リノベのハウツー
2020.10.25
「屋根葺材(やねふきざい)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集362
■屋根葺材(やねふきざい)
「屋根葺材」とは、屋根材の総称のことです。屋根は建物の最上部にあり、雨が降ったとき、風が吹いたとき、地震が発生したときには強い影響を受けます。また、近隣で火災が発生したときには、飛び火が燃え移らないように守る役割を持っているのです。さらに、屋根のデザインは建物の雰囲気に影響を与えるので、屋根葺材の色や室にこだわる方もいます。
屋根葺材として使用する建材は以下のとおりです。
・折板
薄い鋼板を折り曲げて耐力を高めた屋根のことです。折板は軽くて丈夫なので工場や倉庫の屋根葺材として重宝されています。特に耐震性能が高く、大きな地震でも耐えられるのです。
・瓦
古くから日本家屋の屋根として使用されている建築素材です。断熱性や遮音性に優れており、定期的にメンテンナスをすれば、半永久的の使用が可能です。
・ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板はアメリカで開発された金属製のサイディングボードです。鋼板をベースに亜鉛やアルミニウムを使用しています。耐久性が高くサビにくいというメリットがあり、日本の多くの住宅でもガルバリウム鋼板が使用されています。
屋根葺材を選ぶときには脱落しないことが重要です。そのため、風圧力や使用する資材の強度などをチェックしておくことが必要でしょう。加えて、メンテナンス方法を確認しておくことも大切です。
(出典:株式会社井上建築工業「屋根葺材」https://sekkei.jp/architect-dictionary/2019/10/15/%E5%B1%8B%E6%A0%B9%E8%91%BA%E6%9D%90%E3%82%84%E3%81%AD%E3%81%B5%E3%81%8D%E3%81%96%E3%81%84/、今村建築「屋根材の種類と選び方」http://www1.winknet.ne.jp/~imtom/topics/roof01.html)