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女性は住宅ローンの審査に不利?! 諦める前に確認したいポイント

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女性は住宅ローンの審査に不利?! 諦める前に確認したいポイント

「女性は住宅ローン審査において不利になる」という噂を耳にしたことがありますか?もしくは、なんとなくそう思い込んでいる方もいるかもしれません。

確かにこれまでは、性別を住宅ローンの審査基準に入れている銀行もありました。しかし最近ではそのような審査基準は年々減っており、男性と同じように住宅ローンを組めるケースが多くなっています。

女性が住宅ローンの審査を受けるにあたり、チェックされるポイントや気をつけたいことをご紹介します。

「女性」や「単身」でも不利にはならない

住宅ローンというと、男性の方が有利、単身者は審査に通りづらい、というイメージを持つ方が多いようです。
しかし本当にそうでしょうか?実際に、性別がローン審査にどのくらい影響するのかを見てみましょう。

「平成30年度 民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書(http://www.mlit.go.jp/common/001280466.pdf)」によると、「融資を行う際に考慮する項目」は「性別⋯15%、家族構成⋯21.7%」という結果に。
これは年々減少傾向にあり、女性や単身者であることがローン審査に関係することはほとんどない、ということが分かります。

以前であれば、独身女性は結婚・出産などのタイミングで仕事を辞めてしまうケースも多く、そのため住宅ローンの審査には通りにくかったのかもしれません。
ただし、割合は少ないけれど今でも考慮する銀行があるのは事実。ローン審査を申し込む前に、確認しておいたほうが安心です。

審査で何をチェックされる?

女性は住宅ローンの審査に不利?!

では、住宅ローンの審査ではどんなことが考慮されるのでしょうか?これは、性別や家族構成に関わらずチェックされるポイントです。
 
年収
年収は必ずチェックされるポイント。年収の額によって、借入可能額も変わります。ただし年収が高くても、他にもローン返済などがある場合は借りられる額も減額されます。単に年収の高い・低いだけではなく、他の借入や返済額、収入の安定性など、総合的なバランスで判断されるのです。一般的には、税込年収の30〜50%が年間支払い可能額と言われています。
 
勤続年数
勤続年数も重要なポイントです。同じ職場に最低1〜3年以上継続して勤務していること、を多くの銀行が基準としています。ただし、最近では転職する人も多くいます。提携ローンであれば勤続年数が短くても利用できたり、以前の勤務先の勤続年数と合わせて見てくれたりする金融機関も増えているようです。ただし、同業種・同職種の転職であっても、数ヶ月ごとに転々としているような場合は給与も安定しないため、審査に通りにくくなる可能性は高くなります。真面目にコツコツ働いているかどうか、が重要なポイントになるのです。
 
雇用形態
さらに、雇用形態も考慮される項目です。雇用形態は、「正社員」「正社員以外(契約社員、派遣社員)」「自営業」の大きく3つに分かれます。この3つの雇用形態の中で、いちばん審査に通りやすいのはやはり「正社員」。今後も安定した収入が入ると見なされるためです。自営業や契約社員、派遣社員の場合、その後の収入が保証されていない、安定しないと見なされて審査が厳しくなることが多いです。ただし、フラット35であれば審査項目に雇用形態が含まれていないため、審査に通る可能性が高くなります。
 
健康状態
住宅ローンを借りる場合、「団体信用生命保険」に加入する必要があります。債務者が亡くなったり高度障害に陥ったりした場合に、ローンの残高を支払ってくれる保険です。そのため、健康状態が悪いと保険に加入することができず、住宅ローンの審査にも通ることができないのです。概ね3年以内の病歴を告知する義務がありますが、病歴や通院の事実があっても必ずしも審査に通らないというわけではありません。保険会社によってその対象や規準は異なるため、病名や処方薬が何であるかを把握したうえで、正直に告知しましょう。
 
借入状況
カードや車など、他のローンや借入れがどのくらいあるか、返済を滞納したことはないか、ということも調べられて審査されます。前述した通り、収入が高くても借入額が大きければ、その分住宅ローンの借入可能額は減額されます。ただし、重視されるのは額よりも滞納がどの程度あるか。頻繁に滞納歴がある場合、住宅ローンの審査に影響を及ぼします。また、携帯電話料金や水道光熱費などの支払い滞納履歴も関係してくるので、毎月きちんと引き落としができているかどうか確認しておきましょう。

女性が気をつけたいのは「妊娠中」

女性は住宅ローンの審査に不利?!

妊娠したことをきっかけにマイホームを考える方も多いかもしれませんが、ここが気をつけたいポイント。妊娠中の女性の名義で住宅ローンを組むことは、不可能と言っても過言ではありません。

産前・産後には何が起こるか予測できないものです。産後すぐに復職しようと思っていても、自身の体調や保育園の問題などで実際は難しいことも多々あります。そのため復職する確約がないと見なされ、審査には通りにくくなります。
同様に、育休中や産休中も審査には通りにくいのが実情。働いていない間にローンを組むことは不可能と考えておきましょう。

女性向け住宅ローンなら安心?

最近では、女性向けと名打った住宅ローンも増えてきました。優遇される条件は様々で、産後に優遇される住宅ローンや、未成年の子どもがいると優遇される住宅ローンなど、様々なタイプのものがあります。また、家事代行サービスや病児保育サービスなどが付いている住宅ローンまで⋯⋯!

ただし、「女性向け」と聞くとお得に感じてしまいがちですが、必ずしもそうとは限りません。優遇プランがあるのは事実ですが、それはあくまでもその金融機関の他のプラント比べて、ということ。
つまり、他の金融機関にはもっとお得なプランもあるかもしれない、ということです。
選択肢のひとつに入れるのはおすすめしますが、「女性向け」に絞らず他のローンとよく比較検討したほうがよいでしょう。

まとめ

最近では、女性であっても住宅ローンの審査規準は男性と変わりません。ただし、妊娠中や産休・育休中は審査に通ることが難しくなるので注意が必要です。

自分にぴったりの住宅ローンを見つけるためには、複数の銀行のプランを比較検討することがおすすめ。専門家の意見を聞いてから選べば、回り道せずに見つけられるかもしれません。

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BeatHOUSEで日々奮闘するスタッフたち。わくわくすることを常に探しています。

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  • 日刊Sumai編集部

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  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

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  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

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