&Renoトップ リノベーション事例 vol.63【リノベ|インタビュー】築古中古は「管理を買う」のが正解。2LDK→大胆1Rへ。ポイントはプチロフトに

vol.63【リノベ|インタビュー】築古中古は「管理を買う」のが正解。2LDK→大胆1Rへ。ポイントはプチロフトに

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vol.63【リノベ|インタビュー】築古中古は「管理を買う」のが正解。2LDK→大胆1Rへ。ポイントはプチロフトに

今回ご紹介するIさんご夫婦は、広いLDKと収納力を実現しました。約52m2と、限られた空間にプチロフトや、キッチン&玄関双方からアクセスできるウォークスルークロゼットなど、参考にしたい見所が満載。

そして将来的にはペットも飼いたいそう。どんな条件で物件を探したのでしょうか?築古物件にヒントがありそうです。物件探しからリノベーションで工夫した点について伺いました。
 
■リノベ費用:約600万円
■52.91m2|築48年(購入時)
■ご夫婦

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エリアは大きく変えず、ペット可物件で家探し

お家探しのきっかけを教えてください。
 
「結婚して1年ほど賃貸に住んでいましたが、手狭だしなんとなく息苦しく感じてきて。このまま家賃を払うのはもったいないと思い始めた頃に新築のチラシを見たのがきっかけです。でも、新築は高いので費用を抑えられるリノベーションがいいなと思い、WEBで検索し始めました。そのときに見つけたのがリノベ不動産さんです」
 
他のリノベーション会社もご覧になりましたか?
 
「WEBで見たくらいで、お話を聞いたのはリノベ不動産さんだけです。当時、来店すると特典がもらえるキャンペーンをしていて、それなら話を聞きに行ってみようと軽い気持ちで行くことに。そのとき話してくれた営業の成瀬さんが良い方で、会話も楽しいしリノベーションについてもわかりやすく教えてくれたので、お任せすることにしました。すごく自然な流れでしたね」
 
エリアは以前のお住まいから少し離れていると伺いました。
 
「結婚当初、このエリアにしたかったのですが、当時賃貸では良いところがなくて前のエリアにしたんです。なのでここは本来住みたかったエリアなのでよかったです。物件探しではエリアが大きく変わらないようにとは考えていました」
 
物件購入にあたって、叶えたいライフスタイルはありましたか?
 
「ペットを飼うことと、自分の趣味ができるような空間がいいなと思っていました。なので、ペット可物件は必須条件。ペット可物件は一気に少なくなるし、かつエリアも大幅に変えたくなかったので、成瀬さんは探されるのに苦労したと思います」
 
ーペット可物件は一般的な住まいと比べると母数が少ないので、条件を整理することが大切。また探す際に気をつけたいのはWEBの情報です。WEBにペット可と書いてあっても、マンションで定められている「管理規約」を見るとNGの場合があることも。さらに、物件によってはペットの頭数制限や体長制限(体長〇〇㎝以下までなら可など)、鳥類等は可能でも犬猫はNGなどもあるので、規約は事前によく確認しておくようにしましょう。入居後に困らないためにも、きちんと調べてくれる不動産会社に相談するのがオススメです。
 
ペット可以外に、こちらにした決め手は何でしたか?
 

「駅から近いこと、眺望の良さ、管理の良さです。角部屋で窓が多く、特に片側は前に低層住宅しかないので見晴らしが良くて気に入りました。ここは築年数が古いんですけど、共用部分がきれいで管理が行き届いているなと。築年数の古さをカバーした魅力でもありますね」

ー「中古マンションは、管理を買え」とはよく聞く話です。共用部分がきれいなことも管理の状態を見極めるポイント。事前に、マンションの歴史(修繕状況など)がわかる資料を取り寄せることもできます。管理がきちんとされているマンションは、修繕積立金が正しく設定されていたり、つまり修繕も正しく行われているなど、長い目で見て安心感があるもの。一概に築古がダメなのではなく、正しい知識をもった不動産会社に相談することで、選択肢を広げることも可能となるわけです。

2LDKからゆったり1R+プチロフトへ

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内装全体のテーマは?
 

