リノベのハウツー
2019.05.12
「断熱材」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集111
目次
■断熱材
「断熱材」とは、保温、遮熱のために用いる材料のことで、ロックウールやグラスウールなどの繊維質材や、ウレタンフォームなどの多孔質材など、すきまが多く空気層のある材料を使用します。
各辞書・辞典からの解説
「断熱材」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「断熱材」とは、「保温・遮熱のために用いる材料」であると説明されています。「熱を伝えにくいガラス繊維・フェルト・発泡プラスチック」などを用いたものが一般的です。
(2)「日本大百科全書」より
「日本大百科全書」において「断熱材」とは「異なる温度で隣り合う二つの材料間に設けて熱の授受を少なくし、両者の温度差を保つために用いる材料」のことです。一般的に「比較的熱伝導率の大きい基材が多孔、繊維状、粉粒状になって小気孔」を多数もち、「熱伝導率の小さい複合体の形態をとっているが、多層箔(はく)材料」もあります。
(3)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「断熱材」とは、以下のような文章で説明がされています。
「室内と外部の熱の移動を防ぐ建材。ロックウールやグラスウールなどの繊維質材や、ウレタンフォームなどの多孔質材など、すきまが多く空気層のある材料を用いる。躯体の外側に張り付ける外張り断熱、木造などで躯体の内側(柱に挟まれた外壁と室内壁の間の空間)に入れる充填断熱などの方式がある。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「断熱材」とは「保温・遮熱のために用いる材料」であることがおわかりいただけたと思います。