リノベのハウツー
2020.11.08
内窓をピカピカに磨き上げる、正しい掃除方法をわかりやすく紹介
太陽の光を部屋に取り込んだり部屋の空気の循環をしたりできるのが窓の魅力ですが、汚れがたまりやすいのでこまめな掃除が必要です。
内窓を設置している住宅に住んでいる方の中には、内窓をきれいにするにはどうすれば良いのかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、内窓の掃除方法について紹介します。この記事を一読すれば、窓が汚れる原因や内窓を掃除する際の注意点が分かるでしょう。
内窓の汚れの原因とは
窓が汚れる原因は外側からのものと内側からのものがあります。汚れのタイプが異なるので、内窓をきれいに磨き上げるには汚れの原因を正しく把握しておく必要があるでしょう。ここでは、内窓が汚れる2つの原因を紹介します。
外側の汚れは風が原因
窓の外側の汚れは風で運ばれる砂、土、花粉などが原因です。窓に付着した汚れはすぐに取り除けば良いのですが、時間が経過すると汚れが固まるので落ちにくくなるでしょう。
また、雨が降ると水や泥などの汚れが窓ガラスに付着するので注意が必要です。道路に面した窓については、車の排気ガスの汚れが付着することもあるでしょう。
内側の汚れは風が原因
窓の内側が汚れは手アカです。窓を開閉する際にガラス部分が手に触れることがあり、窓に付着した手の汚れが残るのです。特に子どもが汚れた手で窓を触ると、手の跡が残ってしまうこともあるでしょう。
別の汚れとしてホコリが挙げられます。部屋にカーペットを敷いている場合には、カーペットから舞い上がったホコリが窓に付着することがあるので注意が必要です。さらに、ペットを飼っている家庭ではペットが動くとホコリが舞い上がって窓に付くこともあります。
もうひとつ注意すべき汚れはタバコのヤニです。室内でタバコを吸う習慣があると、ヤニが窓に付着します。
内窓の掃除方法
窓の汚れの原因を把握した後は、掃除方法を紹介します。通常の窓は外側と内側に汚れが付着していますが、内窓の場合は外から入ってくる汚れは少ないでしょう。そのため、内側に付着している汚れを丁寧に落とせばきれいな状態を保てます。
窓ガラスの正しい掃除の方法を理解していれば、誰でも簡単にできるので覚えておきましょう。
窓の掃除に必要なものと使用方法
窓の掃除と聞くとガラスをイメージする方が多いですが、窓にはガラス以外にもサッシやレールがあります。ガラスだけではなくサッシ部分も汚れはたまっているので忘れずに掃除をしましょう。
ガラス部分については新聞紙がおすすめです。雑巾でも掃除は可能ですが、新聞紙は布がほつれて繊維くずが窓に残るということが無いので効率よくきれいにできます。また、新聞紙に含まれているインクにはツヤ出しの効果があります。
新聞紙は丸めて使います。見開きの1ページを半分に切ってからそれぞれ丸めましょう。その際に、水にぬらした水拭き用と水にぬらしていない乾拭き用を用意します。掃除する際にはぬれた新聞紙を使って窓を拭き、その後に乾拭きで仕上げましょう。
サッシは歯ブラシを使って落とす
窓のサッシやレールになっている部分はホコリがたまりやすいので丁寧に掃除しましょう。まずは、歯ブラシと水を使ってサッシにたまった汚れをかき出します。掃除の途中で歯ブラシが汚れで黒くなることもあるので、その際には水ですすぎながら掃除を続けましょう。
歯ブラシでおおまかな汚れを落としたら、丸めた新聞紙を使って拭き上げます。新聞紙が無いときには、雑巾を使って仕上げましょう。
内窓の掃除での注意点
内窓を掃除するときには、天候や作業時間についての注意が必要です。ここでは、内窓の掃除での注意点を4つ紹介します。汚れた内窓を磨き上げるためにも覚えておきましょう。
内窓の掃除はスピーディーに
内窓を掃除する際には時間をかけずにスピーディーに済ませましょう。汚れは一度ぬれてしまうと、乾いたときに取りにくくなってしまうからです。
洗剤を窓ガラスに直接吹き付けない
ホームセンターでは窓ガラス用の洗剤が売っていますが、使用するときには雑巾に吹き付けましょう。窓ガラスに直接吹き付けるとムラができてしまい、掃除の仕上がりが悪くなってしまうからです。
掃除は曇りの日がおすすめ
掃除は天気の良い日にと考える方は多いですが、窓の掃除については曇りの日がおすすめです。曇りの日は湿度が高く、汚れを落としやすいからです。
内窓の掃除は月に1回を目安に
内窓の掃除は月に1回程度が理想です。また、結露しやすい季節にはこまめに掃除すると良いでしょう。
まとめ
今回の記事では、内窓をきれいに磨き上げる方法を紹介しました。内窓の汚れは外側から入る砂や花粉などの汚れと、内側から入ってくるホコリや毛などの汚れがあります。
効率の良い掃除をするには新聞紙がおすすめです。ぬれた新聞紙で窓ガラスを磨いてから、乾いた新聞紙で拭き取ると良いでしょう。なお、窓ガラス用の洗剤を使うときには、雑巾に吹き付けてから使用するとムラを防げます。