リノベのハウツー
2019.07.01
「インナーバルコニー」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集210
■インナーバルコニー
「インナーバルコニー」とは、建物の内部にあるバルコニーのことです。建物の内部にあるため、屋根があるのが特徴で、屋根がないバルコニーをルーフバルコニーといいます。
「インナーバルコニー」の特徴
インナーバルコニーは、面積によっては部屋として利用することもでき、雨の日に洗濯物を干すスペースにしたり、外を眺められるくつろぎのスペースにするなど様々な使い方があります。家庭菜園やガーデニングに挑戦したい人や、バーベキューなど外で食事を楽しみたい人にはインナーバルコニーがおすすめです。
室内よりも開放的な空間ができ、趣味のスペースとしても利用できるのが人気の理由です。
一方、インナーバルコニーのリフォームには通常のバルコニーよりも2倍近い費用が必要になります。さらに、建築面積に含まれるため、固定資産税が必要になり、継続的な出費にもつながります。
屋根があって、通常天候には左右されませんが、台風など荒天が多い地域では、都度対応が必要になるほか、インナーバルコニーの方角によっては光が入らず、暗い空間になってしまうことも考えられます。
自分の家に合わせて、より良いインナーバルコニーをつくるためには、屋根を支えるための設計や間取り、実際に利用する時のことを十分に考慮する必要があります。
このように「インナーバルコニー」とは、「建物の内部にあるバルコニー」のことであるとおわかり頂けたと思います。