リノベのハウツー
2019.07.04
「コンクリート打ちっぱなし」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集214
■コンクリート打ちっぱなし
「コンクリート打ちっぱなし」とは、建築物における仕上げの一種で、仕上材を使わずに、コンクリートの型枠をはずしたまま仕上げる手法のことです。コンクリートを打ち込んだ面をそのまま壁として使用するものです。
■コンクリート打ちっぱなしの利点
防音性が高く、音楽ルームなどに向いているほか、燃えにくい性質であることから災害にも強い面があります。
一方、コンクリート打ちっぱなしの場合、ひび割れや鉄筋のサビなどが起こりやすいので、コーティングをして防水対応することが必要です。湿気によって結露が発生しやすいほか、夏は暑く、冬は寒くなりやすい素材です。断熱シートを使うなど暑さ、寒さ対策は必要になります。
コンクリートがむき出しの状態ですので、無機質な印象をもたせたい空間には向いていて、デザイナーズマンションなどデザイン性の高いマンションでも用いられることが増えています。