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2020.04.27

リフォーム費用を安くしたい!お得にできるコツとは?

リフォーム費用を安くしたい!お得にできるコツとは?

新築で購入した物件でも、数年も経てばちょっとした汚れやひび割れでも気になってしまい、リフォームを検討したくなることもあります。また、時代とともにデザイン的にも機能的にも優れた商品が登場すると、ワンランク上の商品に交換したくもなります。例えば、トイレ一つをとってみても、TOTOのネオレストシリーズやリクシルのサティスに見られる最新のタンクレス仕様や汚れない便器など、一昔前にはなかった機能が次々と登場して、興味をひかれますね。

せっかくリフォームするのであれば、ワンランク上を目指したいところですが、そこでやはり気になるのがリフォーム金額でしょう。リフォームを行って家中を常に最新にしたい、でもリフォーム金額は抑えたいと誰しも思うものです。そこで今回の記事では、できるだけ費用を抑えたリフォーム方法を紹介していきます。
 

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統計で見るリフォーム像

リフォーム費用を安くしたい!お得にできるコツとは?

では皆さん実際にどのようなリフォームが多いのでしょうか。リフォームに関する全体像は、国土交通省住宅局が毎年行っている「住宅市場動向調査報告書」から、おおよその動向を知ることができます。

令和元年度の同報告書によると、皆さんがリフォームを行う理由として最も多かったのが「住宅が傷んだり汚れたりしていた」からで、37.8%を占めています。次に多いのが「台所・浴室・給湯器などの設備が不十分だった」22.7%で、この2つの理由で過半数以上を占めています。住宅の傷みを改善したい・機能性を向上したいがリフォームの主な理由のようですね。

また、同報告書によるとリフォーム資金の平均額は178万円だそうで、そのうちの76.9%が自己資金なのようです。約137万円をあらかじめ自分で準備しているということなのでしょう。リフォームに関しては平均してローンの金額も少ないイメージです。平均金額178万円と言えば、ワンランク上のキッチンや浴室を狙えるレベルですね。

さらに、リフォームの内容については「模様替えなど」が圧倒的に多く82.9%を占め、続いて「改築」が75%となっています。リフォームの場合、改築や増築工事までには至らないことが多いようです。リフォームの具体的な内容では、「台所・便所・浴室等の設備を改善」が圧倒的に多いようで、やはり皆さん水回りの傷みや老朽化についてを気にする人が多いようですね。

(参考: 国土交通省 住宅市場動向調査報告書
 

簡単な内装はDIYリノベーションで!

リフォーム費用を安くしたい!お得にできるコツとは?

リフォーム資金平均額である180万円は、数年間頑張って貯金すれば貯められる金額かもしれませんが、やはり金額をなるべく抑えたリフォームを行いたいものです。そこで最近注目されているのがDIYによるセルフリフォームです。

DIYとは「Do it yourself」の略で「自分でできることは自分でしよう!」という意味ですが、リフォームでも一部DIYを行うことで、業者に委託するよりも安く仕上げることができます。特に塗装や床の重ね張りなどは、道具さえあれば初心者でも比較的簡単に取り組むことができます。少し難易度の高い左官技能のいる漆喰壁や珪藻土壁なども、左官技能に慣れれば施工自体は難しいものではないでしょう。

道具や材料に関しても、最近のホームセンターはDIYに関する品揃えが豊富で、一通りのものを揃えることができます。簡単なものであれば100円ショップでも購入できます。もちろん、すべてがDIYでできるものでなく、例えばガス・電気や水道工事は、電気工事士などの資格を持っていないと行えないことになっていますし、耐震性能に影響を与えるような解体工事はプロの業者にお願いするべきでしょう。それでも、簡単な壁塗りや床張りなど、自分でできる部分はDIYで行い、そこから浮いた予算分をワンランク上の商品の購入に使うことで、効率的なリフォームも行えます。
 

複数の相見積もりはリフォームの常識

リフォーム費用を安くしたい!お得にできるコツとは?

できるだけリフォームを安く行いたいのは、多くの人が望んでいることですが、できれば商品ランクは下げたくないものです。むしろ、リフォームによってデザイン性や機能性の向上を目指すことの方が多いと考えられます。この場合は、工事費を抑えるために、できるだけ安い工事費で請け負ってもらえる業者を選ぶことになります。

業者選びの際には、複数の業者から相見積もりを取ることは、もはやリフォーム代金を安くする定石と言えます。業者によっては得意・不得意分野がありますので、工事費用も変わってきます。もちろん、安ければいいのではなく信頼できる業者を選ぶことも大切ですが、複数の見積もりを取ることにより値段や技術力を総合的にも評価できます。

また、見積もりを取った際には、一つ一つの項目についても本当に必要かどうかじっくり検討してみるのも、リフォームを安くする秘訣です。必要のない項目はできるだけ排除することで、無駄のないリフォームを目指せるでしょう。
 

まとめ

日本のリフォーム資金は、国土交通省の統計によると平均178万円だそうです。リフォーム内容も、浴室やトイレなどの水回りのものが多いようです。DIYリフォームを活用してリフォーム工事費を抑え、その抑えた分でワンランク上の設備などを取り入れる等の計画を立てると、思い描くリフォームを目指すことができるでしょう。
 

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