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リノベのハウツー

2020.05.10

借り換えるならリノベーションも検討したい!お得な住宅ローン活用術とは?

借り換えるならリノベーションも検討したい!お得な住宅ローン活用術とは?

1980年代のバブルがはじけて以降、金利が下落し続けている日本の住宅ローンは、2020年現在においても、全期間固定金利型の「フラット35」でさえ、1%台前半のかなり低い水準にまで下がっています。変動金利に至っては0.4%を切るなど、もはやおまけ程度の利息です。0%以下になることはない住宅ローンの金利ですから、1%を切っている時点でかなりの低水準と言えます。もちろん、今後上昇するとも限らないわけですが、それであれば現在が借り時ということになりますね。

近い将来ならいざ知らず、遠い将来のことなど誰も予測し得ないことは住宅ローンの金利でも同じです。数年前に借りた家のローンの金利が、今と比較すれば高金利であることは誰も予想し得なかったでしょう。それが固定金利であれば、もはや泣き寝入りするしかないのでしょうか。今回は、そのような場合でも金利をお安くできる住宅ローンの「借り換え」の仕組みについて解説していきます。
 

住宅ローンの「借り換え」とは?

借り換えるならリノベーションも検討したい!お得な住宅ローン活用術とは?

住宅ローンの借り換えとは、住宅ローンを借入し直すことで、主に高金利で組んでいた住宅ローンを低金利に組み直す場合に使われる仕組みです。具体的には、高金利が適用されている金融機関から借りているローンの残額分を、低金利が適用される別の金融機関からお金を借りて全額返済することで、結果的にローンの残額分には低金利が適用されます。こうすることで返済に必要な利息分を節約でき、返済総額が抑えられるという仕組みです。

住宅ローンの金利が下落基調にある時に借り換えが盛んに行われる傾向と言われます。特に2016年の日本銀行によるマイナス金利政策の導入以降、民間金融機関は貸出を積極的に行うことを余儀なくされているため、銀行同士の競争も激しくなってきています。例えばイオン銀行などのように、借り換えの金利を新規借入の金利よりも低く設定するところも登場してきました。
 

家のローンは借り換えることを前提に

借り換えるならリノベーションも検討したい!お得な住宅ローン活用術とは?

住宅ローンの金利が下落基調である現在において、家のローンを高い金利のままにしておくのはもったいないことです。借り換えて少しでも利息を抑えられるなら、そちらを選択すべきでしょう。特に金利差が借入時と比較して1%以上ある場合は、ローン残高や返済期間にもよりますが、借り換えを検討してみることがオススメです。

例えば、残額が1000万円の場合、1%の金利差で単純に計算するだけでも年10万円もの差が生じます。月々の返済額ではおよそ8300円分お得になるということです。もしこれの返済期間が残り10年なら、総返済額から約100万円分節約できますから借り換えない手はないでしょう。特に全期間固定型である「フラット35」は、ほんの10年前までは低金利とは言っても2%を超えていました。それが現在では1%前半で提供している金融機関も現れていますから、借り換えた方が節約できる場合も多いと考えられます。

ただし、借り換えの際の注意点としては、新たに登記費用や事務手数料などの諸費用がかかることです。借り換える際には、これらも含めて検討する必要があります。これらも含めて借り換えた方が節約になるのなら、借り換えるべきでしょう。
 

借り換えるついでにリノベーションも検討しよう

借り換えるならリノベーションも検討したい!お得な住宅ローン活用術とは?

住宅ローンを借り換えるということは、当初計画していた返済額がその分節約できることも意味します。利息分を抑えることで総返済額が減りますから、その分お金が浮くわけです。これら浮いたお金を節約して貯金するだけでもいいのですが、この際、家のリノベーションに用いることもよい活用法ではないでしょうか。リフォーム費用を単独で借りた場合には、無担保で借りられる分、金利が高くなりがちです。この場合には、住宅ローンを借り換える時にリフォーム分を上乗せすることで、結果的に低い金利でリフォームをお得に行うことができるでしょう。

超低金利な現在において、日本銀行のマイナス金利政策の影響もあり、銀行はお金を積極的に貸さざるを得ない状況になっています。そのため、住宅ローンの借り換え金利が優遇されている場合が多く、借り換えを検討するなら今がチャンスと言えるでしょう。高い金利水準で借りた住宅ローンがあるなら、この際、積極的に借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。百万円単位で総返済額を節約できるかもしれません。
 

まとめ

住宅ローン金利は下落基調であるとともに、日本銀行のマイナス金利政策の影響もあってか銀行間の競争が激しくなってきており、借り換え金利を優遇する銀行が増えてきています。また、借り換えるなら浮いた金額をリノベーションに充てることで、さらにリノベーション分の経費も節約できる可能性もあり、まさに一石二鳥でしょう。
 

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