リノベのハウツー
2020.01.17
マンションのトイレのリフォーム 費用と注意点
マンションのトイレのリフォームを検討されている方は、費用や注意点などが気になる方が多いのではないでしょうか。
今回は、マンションのトイレのリフォームをする場合の費用や注意点についてお伝えしていきます。
トイレのリフォーム 費用相場とできること
一般的なトイレのリフォームは、大まかに機器(製品)代金+工事費用で計算できます。
トイレのリフォーム 〜20万円
部分的なリフォームであれば、20万円までで可能です。イメージとしては内装や便器はそのままで、便座だけを脱臭・暖房・温水洗浄機能が付いたものに交換する場合などの価格帯です。便座を交換するだけで、脱臭・暖房・温水洗浄といった機能を付加することができます。
便座は3万~8万円、設置だけであれば工事費用は1万~2万円程度です。電気を使うので、トイレの中にコンセントが必要です。コンセントを新設する場合は、さらに2万~4万円ほどの工事費用がかかります。
トイレのリフォーム 20万円〜50万円
トイレ一式リフォームはこの価格帯で実施可能です。これは洋式便器の取り替えや床材や壁紙の交換、手洗いカウンターの設置など一般的なトイレのリフォームを行う場合の価格帯です。内装にこだわれば、さらに費用はアップします。
トイレのリフォーム 50万円〜
50万円以上かけるのは、大掛かりな工事を行う場合です。例えば、和式トイレの段差を解消して洋式トイレを設置する場合などです。
そのような場合は便器・床・壁などの解体や下地工事、内装工事とやや大掛かりな工事になります。工事の内容や選ぶ便器・内装によって、大きく金額が変わってきます。(参考:トイレ リフォーム 費用・相場、トイレのリフォーム費用とトイレの選び方)
トイレのリフォーム 費用の抑え方
毎日使うトイレのリフォーム、できるだけ余計な費用は抑えたいものですよね。トイレのリフォーム費用をできるだけ抑える場合のポイントを3つ紹介します。不要なコストは削って他の場所に回すなど、納得のいく価格帯でリフォームしましょう。
トイレのリフォーム費用の抑え方1:製品のグレードを下げたり型落ち製品を活用したりする
まずは、トイレ製品自体のグレードを下げることを検討しましょう。型落ち製品を活用するもの手です。型落ち商品は新商品に比べると機能や性能で劣る部分もありますが、価格を下げて販売されるため安く手に入れることができます。
トイレも各メーカーがどんどん新商品を開発しているので、新商品が出て型落ち商品が安くなったタイミングでリフォームを検討してもいいでしょう。家電量販店などで決算前に在庫品の一掃セールを行うところもあるので、そういったものを利用するのもおすすめです。
トイレのリフォーム費用の抑え方2:床はクッションフロアを取り入れる
床をタイルやフローリングに張り替えるには費用も時間もそれなりにかかりますが、クッションフロアならお手軽にできて費用も大きく抑えられます。クッションフロアは、防水性の高さから洗面所やトイレなどの水まわりでも活躍しています。費用も安く、普段のお手入れもサッとひと拭きでキレイに掃除ができる点も魅力のひとつです。
トイレのリフォーム費用の抑え方3:複数の業者に見積もりを依頼する
複数の業者に見積もりを依頼しましょう。比較検討や値下げ交渉をすることで費用を抑えられます。見積もりは業者ごとで、必ず同じ工事内容で依頼をしましょう。複数社からの見積書が届いたら総額を比較するのはもちろんですが、内訳にもしっかり目を通しましょう。内訳には以下のようなものがあります。
製品・取り付け費(トイレ本体と取り付けにかかる費用)
撤去・処分費(現在のトイレの撤去費用)
内装工事費(床や壁紙の工事費用)
電気工事費(電気配線、コンセント等の費用)
仮設工事費(養生など、リフォームを進める上で必要な一時的な工事・作業の費用)
諸経費(駐車場代等の必要経費)
これらを理解しておくことでトイレリフォームの工事内容も想像がつくので、見積もり比較もしやすくなりますよ。
マンションのトイレのリフォーム 注意点
通常、便器の排水は「床排水」と「壁排水」の2種類があります。
「床排水」のマンションが大部分ですが、中には「壁排水」を採用しているケースもあります。
便器を新しくする際は、今お使いの便器と同じ排水方式のタイプを選ぶ必要があるので排水の種類を確認しておきましょう。
まとめ
マンションのトイレのリフォームの価格は安いもので20万円以内、グレードをあげると50万円から実現可能です。
オプションを多く付けられるものも多いので削れる費用はできるだけ抑え、オプションに費用をかけるなど工夫しましょう。(参考:トイレ リフォーム 費用・相場、トイレのリフォーム費用とトイレの選び方)