お客様インタビュー
2019.06.03
トレンドの "グレー" 先取りリノベ ~タイル・壁・床~
洗練された印象を与える無彩色コーディネート。中でもグレーは、落ち着きがある色味でありながら、モダンにもナチュラルにもなる、実は変幻自在な色。初心者では難しいと思われがちですが、コツやバランスを抑えれば誰でもオシャレな空間をつくることができます。今回はリノベーションで先取りしたい、トレンドの「グレーインテリア」事例をご紹介します。
目次
グレーを使った全体事例〜異素材コラボ~
天井やキッチンにグレーを取り入れてスタイリッシュに仕上げた事例です。打ちっぱなしのコンクリート天井とステンレスキッチンはそのままでは無骨な印象ですが、白壁・木材フローリングを取り入れると硬い印象が緩和されます。
パッと目に入る天井など面積が大きいところにグレーを使った時は、壁や他の部分で柔らかさや明るさを出す色や素材を使うと、強い印象から脱出できます。
リンク:リノベ不動産|事例(間取り)
珍しいグレーのドアで、海外チックなリノベを実現
こちらは建具でグレーを取り入れた事例です。リノベーションなら、珍しいグレーの建具(ドア)も、採用できます。
ナチュラルカラーと無垢材フローリングをベースにした空間に、グレーのマットな質感が映えます。濃淡のあるグレーを使うことで、遊びゴコロを感じさせつつ、海外のインテリアのような洗練された印象に。
壁や天井などの広い面積にグレーを使うのはちょっと…という場合には、このようにポイント使いをすると良いですね。
リンク:リノベ不動産|事例(間取り)
キッチンには、”明るめグレー”で高級感をプラス
キッチンタイルにグレーを取り入れた事例です。大きめサイズの正方形を採用すると、ホテルのような高級感に繋がります。それでいて圧迫感がないのは明るめのグレーだから。
この部屋の顔となるキッチン化粧のヘリンボーン貼りを邪魔することなく、LDの中に溶け込んだインテリアになっています。
このようにさりげないアクセントとしてグレーを取り込めば失敗もしません。壁に合わせて床もグレー、ステンレスキッチンにしてまとまった印象を与えています。
リンク:リノベ不動産|事例
【キッチン1】グレーベースでも重くならない色使い
「グレーベース=重くなる」と思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、合わせる色で明るい空間になります。こちらはグレーベースで、クラシカルな雰囲気漂うキッチン。採光できる空間なら、グレーでまとめても重苦しくなりません。
ウォールナットカラーとグレーのみでは重すぎてしまうところ、天井と壁に白を取り入れて明るさと軽やかさを出しています。
【キッチン2】ステンレスグレーを活かしてスタイリッシュに
ステンレスのグレーは無機質な印象が強いですが、時に明るさを取り入れるエッセンスに。
こちらはモダンスタイリッシュなキッチンに仕上げています。ベースカラーでグレーとウォールナットカラーを使用し、同じくらいの割合で床・壁・天井を占めています。
ステンレスで光沢感があるので、グレーといってもシルバーに近く、暗くなりません。アクセントカラーの黒が、全体をググッと引き締めています
【トイレ】グレーモノトーン
モノトーンの王道と言えばブラック×ホワイトですが、こちらはグレー×ホワイトのモノトーン。ブラックに比べてコントラストが柔らかくなります。
グレーベースで統一されつつ、木や壁紙、照明など素材の異なるものをバランスよく取り入れているのがポイント
【書斎】心地よいグレー空間は“引き算テク”
書斎の必須事項は、落ち着いて心地よくいられる空間であることという方におススメな、無彩色コーディネート。暗すぎず、明るすぎないグレー使いがポイント。
造作部分と天井・床にウォールナットカラーの木材を取り入れて全体に柔らかさを取り入れ、シェルフをオープンにすることで抜け感を演出できます。
グレーコーディネートは軽やかさを出す引き算でグッとオシャレ度が上がります。
【壁紙】ニュアンスグレーでアートなインテリアに
壁紙は、塗装や建具の交換などに比べて、比較的手を入れやすいアイテムです。しかも広い面積を施工するのでイメージをガラリと変えることができます。
モノトーンのインテリアに、ニュアンスあるグレーを使うと色の強弱が中和されてしっくり馴染み、都会的な印象に。
塗り壁はハードルが高くても、壁紙であればトライしやすくおススメです。
【床】床が主役のこなれグレーコーデ
グレーの床をベースにコーディネートしています。壁には、ほぼ白の灰白色と、ベッドコーナーには濃いグレーを採用していいます。
空間のアクセントになっているアームチェアは床と同じグレーで揃えています。アームチェア側は床と反対の明るい色にして優しいコントラストを、寝室側は床以上に濃いグレーを取り入れて大人のコントラストを生み出しています。
床をベースにさまざまなグレーを取り入れて、シンプルだけどこなれた空間に仕上げました。
【タイル①】洗面床〜タイルで遊ぶ洗面室~
毎日使う洗面所。だからこそ使う度に気分が上がるような空間にしたいですよね。そんな方にはタイル床がオススメ。
それほど装飾を施さない場所だからこそ、床で遊んでみては? 一枚ずつ微妙にニュアンスが違うヘリンボーン調のタイルは、高級な雰囲気を醸し出しています。
薄いグレーは白との相性も抜群。優しい色合いがさり気ないオシャレを演出しています。
【タイル②】浴室〜トーンを合わせてシンプルモダンなバスルーム~
グレー×白×ウォールナットカラーでコーディネートした浴室です。グレーもウォールナットもトーンが明るいので、色同士が喧嘩せずにまとまっています。
壁はライトグレーのタイル壁とビンテージの浴室白レンガ。タイル壁は目地で白を取り入れているので、白レンガとも溶け込んでいます。
異素材でもそれぞれが浮かないのは、色のトーンを揃えているからです。
タイル③浴室〜グレー×ブラックのモノトーン~
こちらはモノトーンでまとめ上げた浴室です。グレーをベースに、シャワー水栓やレバー水洗はブラックに。タイル壁はグレーと黒のミックスと、落ち着いたモノトーンでまとめています。
スタイリッシュな印象を叶えているのは部分的に取り入れているタイル。グレーベースでも、デザイン性がある同色のタイルを取り入れればスタイリッシュに早変わりします。