「落ち着いた色合いにしたく、白とグレー、濃いブラウンをベースにしました。主人は隠れ家のようにしたいとの希望で、天井を黒にしたいと言っていましたが、それだとさすがに暗すぎるのでは…と思い、天井は譲ってもらって白にしました。二人の希望を融合した色合いです」
 
2LDKから1Rになりましたが、どのように変えられましたか?
 

「間取りは広い1Rにして、その一角にベッドコーナーを作ろうと考えていました。リビングを広げるために、もともとあった2つの個室をなくし、キッチンは窓に面した反対側に移動しました。そして、大きな収納が欲しかったので、もともとキッチンがあった場所にウォークスルークローゼットを作りました。ここはリノベ済物件で、トイレ・洗面室・浴室は新品できれいだったので変えていません」

間取りの工夫 Befor/After

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取り払える壁はすべて無くし、大空間にしています。よく見ると、お風呂やトイレはそのまま。リノベーション済ということで、既存のものを交換する必要もなく活かすことができます。壊さない+作らないのでコストメリットもありますね。

今回の事例は、約52m2。ウォークスルークローゼットはキッチン側から玄関へ抜けることができ、また平面ではわかりにくいのですが、限られた広さを活かす「ロフト&下段収納」という縦の空間使いをしています。(間取り図面は下段収納部分のみとなっています)

ロフト下収納には、キッチン側からもウォークスルークローゼットからもアクセスできるという使い勝手も計算されているところもポイントです。

ライフスタイルを叶えた収納兼ロフト

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そういえば、ベッドコーナーはどちらに?
 
「リビング収納の上にあります。階段を作ってロフトにしたんです。間取りを考えているときに収納が足りないとなって、WEBでいろいろ見ているうちに縦長に収納を作ればいいのかとなって、相談したんです。そうしたら、ロフトにして下を収納にするこの形を提案してもらいました。どうしてもリビングは狭めたくなかったんです。くつろぐ以外にヨガやフラダンスをしたり、ピアノを置くスペースが欲しかったのでロフト案はしっくりきました」

ーこれまでのリノベーションでロフトというと、天井が高いマンションに採用するケースがほとんどでした。しかしこちらの事例のように、寝室という寝るだけの場所として、そこに高さを求めなければその下に新たな空間を作ることができるのです。さらに、ベッドコーナーの上部の壁は天井までつながっていないのも、リビングの開放感につながっています。

趣味も楽しめるスペースとして鏡がついているんですね。ロフト下収納内部はどのようになっていますか?
 
「空間だけです。キッチン側とクローゼット側2か所から出し入れができるので、そこにチェストを入れて洋服を収納したり、飲み物のストックもしまっています」
 
ー空間の高さを活用したことで、リビングを広くすることができ、一角に好きなことができるサードプレイスが生まれました。サードプレイスは自由な空間として、理想のライフスタイルを叶えられる場所です。このような、用途が決まっていない空間があると、どこかリラックスできたり、非日常を感じたりと、リセットする場所にもなります。また、プチロフトのように空間を縦に使うと、広さをキープしながら収納も確保できます。マンションでも叶うロフトがあるという好事例ですね。

光を取り込み全体を見渡せる対面式キッチン

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以前のキッチンも対面式と聞きましたが、レイアウトを変更した理由は?
 
「前の間取りは、窓が個室内にある状態でした。せっかくならリビング全体に光が取り込めるようにしたかったしキッチンに窓が欲しかったので、部屋をなくしてキッチンを移動しました」
 
カウンターのパネリングがかっこいいですね。
 
「これ、エコカラットなんです。最初はロフト外壁と同じグレーのカウンターを考えていたけど、途中から空間のアクセントにしようと思ってタイルを見ていたんですが、エコカラットなら消臭効果もあるしいいなと思って、これにしました」

居住スペースの広さを確保したウォークスルークローゼット

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ウォークスルークローゼットはどこに作られましたか?
 
