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リノベのハウツー

2018.09.15

リノベーション、気を付けるべきは、、?

リノベーション、気を付けるべきは、、?

リノベーションの概要 -リノベーションとは?

リノベーション、気を付けるべきは、、?

ここ数年、「リノベーション」住宅が市場でもぐんぐんシェアを伸ばしています。
ですが、以前は「リフォーム」という言葉をよく聞いたけれど、「リノベーション」って何だろう?リフォームをおしゃれに言った言葉かな?と思う方もいらっしゃると思います。
 
「リフォーム」と「リノベーション」は似ているようで、大きく違うポイントがあります。
 
リフォーム…主に修繕や、修復、現状復旧を意味します。壁紙の張り替えやキッチンの交換など、古さの気になる部分を新しくするもの
 
リノベーション…「刷新」や「価値の創造」の意味合いを持ちます。古い空間をライフスタイルに沿うように設計をし直し、空間そのものの価値を高めるものを言います。間取りの変更や、躯体の補強等も伴うため工事の規模は大きくなります。
 
金額の大小ではなく、空間に対する捉え方でどう呼ぶかを使い分けられています。

話題のリノベーションの舞台裏。カッコいいデザインは、実は知恵と工夫の結晶

リノベーション、気を付けるべきは、、?

リノベーションでは、間取りを大きく変えたり、個性的なインテリアを実現できるイメージがありますよね。古いマンションや住宅でも、ショップやカフェのようなおしゃれな家に生まれ変わらせることもできるのが魅力です。
 
ですが、新築とは違いもともとの物件を利用して工事をするため、その物件の特徴に合わせて設計や施工をするのもとても大変な苦労が伴っています。
 
例えばマンションの場合は、共用部分と専有部分があり、リノベーションによって変更ができるのは専有部分のみという決まりがあります。もともとの間取りに対して配管や空調の経路が仕込まれていたり、梁がある場合勝手に位置を変更することはできません。
 
木造住宅の場合は、現在の建築基準法に沿う耐震基準を確保することや、老朽化に伴う躯体の補強なども必要になります。インテリアの見た目だけでなく、安心して住み続けられる住宅にすることもリノベーションでの「価値の創造」のひとつでもあります。
 
限られた面積、予算、条件の中でどう暮らしやすくワクワクする家ができるか、デザイナーや施工現場では頭を使いながら精一杯アイデアを出し合います。ただ間取りや内装のかっこよさだけでなく、その物件に最適なプランを追求しています。

ケース1 間仕切りの多いマンションの間取りを、対面式で広々としたLDKにしたい!

リノベーション、気を付けるべきは、、? リノベーション、気を付けるべきは、、?

中古マンションの物件では、部屋数を確保するための間取りや、フローリングと和室が隣にある間取りなど、柔軟性のない間取りが多く見られます。もっと広々としたLDKで家族がコミュニケーションを取れるスタイルを実現させたい場合もありますよね。
 
キッチンを壁付けから対面型にしたい...というものも、とてもよくいただく希望のひとつ。マンションで水回りの移動をしたい時に一番に検討するのは現在の設備配管の状況です。
マンションの構造や配管の状況をあらかじめ調べた上で、移動が可能かどうか、移動した場合にどういった工事が必要になるかを検討しなければいけません。
排水をきちんと確保するためには勾配をつける必要があります。場合によっては床を一段上げてその下に配管を納めたり、カウンターの一部に凹凸をつけなければいけない場合もあります。
 
しかし、ただその通りにするだけでは不自然な段差が生まれ、通路の邪魔になったり違和感が出てしまいます。それを、タイルや内装でデザイン的にカバーしたり、収納棚などと絡めたりとスマートに仕上がるように見せるのもリノベーションならではのデザイン力となります。
 

ケース2 マンションのコンクリートをあらわした、カッコいい内装にしたい!

リノベーション、気を付けるべきは、、?

デザインリノベーション物件などで、マンションならではのコンクリートが見えるインテリアも近年大人気。ラフで無骨な雰囲気はとても味わいがあり、リノベーションならではの趣が感じられます。
 
解体をしたままの内装は、「コストを抑えられ、安く済む」という説もあるようですが、実は物件によってはそうでない場合もあります。
綺麗でカッコよく下地のコンクリートが現れるのが理想ですが、解体をしてみると間仕切りのための外れにくい木下地や、斑点状の接着剤の跡などが現れることも。
その場合はコンクリートの表面を削って整えたり、外れない異素材のものをモルタルなど似た素材で違和感なく仕上げたりと、余分な手をかける必要があります。
 
またコンクリートむき出しの天井の場合は、電気の配線を隠す天井裏がありません。配線用のパイプやダクトレールを使いながら、新しい間取りに合わせて必要な場所に、なるべく余分なコストがかからないよう工夫をして電気設備の計画をする必要もあります。
 
「解体してそのまま」でカッコよくなるわけではなく、綺麗に仕上がるように意外と手間や知恵が加えられているのです。

まとめ

リノベーション、気を付けるべきは、、?

リノベーションでは、物件の持つ特徴により「したいこと」と「できること」が一致しない場合ももちろんあります。

そしていざ解体、施工を進めていくと計画通りにできない場合も、毎回のように起こります。

「できないこと」をどう工夫して満足できるプランを完成させるか、何か問題に当たった際にはどうすれば理想に近づけることができるかを考えるアイデアと柔軟性が欠かせません。
ひとつとして同じ家がないオリジナルリノベーションは、デザインから完成までに悩みや苦労が伴いますが、その分完成した時の感動も大きいものです。

だからこそ、自分の家に対する愛着もひとしお。自分だけの「世界に一つ」の住まいをリノベーションで作り上げてみませんか?

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