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2020.01.17

木造戸建ての費用や相場は?面積あたりの金額を算出してみた

木造戸建ての費用や相場は?面積あたりの金額を算出してみた

木造建築は鉄筋コンクリート構造などに比べて建築費用を安く抑えることができますが、安いといっても高い買い物です。どれくらいの金額で建築をすることができるのか、知りたいですよね。

今回は木造戸建てを検討中の方向けに木造戸建ての建築費用や相場、木造建築のメリットやデメリットをご紹介します。

木造戸建ての面積ごとの費用や相場

木造戸建ての費用や相場は?面積あたりの金額を算出してみた

木造の戸建ては実際どのくらいの費用で建築できるのか、事例と費用をご紹介します。

木造建築の事例と費用
【事例1】40坪の敷地を有効活用。広々暮らすコンパクトな住まい 2階建ての木造住宅
敷地面積:132.24m2(40坪)
本体価格:1,980万円
坪単価:64.7万円
1m2あたりの金額:15万円

※坪単価とは:1坪あたりの建築費のことで、建物の本体価格÷延べ床面積で割った数値(出典:エーセンス建築設計

【事例2】吹き抜け/ウッドデッキ/ハワイアンスタイル こだわりのデザインと自然素材の家
敷地面積:235.08m2(71.1坪)
本体価格:2,500万円
坪単価:73.7万円
1m2あたりの金額:11万円(出典:Blue Style

【事例3】ウッドデッキと吹き抜けリビングで開放的に。木の温もり感じる心地いい住まい
敷地面積:295.00m2(89.2坪)
価格:2,730万円
坪単価:68.6万円
1m2あたりの金額:9.2万円(出典:日建ホーム

【事例4】段差のある敷地を活かした、光と風と緑の家
敷地面積:355.08m2(107.4坪)
価格:2,490万円
坪単価:67.4万円
1m2あたりの金額:7万円(出典:エーセンス建築設計

【事例5】温かな光が溢れる木の空間に子どもたちの笑い声が満ちる
敷地面積:190.69m2(57.6坪)
価格:1,866万円
坪単価:52.3万円
1m2あたりの金額:およそ10万円(出典:グラスランチハウス

相場はどれくらい?
木造戸建ての相場は、坪単価でいうと50万円〜80万円ほどです。実際は、使用する木材や施工方法などによっても金額が変わるので、相場にはやや幅があります。

木造建築で費用を抑えるためのポイントとしては、特殊な木材(丸太・長大材など)を使わないようにすることです。また、100%木造建築にするのではなく、場所によって鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造を取り入れることでも費用を抑えることができます。

木造住宅のメリットやデメリットもご紹介

木造戸建ての費用や相場は?面積あたりの金額を算出してみた

メリット1:リーズナブルな建築費
木造住宅はリーズナブルに建築できます。木材を使用するため、材料費が鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造より安いからです。構造体が軽いため、基礎工事に手間がかからないのも費用が安くなる理由です。鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造は柱などの構築材に処理(耐火や防錆の処理)を施す必要がありますが、木造住宅は木材の種類・厚さを選択することによって耐火の効果があるので処理が簡単に終わります。

メリット2:木材が落ち着きのある空間を作り出す
木の家は温もりのある色と質感、香りによって人が落ち着く空間を作り出すことができます。木材の効果に人のストレスレベルを下げる効果があるといわれており、何十年という長い間過ごすことになる家を快適にする方法として木造建築を検討してみるのもいいでしょう。

メリット3:間取り、デザインの融通が効く
木造住宅は、間取りやデザインの融通が効きやすいというメリットもあります。木造建築は基礎・土台・柱・梁で屋根を支える構造となっており、その構造体がしっかりしていれば間取りやデザインの設計には制限が少なくなります。家を増改築する際にも、木造住宅であれば容易に対応することが可能です。

デメリット1:耐久性が低い、火災に弱い
鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造の高い耐久性と比べると、どうしても木造住宅は耐震面や耐久性が劣ります。火災が起きた際は木材を使用しているため燃えやすいというデメリットもありますが、定期的に配管関係や外装、防蟻点検などのメンテナンスを実施することで耐久性の低さをカバーできます。燃えやすい木造住宅だからこそ火事が発生した際には脱出する時間を稼げる構造で家を建てられるハウスメーカーも多いので、家を建てる際には一度ハウスメーカーの方に相談するといいでしょう。

デメリット2:職人の腕や施工会社によって品質にばらつきが生じる
木造住宅の建築では、基本的に木材は規格寸法に乗っ取って工場で加工され現場へと運ばれます。しかし工場で加工が完了するわけではなく、現場で職人がさらに細かい加工を施します。そのため施工方法や品質、木造住宅の仕上がりの具合は職人の技量や施工会社の方針により変わります。木造住宅を建てる際は、自分が納得できるような方針を持つ施工会社や腕のある職人を選ぶことが重要です。

デメリット3:自然災害によって劣化しやすい
鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造の住宅と比べると、木造住宅は自然災害を受けやすいのがデメリットです。しかし他の構造と比べて、修理がしやすい点は木造住宅のメリットでもあります。木造の家を建てる際には、事前に自然災害のリスクを考慮した家づくりが必要です。

まとめ

木造戸建ては比較的安価に建てることができることが分かりましたが、耐久性・品質問題・災害による劣化などのデメリットもあるので対策も必要です。

家を建てる際は予算だけではなく「長い目で見てどういう家に住みたいのか?」を考えて、ハウスメーカーや建築方法(木造なのか鉄骨構造なのかなど)を決定しましょう。

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