格がかわからない人
・漠然と貯金をしてきたが、物件購入に足りているのかわからない人
・どの住宅ローンを選べばよいのかわからない人
・金利や住宅制度について知りたい人
よく見かける住宅ローンセミナー。年収やお支払い希望条件などをもとに、個々にあった銀行を紹介してくれる仕組みです。事前審査も無料で行なえます。
参考:「知らないと損するリノベ住宅ローンセミナー」
●リノベーション丸わかりセミナー
>>こんな人にオススメ<<
・不動産購入・リノベーション初心者の方
・物件の選び方や、新築物件との違いを知りたい方
・リノベーションとリフォームの違いがわからない方
・リノベーションのメリットデメリットを聞きたい方
・中古リノベ事例を見ながらポイントや費用感の話を聞いてみたい方
リノベーションとリフォームの違いからリノベーション事例まで満遍なく教えてくれるセミナーです。リノベーションについて知りたい人、自分にあったのは何かを知りたい人にオススメです。
参考:「初心者でも安心!リノベーションまるわかりセミナー」
●リノベーション徹底解剖セミナー
>>こんな人にオススメ<<
・中古物件購入とリノベーションを検討されている方
・注意点や具体的な進め方について話を聞いてみたい方
・中古リノベ事例を見ながらできる事とできない事の知識を得たい方
中古物件+リノベーションについて知りたい人に向いているセミナーです。するにあたって注意点や進め方を知ることができます。
参考:「知っている人は得をするリノベーション徹底解剖セミナー」
【ハードル高】個別相談編
個別相談のメリット
・個々にあった情報を聞ける
・ヒアリングによって、自分でも気が付かなかった潜在ニーズがわかる
住みたいエリアや予算が決まっていたり、内覧したい物件が見つかったりした人は、個別相談でさらに詳細を知るといいでしょう。
自分に合った物件の探し方や住宅ローンの組み方、購入のタイミングなどを教えてくれます。不動産屋によってはファイナンシャルプランナーがいる場合もあり、ライフプランを含めたシミュレーションをしてくれます。
話だけ聞きたい人はこんなことに注意しよう!
まだ、これから検討しようという方は、何からスターとしたらよいかもわからず、話だけ聞きたいということもあるでしょう。そのよう状況で色々聞かれても…個人情報出したら後で大変なのでは…と、腰が引けてしまうものです。
大切なのは、先に「物件を購入するか、未定」ということを伝えておくことです。
どのフェーズにいて、何を求めているのかを伝えることで、お互いにズレがない時間を過ごすことができます。
営業はお客さま一人ひとりに対してそれぞれ準備をしてきます。希望条件の物件を紹介したり、その人に合わせたスケジュールを作成したり、エリアの相場や特性を調べたりと、どんどん提案してくるので、事前に「話を聞くだけ、購入は未定」という意思を伝えることで過度な営業も防ぐことができます。
購入を検討していなかった人が購入を決めた理由を覗いてみる
物件購入した人の中には「最初は購入するつもりはなかった」というケースも多くあります。
それなのになぜ購入を決めたのか、その理由や経緯を知ることは参考になるでしょう。例えば賃貸派だったのになぜ物件購入したのか?などがわかると、自分の中に何か気づきも生まれるかもしれません。
参考記事:「vol.1【①物件探し編】私が、賃貸やめてリノベーションを選んだ理由/M邸インタビュー」
まとめ
まだ何も決まっていない状態、何を決めたらいいか分からない状態で、オープンルームなどの現地見学会やセミナーなどのイベントに参加するのは勇気がいることかもしれません。
しかし、参加すればいろいろな情報を得られるので、いざというときスムーズに物事を進められるようになります。住宅購入を失敗しないためにも、事前に知識を収集することはとても大切。
イベントに参加するのはハードルが高いと感じる方は、最初は資料請求から始めてみてもいいですね。無理なくできることから始められるものを選んでみてはいかがでしょうか。
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