リノベのハウツー
2019.05.22
「ダクト」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集131
目次
■ダクト
「ダクト」とは、「建築物内での空調設備、換気設備、排煙設備の目的で設備される導管」のことです。ガスや水の通るパイプをまとめて「ダクト」と呼ぶこともあります。
各辞書・辞典からの解説
「ダクト」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「ダクト」とは、「冷暖房・換気・排気などのための空気の通路となる導管」のことをいいます。「ガスや水の通るパイプをまとめて配管する筒状の場所」も「ダクト」と呼びます。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「ダクト」とは1つ目の意味として「送風機などで送る空気の通路となる、断面が四角形または円形などの筒」、2つ目の意味として「 建物内や地下などで、多くの電線などを通すための管路」となっています。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「ダクト」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建築物内での空調設備、換気設備、排煙設備の目的で設備される。形状は角ダクトと呼ぶ矩形以外にも円形や楕円形があり、送風機の吐き出す圧力によって空気が流れるため、所定の風量を確保するためには一定の断面積が必要。極端に長くて細いと風量が減り、冷えない・暖まらないの苦情の原因となる。」
(1)〜(3)を合わせてみると、言い方こそ異なれど「ダクト」とは「建築物内での空調設備、換気設備、排煙設備の目的で設備されるもの」であるとおわかりいただけたと思います。