リノベのハウツー
2020.11.15
「登記簿謄本(とうきぼとうほん)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集385
■登記簿謄本(とうきぼとうほん)
「登記簿謄本」とは「とうきぼとうほん」と読みます。「登記簿謄本」とは、登記簿に記載している内容を証明する書類のことです。登記簿謄本の内容を確認すると、対象となる不動産が誰のものでどのような建物なのかが分かります。
登記とは、自分が不動産の権利を持っていることを証明するものです。不動産の権利の情報は法務局が管理しており、対象となる不動産の現在の所有者や過去の所有者を全て確認できます。また、土地と建物の所有者が別の場合は、それぞれの情報が記載されているのです。
登記簿謄本に似た言葉として登記事項証明書があります。登記簿謄本と登記事項証明書の記載内容は同じですが、書類の形態が異なります。登記事項証明書はコンピュータ内のデータを印刷した状態の書類のことで、主に登記所で発行しています。
一方で登記簿謄本は登記用紙を紙でコピーした書類です。現在では登記事項証明書を用いるのが一般的ですが、登記事項証明書の代わりに登記簿謄本という言葉を使用するケースがあります。
登記簿謄本には所有権が動いた番号、登記の目的、受付年月日、権利者のその他の事項を記載しています。特に徳期の目的をチェックしておくと、過去に対象となる不動産に何があったのかがすぐに分かるのです。
また登記簿謄本には債権額が記載されており、債権額を確認すると対象の不動産を売却、または購入するときのおおよその価格を予想できます。不動産によっては抵当権など、借金が関係していることも判断できます。
(参考:登記事項証明書と登記簿謄本の違いは?「登記」の解説と不動産売却のコツ https://ieul.jp/column/articles/465/#:~:text=%E7%99%BB%E8%A8%98%E7%B0%BF%E8%AC%84%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%80%81%E7%99%BB%E8%A8%98,%E8%A1%8C%E3%81%86%E5%BD%B9%E6%89%80%E3%82%92%E6%8C%87%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%82%92%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%80%81%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF,%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82)