リノベのハウツー
2020.12.11
「パーケット」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集416
目次
■パーケット
「パーケット」とは、フローリングの種類のことです。閉ざされた空間を意味する古代のフランス語が語源となっています。
パーケットは木片を寄せ集めて作られており、デザイン性のあるフローリングに仕上がります。日本でもパーケットを採用する住宅やマンションが増えていますが、主にヨーロッパで人気のあるデザインです。
パーケットにはさまざまな模様があります。四角形の中に斜めのデザインを入れた「ヴェルサイユ張り」、魚の骨の形のようにV字を積み上げた「ヘリンボーン」、「2色の正方形を交互にした「市松模様」、六課系の形に色合いや木目の異なる木片を組み合わせた「ヘキサゴン」などがあります。
パーケットフローリングに使われる樹種はさまざまで、ライフスタイルや好みに合わせて好きな樹種を選べます。安価に抑えたい方は、ナラとも呼ばれるオークやカバと呼ばれるバーチなどがおすすめです。また、高級感のあるフローリングに仕上げたい方は、チーク、ウォールナット、マホガニーなどの素材がよいでしょう。また、アカシアは色のムラが大きいので、インパクトのあるフローリングにしたい方に向いています。
パーケットはフローリングに使われることが多いですが、インテリアに関してはサイドテーブルやオケージョナルテーブルなどにも使われます。ダイニング、リビング、玄関などのさまざまな場所に合いますし、木のぬくもりを感じさせるのでパーケットを採用する方が増えています。
・参考:寄木張りパーケットフローリングのリフォーム(http://standard-project.net/smarthouse/remodeling/floor/wood/parquet.html)