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2020.11.21

電球ソケットの種類によって使える電球は決まる〜ミスなく電球を選ぶ方法

電球ソケットの種類によって使える電球は決まる〜ミスなく電球を選ぶ方法


照明を選ぶ際、照明機器にはこだわるものの電球のことはあまりよくわからないという人が多いかもしれません。お店に行っても電球の種類は多岐に渡り、イマイチ理解できないままなんとなく選んでしまうということもありますよね。しかし、実は電球を取り付けるソケットによって、電球サイズの種類が異なってくるのです。これを理解せずに電球を購入すると、家のソケットに上手くはまらずに買い直さなければならない、なんてことも。

本記事では、電球ソケットのサイズによって決まる電球サイズの種類を解説していきます。電球選びに失敗しないためにも、この記事を読んで正しい知識を身につけましょう。
 

ソケットってどんなもの?

電球ソケットの種類によって使える電球は決まる〜ミスなく電球を選ぶ方法


電球はもちろん単体で光るわけではなく、照明や天井に取り付けられたソケットに差し込むことで始めて部屋を照らしてくれます。そこで、まずソケットとはどのような役割を持つパーツなのかご紹介していきます。

子どものころ、理科の授業で電池と電球を回路で繋いで光らせる、という実験をした記憶がありますよね。その時、回路のついたソケットに電球をしっかりと取り付けることにより、電球が光っていたかと思います。反対に取り付け方が甘いと、回路は合っているのに明かりは点きません。

家の照明も原理は一緒。ソケットには2つの電極が取り付けられており、電球を奥まで差し込むことで電球の回路と家の電気回路が接続する仕組みになっています。よって、理科の実験と同じように、電球が上手く奥まで入っていないと電気は点きません。
 

ソケットと口金の関係

電球ソケットの種類によって使える電球は決まる〜ミスなく電球を選ぶ方法


ソケットに電球を取り付ける際、電球側の差込部分となるのが「口金(くちがね)」と呼ばれるパーツです。電球の口金がソケットに上手くはまると電気回路が完成して照明が点灯します。次に、ソケットと口金にまつわるお話をご紹介していきましょう。


ソケットとプラグの違い
電気回路を繋ぐ役割を持つパーツとしては、ソケットの他にプラグと呼ばれるものもあります。日常でよく見かけるのは、コンセントに差し込むプラグですよね。ソケットとプラグは同じ役割を果たしているわけですが、構造の違いによって呼び分けられています。

プラグはコンセントをイメージすれば分かる通り、差し込むことによって回路が完成する仕組み。これを雄型端子と言います。一方のソケットは、口金を差し込むことによって回路が完成する雌型端子になっています。

家庭用照明では電球の他に蛍光灯も広く使われていますが、蛍光灯は電球と取り付け方が違いますよね。蛍光灯の場合、端についたプラグを差し込むことによって点灯します。同じ照明でも、電球は雌型のソケット、蛍光灯は雄型のプラグという異なる仕組みを使っているというわけなのです。


口金のルーツはエジソンにあり!
そんなソケットと組み合わせて使う電球の口金。一般家庭で使われる電球のほとんどが、ネジのように回して取り付けるタイプの口金になっています。これは「ねじ込み型」と呼ばれるもので、別名「エジソンスクリュー」とも呼ばれています。

なぜそのような名前がついているかというと、トーマス・エジソンが商用化に成功したと言われる白熱電球の口金がルーツになっているからなのです。次にご紹介する口金のサイズは「E〇〇(数字)」という単位で表されるのですが、Eはエジソン(Edison)の頭文字。こんなところに偉大な発明家の影響が残っているのですね。
 

主に3種類ある口金サイズ

電球ソケットの種類によって使える電球は決まる〜ミスなく電球を選ぶ方法


照明を点灯させるためには、家のソケットに合った口金サイズの電球を取り付ける必要があります。口金サイズは、エジソンの頭文字を取った「E〇〇」という単位で表されるというお話をしました。口金サイズは口金の直径によって決まり、直径が26mmのものを「E26」、17mmのものを「E17」といった具合に表します。

それでは、実際にどのサイズを選べばいいのでしょうか。日本では、主に3種類の口金サイズが使われています。

最も一般的な「E26」サイズ
水回りや玄関・廊下など、備え付け照明として使われるソケット・電球のほとんどがE26サイズ。一般照明型とも呼ばれ、電気屋の店頭に置かれている電球の大半はE26です。どうしてもサイズがわからない場合には、ひとまずE26を選んでおけば問題ないと言えるでしょう。

シャンデリアやダウンライトには「E17」サイズ
E26よりも一回り小さいE17サイズが使われている家庭もあります。主にシャンデリアやダウンライトに使われることが多く、こだわり照明を取り付ける場合にお世話になるかもしれません。E26に次いでメジャーな口金サイズと言えます。

家庭ではあまり使われない「E11」サイズ
豆電球はE10サイズ相当のものが多いということからも、小型であることがわかるE11サイズ。一般家庭で使われることは少なく、主に店舗のスポットライトやスタジオなどで用いられるハロゲンランプの口金として採用されています。


以上を踏まえると、家の電球を取り替える際はまずE26のものを選ぶといいでしょう。ただし、ダウンライトやシャンデリアといったこだわり照明の電球を取り替えるのであれば、E17サイズも含めて確認するのが無難。また、ヨーロッパではE14サイズも広く使われているので、輸入照明の電球を取り替える際には要注意です。
 

まとめ

備え付け照明の場合、電球ソケットを取り替えるというのはなかなか難しいもの。そうなると、ソケットに合う種類の電球を選ぶ必要があります。電球を取り替える際には、ソケットと口金のサイズが合っているのか事前に確認しておくようにしましょう。この記事を参考に知識を身につけ、照明にもこだわった住まいを目指してみてはいかがでしょうか。
 

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