リノベのハウツー
2020.12.11
「4路スイッチ(よんろすいっち)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集407
■4路スイッチ(よんろすいっち)
「4路スイッチ」とは「よんろすいっち」と読みます。「4路スイッチ」とは、3か所以上のスイッチで照明器具のON、OFFを行うときに使用するスイッチです。
4路スイッチは主に階段や廊下などで使用します。4路スイッチの特徴は、スイッチの配線が4本なので、3か所以上から照明器具のONとOFFの切り替えが可能です。そのため、多くの部屋や長い廊下のある住宅、ビルなどでは通常のスイッチよりも4路スイッチのほうが便利です。
4路スイッチの場合も、原理は通常のスイッチと同じです。内部に金属片が付いており、操作によって通電のONとOFFを切り替えます。ただし4路スイッチの場合は操作によってある接点が別の接点とくっつくようになっており、別の回路への切り替えが可能です。
洗面台やトイレのスイッチの場合はONとOFFの切り替えができれば問題はありませんが、廊下や階段の場合は全ての階や部屋の出入口で照明を使えるようにしなければなりません。そのため、4路スイッチのような回路の切り替えが可能なスイッチが必要なのです。
4路スイッチに似たタイプとして3路スイッチが挙げられます。3路スイッチも4路スイッチと同じように別の回路への切り替えが可能です。ただし、3路スイッチは配線が3本なので2か所までしか取り付けられません。一方で、4路スイッチの場合は回路を増やせるので3か所以上の取り付けが可能です。通常の住宅は3路スイッチがおすすめですが、規模の大きな住宅は4路スイッチが便利でしょう。
・参考:【3路スイッチとは】便利な照明のスイッチの仕組み(https://ieblog.jp/%E3%80%90%EF%BC%93%E8%B7%AF%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%91%E4%BE%BF%E5%88%A9%E3%81%AA%E7%85%A7%E6%98%8E%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81%E3%81%AE%E4%BB%95/)