中古戸建てを購入してリノベーションしたい！費用やメリット・デメリットをご紹介

中古住宅を購入して、自分の理想の住まいにリノベーションするという方が、最近では増えてきました。
とはいうものの、「中古戸建てを購入してリノベーションしたら、費用はどのくらいになるのか知りたい」、「中古の住宅をリノベーションするって、デメリットはないの？」と感じている方もいるでしょう。

 そこで今回は、中古の戸建てを購入して、リノベーションしたら費用はどのくらい必要なのか、またそのメリットやデメリットをご紹介していきます。

 

中古戸建てをリノベーションするメリット・デメリット

中古の戸建てをリノベーションするのは、最近事例が増えてきたとは言え、不安な点もあるでしょう。
まずは、中古の戸建てをリノベーションするメリット、デメリットについて知っておきましょう。
 

中古戸建てをリノベーションするメリット
 
＊デザイン・設計の自由度が高い
リノベーションでは、自分たちでデザインをして、理想の住まいを作り出していくことができます。
壁や床、キッチンやお風呂場など、自分たちが日々の生活の中でどうしたら住みやすくなるのか、どうしたらおしゃれな空間を演出できるのか、考えるところからかかわることができます。
住む家に対して、「こういう家にしたい！」と強くこだわりを持っている人は、特にオススメです。
 
＊コストを抑えることができる
 新築を建てるよりも、中古住宅を購入してリノベーションをした方が、コストを抑えることができます。
リノベーションでは、どの建材を使うのか、どんなデザインにするのかなど、工夫をすれば数百万円で施工できるケースもあります。
 
＊物件の選択肢が増える
新築の戸建てやマンションに絞って探すと、「なかなか良い物件が見つからない」ということがよくあります。
しかし、中古物件で探せば、多くの物件がヒットし、選択肢が格段に増えます。
また中古物件では、駅の近くや、都心部へアクセスが良い好立地に立っているケースもよくあり、良い物件とめぐりあえる可能性も高くなります。
 好立地・良物件の中古住宅に巡り合えたら、あとはリノベーションをし、新築のような状態で入居をすることができます。
 

中古戸建てをリノベーションするデメリット
 
＊すぐに住めない
 中古戸建てを購入してリノベーションの工事が始まると、物件は購入したけれど、工事が終わるまでは入居できない状況になります。
どのようなリノベーション内容になるかで、工事期間もかわりますが、物件購入をしてから引き渡しまでにかかる期間は、およそ3ヶ月〜6ヶ月です。
 （出典：リノベーションマガジン「３つのリノベーションのデメリット-良いことばかりではないリノベ」）
 
＊解体してみたら補修が必要で費用がプラスされてしまった
 中古戸建ての状態は、解体してみてからわかることがあります。
解体をして初めて、シロアリに住宅の基礎部分が被害にあっていたことが判明したり、排水管の水漏れがあったり、柱のヒビなどが見つかることがあります。
 その場合には、リノベーション費用のほかに、住宅の補修費用も必要になってしまいます。

中古戸建てリノベーションの費用相場

中古戸建てリノベーションの費用は、約700万円〜1,000万円台が相場です。

ただし、中古の戸建ての基礎部分を残した解体を行ったところ、劣化が進んでしまっており、補修工事が必要と判断された場合には、別途費用が発生します。
（出典：ハピすむ　「一戸建て・中古住宅のリノベーション費用や価格の相場は？」）

そのような事態を防ぐためにも、築年数などで住宅購入を決めず、しっかりと現物を見にいって、確認しましょう。



 

 

中古戸建て買ってリノベーション事例：“好き”が詰まった家造り

住みなれたエリアに理想の家を構えたご夫婦。お二人の家造りは計画的でありながらも遊び心も加えたものでした。

リノベーションで暮らしやすい間取りにする一方で、DIYで納得がいくまで自分たちの“好き”を凝縮しています。

そんなリノベーション×DIYによって生まれた、“好き”が詰まったご自宅です。

参考：【戸建リノベ|インタビュー】リノベーション×DIYで叶える“好き”が詰まった家造り

まとめ

今回は、中古の戸建て住宅を購入しリノベーションする場合の、メリット・デメリットや費用相場をご紹介しました。

新築ではコストも工期もかかるため敷居が高いのですが、リノベーションは工夫次第で、費用を抑えつつも、すてきなお部屋作りをしていくことが可能です。

 また、信頼できる業者であれば、リノベーションの工事も安心です。
リフォーム会社を複数探し、相見積もりをとって、比較検討したうえで、業者を選びましょう。