「玄関横の壁を壊してキッチンの横に出る動線にして、ここに作りました。最初はWICが欲しかったけど、そうするとリビングが狭くなるかもしれなくて。それはちょっとな…と伝えるとデザイナーさんがウォークスルーを提案してくれました。こういう形もありだと思って採用することに。クローゼットはロフト下の収納とつながっていて、ここからも物を出し入れできるので便利です」

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まるでショップのようなクローゼット。キッチン側から入り、そのまま玄関に向かっていくことができる導線で、帰宅時もすぐに上着を掛けられます。なにより、お部屋の広さを確保しながら収納量が十分なのが◎。作業効率を上げたい方やお部屋の広さを確保したい方にオススメです。

リノベーションで困ったことは?

家づくりで困ったり悩んだりしたことはありましたか?
 
「間取りがなかなか決まらなくて悩みました。当初はWICを考えていたけど、WICを大きくするとリビングが狭まるけどそれは嫌だし、かと言って収納も妥協できない。この二つを解決したのがロフトとウォークスルークローゼットでした。どちらも妥協せずに良かったです。
 
困ったのはキッチンの梁。換気扇の取り付け場所に梁があるからキッチンメーカーが販売する一般的なデザインの換気扇は取り付けられないことが判明しました。その後、梁があっても取り付けられる商品を見つけてくれたおかげで事なきを得ました。それ以外は特になかったです。キッチンを大幅に変えましたが、配管の位置に合わせて段差をつける必要もなかったので一安心でした」

リノベーションをされる方へメッセージ

最後に、Iさんご夫婦からこれからリノベーションをされる方へ向けてメッセージをいただきました。

「やりたいことや希望をはっきり伝えるのは難しいときもありますが、思っていることは全部伝えるのがいいと思います。悩みを伝えたら、それを解決する提案もしてくれるので、わからないことをそのまま伝えるのもいいかなと。

あとは、理想のライフスタイルなど住んだ後のことを伝えるのもすごく大切。私たちは家具の置き場所や出来上がった後のイメージを伝えていました。間取りだけでなく、コンセントの位置にも関わることなので、暮らした後のことを事細かにイメージして伝えてみると良いと思います」

まとめ

今回のリノベーションのポイントを見ていきましょう。
 
1、ペット可物件は下調べが大切
 
ペット可物件は一般的な物件と比べて母数が少ないですが、物件に求める条件を緩めれば見つけられます。探す際に気をつけてほしいのがWEBの情報です。飼えると記載されていても、物件ごとにマンションで定められている「管理規約」と異なる場合があるので、事前に規約を調べてみてください。調べるには時間も労力もかかるので、不動産会社にお願いすると良いでしょう。
 
2、高さを有効活用
 
リビングは広さと収納力のどちらも兼ね備えた空間になりました。これを叶えたのが「高さ」です。リビング収納をロフトにしたことで、省スペースにもなりました。高さを設ければ難しいと思うことも叶う場合があります。
このような高さを活かした事例には、小上がりも挙げられます。
 
3、サードプレイスを含めたリビング
 
リビングにはくつろぎスペース以外に、ヨガやピアノを弾けるスペースを確保しました。自由に使えるサードプレイスがあると、ライフスタイルに彩りが出ますね。家族とのつながりを持ちながら各々が自分のことに没頭できるデザインはリノベーションで人気です。サードプレイス以外にもワークスペースをリビングに設けるケースも多いです。
 
4、キッチンを移動して採光の良さを最大限に
 
リビングを広げてキッチンを移動したことで、物件の採光の良さを引き出せました。物件の特性を踏まえると、より暮らしやすく、明るくなる間取りができます。間取りがなかなか決まらないときは、その物件の特性を考えてみるのもアリです。
 
5、居住空間の広さを確保し効率性も上げたウォークスルークローゼット
 
玄関は壁を壊してキッチンの横に出られる動線を作り、ウォークスルークローゼットにしました。大容量のWICも人気ですが、広さ的に難しいときはウォークスルーにすると解決できる場合もあります。ウォークスルーはWICよりも幅をとらず、かつ効率的に動けて時短につながります。
 
 
以上の5つのポイントで、理想の住まいを叶えたIさんご夫婦。広さを確保する方法や空間の活用方法など、どれもマネしたいテクニックが詰まっていましたね。リノベーションで少しでも広くしたい方や収納にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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Writer

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表

  • &Reno編集部

    BeatHOUSEで日々奮闘するスタッフたち。わくわくすることを常に探しています。