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2020.11.12

【DIYにトライ】モルタル壁の浴室を塗装してみよう

【DIYにトライ】モルタル壁の浴室を塗装してみよう


浴室の内装処理で、モルタルの下地に塗装をしているシーンはよく見かけます。ただ、モルタルは水分に対しあまり強くないため、塗装に関して定期的なメンテナンスが必要になります。今回は、浴室のモルタル壁の塗装に関し、DIYでどう対応できるのか解説していきます。加えて、雰囲気を一変させるパネルを使ったアイデアもご紹介します。

 

浴室のモルタル壁を塗装する

浴室のモルタル壁のメンテナンスといえば、壁の塗り替えが一般的です。ここでは、DIYによるペンキ塗装について、解説していきます。
 

塗装までの準備

まずは雑巾などを使って、塗装したい部分をきれいにするところから始めましょう。あわせて、コンセントのプラグ類も外します。続けて、パテで溝や穴を埋めていきます。ここまでが下準備になります。
 
塗料のはね防止のため、マスキングや養生テープを使い、ペンキを付着させたくないところを隠していきます。
 
合板などを使った部分があれば、下地を作る必要があります。ホームセンターなどで購入できるスプレータイプのものが、比較的容易に塗装の下地を作ることができます。
 
 
便利なグッズ

ローラー式のハケと通常のハケは必需品です。ローラーか高いところを塗る際に便利な伸縮式の継ぎ柄、塗りたくない場所を保護する養生シート、マスキングテープ、使い捨ての雨カッパなどがあると便利です。ペンキは「浴室用のツヤなし」ペンキを選びましょう。
 

塗装工程

まず、隅からハケでペンキを塗っていきます。隅を塗り終わった後、ローラー式のハケで中央部を塗っていきます。16Lのペンキで平均して80m2ほど塗ることができます。大胆に塗っていきましょう。
 
塗っていくと、どうしてもムラやミスしたところが気になってきます。しかし、まずは全面を塗ることに注力していきます。ひととおり塗り終わったら、乾燥させます。その後もう一度塗っていきます。この際、前回塗っていて気になったところもきちんとペンキをつけていきます。二度塗りにより、まずまずまんべんなく塗ることができます。

 

浴室のモルタル壁をDIYで塗装するメリットとデメリット


メリット

まず、圧倒的なコストパフォーマンスです。業者に依頼した場合の約10分の1以下程度の金額で塗り終えることができます。
 
ホームセンターやネット上には多くの色のペンキが並んでいます。その中から自分の好みの色を選んで塗っていけます。

 
デメリット

素人による作業ですから、仕上がりの程度や、色ムラが出たりするのは致し方ないところでしょう。美しさを念頭に置くのであれば、業者に依頼しましょう。もしくは、後述するパネルでのリフォームもおすすめです。
 
また、防カビ等、うまく塗料を選ばないと、汚れが悪化してしまうこともあります。塗料の選定は、ホームセンターの販売員などに相談しましょう。
 
時間や手間が取られる点もデメリットといえるでしょう。
 
浴室内の損傷が激しい場合は、業者に対応をお願いしましょう。

 

浴室のモルタル壁塗装の注意点

必ず浴室壁用の塗料を使用しましょう。そして、壁面の粗さに注意が必要です。粗い場合は塗料がなかなか定着しないので、1度目の塗りの後しっかり乾燥させ、2回目も塗っていきましょう。
 
なお、塗り替え時の湿気、水分残留には要注意です。しっかり乾燥させましょう。
 

 

浴室のモルタル壁塗装の事例

以下にリフォーム写真を掲載します。

pin  

塗り替えリフォームの例です。
下部はタイル地、上部はモルタル壁に塗装、と少し古い家ではよくみられるタイプの浴室です。タイルの水色に合わせて、淡い水色で塗装されています。


pin

塗装の代替案としては、パネルをはめ込んでいく手法もあります。浴室に最適なのは「アルパレージ」という商品です。
浴室内のDIYは塗装をメインに紹介されますが、パネルはめ込みでも対処が可能です。こちらの商品は、発砲樹脂製の壁面化粧パネルで、インターネットやホームセンターで購入できます。
 
取り付けには、カッターと専用の接着剤が必要です。端や角の処理には端面材を使用します。全パネルを貼ったのち浴槽や壁との境界、すべての隙間部分にシリコン材でコーキングしていきます。

(参考:FUKUVI「浴室・水廻り関連製品紹介」
(参考:Yahoo! JAPAN ショッピング j-Relife ヤフー店 「【アルパレージ】フクビ」)





 

浴室のモルタル壁塗装の相場


業者に発注した場合のリフォームにかかる代金をご紹介しましょう。
 
浴室壁のみの塗装ですと、9万~13万円
浴室床のみの塗装ですと、5万~9万円
浴室天井のみの塗装ですと、4万~6万円
浴室全体の塗装ですと、20万~23万円
(全国平均)となります。

(参考:ぬりはり「浴室塗装の費用」
(参考:家仲間コム「浴室塗装リフォーム/塗り替えれば費用も安く抑えられますよ!」
 
 
浴室の塗装は8年ほどが耐用年数です。この期間を目安に定期的に塗り替えスケジュールを立てるという方法もあります。あらかじめ決めておけば、費用を積み立てておくこともできます。
 
(参考:カメイペイント「塗料の種類と特徴」
 
 
参考価格として、DIYで浴室全体を自分の手で塗った場合、ペンキ代と備品を含めても1万円程度ですみます。ご紹介したパネルはめ込みでは、パネル代、シリコン剤、備品を含め10万~15万円ほどです。

(参考:ナフコオンラインストア「かべ・浴室商品群」


 

まとめ

いかがでしたか?今回はモルタル壁を利用している浴室のDIY塗装について解説しました。最近では、ホームセンターでの品ぞろえも充実し、塗装に便利なグッズも増えてきました。DIYに対する心理的な負担は軽減されてきているでしょう。
 
ただ、塗装ができるのは、あくまでもモルタルがベースの壁です。タイル地には塗装できませんし、ユニットバスも塗装向きではありません。全面的な改良を目指す場合には、今回ご紹介したようなパネル材を利用するか、全撤去の上、新しく壁を構築します。その場合は業者と相談することをおすすめします。現状の問題点と希望を話せば、いくつかの解決策を提案してくれるでしょう。
 
DIYリフォームで、過ごしやすい未来をかなえてみませんか?


 

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