リノベのハウツー
2020.12.09
「片切スイッチ(かたぎりすいっち)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集404
■片切スイッチ(かたぎりすいっち)
「片切スイッチとは」とは「かたぎりすいっち」と読みます。誤った読み方として「へんせつすいっち」と言われることがありますが、正しくありません。
「片切スイッチ」とは、1か所で「入」と「切」を操作するスイッチのことです。家庭用の照明や換気扇のスイッチなど、多くの場所で片切スイッチが使われています。
片切スイッチのメリットはシンプルな構造です。部品が安い上に配線の手間が少ないので、手軽に使えるでしょう。一方で片切スイッチには漏電のでメリットがあります。電流を通す2本の線のうち、1本は常につながったままです。そのため、スイッチの取り付け方に問題があると、漏電を起こしてしまい火災などのトラブルを招くこともあるでしょう。
また、スイッチの寿命は10年と言われており、長期間使用するとバネがへたってしまいスイッチが入らないときがあります。
片切スイッチには2線式と3線式があります。2線式とは構造が2本の線になっているタイプです。一方で3選式とは常に電流が流れている1本の線と、バネによって線をつなげる2本の線でできているスイッチのことです。2選式とは異なり、スイッチによって2番目の線を遮断するのか、3番目の線を遮断するのかを選択できます。主に廊下や階段など2か所以上でスイッチを取り付けるときに使用されます。
スイッチには片切スイッチの他に両切りスイッチがあります。両切りスイッチは両方の線の遮断ができるスイッチのことです。