リノベのハウツー
2019.06.28
「根太」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集205
目次
■根太
「根太(ねだ)」とは、「木造建築において床を作る際に用いられる横架材の名」のことです。土台となる横架材の上に設置し、その上に床を貼っていきます。
建築用語としては「ねぶと」ではなく「ねだ」と読みます。
各辞書・辞典からの解説
「根太」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「根太」とは、1つ目の意味が「床板を受ける横木」、2つ目の意味が「木造船で、船底の敷き板を受ける横木」となっています。
(2)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「根太」とは「床下に渡し、床板をのせて直接支える角材」のことであると説明されています。「床が傾いたり、きしんだりするときはこの部材に問題があることが多い」です。
(3)「ブリタニカ国際大百科事典」より
「ブリタニカ国際大百科事典」において「根太」とは、以下のような文章で説明がされています。
「床板を支持するため床板に直角に配した水平材。木造建築では一般に大引 (最下階床の場合) ,あるいは床梁 (最下階以外の床の場合) の上に直角方向に架け渡すが,ころばし床では玉石またはコンクリートスラブの上に直接根太を置くこともある。この場合はころばし根太、または埋め根太ともいう。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「根太」とは「床板を支持するため床板に直角に配した水平材」のことであるとおわかり頂けたと思います。