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リノベのハウツー

2019.10.29

繰り上げ返済のメリットとは

繰り上げ返済のメリットとは

住宅ローンについて知る

今回は繰り上げ返済について解説していきます。
具体的には、下記のことに触れていきます。
 
●そもそも繰り上げ返済とは
●どんなメリットがあるのか
●効果をシュミレーションする方法
 
「できるだけ利息の負担を減らしたい」という方はぜひご覧ください。

繰り上げ返済には2種類ある

繰り上げ返済とは
繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別に、借入額の一部もしくは全額を返済することです。通常の返済では、返済額に利息分も含まれていますが、繰り上げ返済の場合は返済分が全て元金の返済に充てられます。それにより、支払う利息を少なくすることができます。繰り上げ返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類があります。違いをみていきましょう。
 
期間短縮型
「期間短縮型」で繰り上げ返済をした場合は、毎月の返済額等は変わりませんが、返済期間が短くなります。よって、短縮された期間に支払う予定だった利息が軽減されます。同じ時期に同じ金額を繰り上げ返済した場合、利息軽減効果は「返済額軽減型」よりも大きくなります。
 
返済額軽減型
「返済額軽減型」は、返済期間は変わらずに、毎月の返済額を少なくするものです。同額の繰り上げ返済をしたときの利息軽減効果は「期間短縮型」の方が大きくなります。

繰り上げ返済のメリットは金利の負担が減ること

繰り上げ返済のメリットとは

繰り上げ時期が早いほどメリットは大きい
繰上げ返済は借り入れからの時間が早いタイミングで実行すればするほど、そのメリットが大きくなります。例えば、100万円を繰上げ返済する場合、借入から3年後の場合と5年後の場合とでは、3年後の方がメリットが大きくなります。
 
金利が高いほどメリットは大きい
金利が高ければ高いほどメリットが大きくなります。諸費用ローンを組んだ場合、住宅ローンよりも金利が高いのが一般的。その場合、住宅ローンよりも金利が高い諸費用ローンから返していくのが鉄則です。
 
残高が大きいほどメリットは大きい
残高が多いほどメリットが大きくなります。逆にいえば、残高が少ないとメリットは小さくなります。繰り上げ時期が早ければ早いほど残高も多いため、なるべく早い時期に残高が多く残っている状態での繰り上げ返済がお得です。
 
とはいえ、住宅ローンを支払い始めたばかりの頃は、手元資金に余裕がないこともあるので、生活費とのバランスを考えて、無理のない範囲で繰り上げ返済をしていきましょう。

繰り上げ返済をシミュレーションサイトで試算してみる

繰り上げ返済のメリットとは

シュミレーションサイトを使ってみる
繰り上げ返済でどれくらい効果があるのか、自分自身で確かめる方法があります。現在インターネット上には多数のシュミレーションサイトがあり、それを利用しない手はありません。基本的な用語さえ抑えておけば、誰もが手軽に使えるものです。
 
今回は日本住宅ローンのシュミレーションサイトを使って解説していきます。
 
①借入額
物件とリノベーション工事を合わせた借入希望額を入力します。
 
②ボーナス払い
ここでは「しない」を選択します。ボーナス払いを最初からあてにすると返済が困難になるケースもありますので、注意が必要です。
 
③返済年数
基本的には「35年」で入力。短く返したい場合は、ご希望に応じて変更してください。
 
④返済方式
毎月の返済額を一定に抑える「元利均等法」が一般的なので、「元利均等法」を選びます。
 
⑤金利
変動金利であれば0.7%前後、固定金利であれば、1.2%前後が目安です。どちらか選び、入力します。
 
⑥手数料
オンラインで繰り上げ返済を行った場合、無料になるケースが多いので、「0」としましょう。
 
3000万円を金利1.2%で借入し、返済開始3年後に後300万円を繰り上げ返済した場合、どれくらいのメリットがあるのか、実際にシュミレーションサイトに入力してみましょう。
 
結果はこうなります。
繰り上げ返済による返済軽減額:約136万円
返済期間:30年10ヶ月となります。(4年2ヶ月短縮)
 
このように6つの基本的な情報さえ抑えておけば、誰でも簡単にシュミレーションすることができます。

住宅ローン減税があるなら、繰り上げ返済しない方がいい?

繰り上げ返済のメリットとは

繰り上げ返済でシュミレーションしてみたものの、自分にとって何がベストな資金計画が分からないという方も多いでしょう。貯金との兼ね合いや、住宅ローン減税の恩恵を受けるためには繰り上げ返済は待った方がいいのかという疑問など様々。基礎はしっかり抑えつつ、応用問題はプロに相談するのが近道です。
 
そんな方のために、知って得するローンセミナーを開催中。繰り上げ返済はもちろん、「どれくらいローンが借りられるのだろう」という疑問や、「住宅ローン減税について」など資金のお悩みをお持ちの方はぜひお気軽にお越しください。
 

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