リノベのハウツー
2019.05.30
「勾配」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集146
目次
■勾配
「勾配」とは、「傾き、傾斜」やその「度合い」を表す言葉です。リノベーション、リフォームにおいては「土地の傾きのほか、住宅の屋根や配管などの傾斜」も「勾配」と言い表します。
各辞書・辞典からの解説
「勾配」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「勾配」とは、1つ目の意味が「傾斜面の傾きの程度。また、斜面」、2つ目の意味が「斜面の傾きの程度。垂直距離対水平距離の比で表すとなっています。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「勾配」とは、1つ目の意味が「水平面に対する傾き。また、その度合」2つ目の意味が「その場に応じての判断のはやさ」3つ目の意味が「和船のひとつ。町屋形船のうちでもっとも小さいもの」、4つ目の意味が「数学で、直線の方向を示す数。直線がx軸となす角の正接をいう。傾き」となっています。
意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様で、3つ目の意味は事実上補足説明を成しています。
(3)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「勾配」とは、「水平面に対する傾き。傾斜(けいしゃ)の度合い」のことであると説明されています。「土地の傾きのほか、住宅の屋根や配管などの傾斜」も勾配といいます。
(1)〜(3)を合わせてみると、「勾配」とは「傾きや傾斜、その度合」のことであるとおわかり頂けたと思います。