ベンチで部屋をおしゃれにアレンジする、ベンチの魅力や選び方を紹介

部屋をおしゃれにする方法のひとつにこだわりのイスを設置することが挙げられます。イスは選び方次第で部屋の雰囲気を変えることができるからです。

インテリアショップではさまざまなイスを販売していますが、大人数で暮らしている方はベンチタイプのイスがおすすめです。しかし、イスに興味のある方の中には、ベンチタイプのイスにはどのような魅力があるのか分からないという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ベンチの魅力やベンチの正しい選び方についてまとめました。この記事を一読すればベンチの活用方法が分かるので参考にしてください。

ベンチの魅力

ベンチには他のイスにはない魅力があります。ここでは、ベンチの4つの魅力を紹介しますので参考にしてください。

人数に合わせて詰めて座れる

通常のイスは1人につき1脚なので、大人数で座るときにはイスが不足する可能性があるでしょう。しかし、ベンチタイプなら詰めて座れるので便利です。

部屋を広く使える

ベンチタイプの中には、背板が付いていないタイプがあります。背板が付いていないベンチなら、ダイニングのテーブルの下に収納できるので便利です。大家族の方やリビングの部屋が限られている方には便利でしょう。

子どもと一緒に座れる

ベンチタイプの場合、イスのひじ掛けがないので子どもと一緒に座れます。通常のイスの場合は1脚のイスに1人しか座れないので、親と子どもが別々のイスを使わなければなりません。しかし、子どもは背が低いのでイスを引かなければならず面倒です。また、イスの上に立ち上がることで転落する可能性もあるでしょう。

ベンチタイプなら子どもと一緒に寄り添って座れるので安心です。

物置として使える

ベンチタイプの場合、補助的なイスとして重宝します。友達や親戚が来たときにはベンチを、バッグを置くスペースとして利用できるでしょう。

ベンチの選び方

ベンチを購入する際には選び方に注意が必要です。部屋を快適に過ごせると思いベンチを買ったものの、かえって使いにくくなったということもあります。

そのため、ベンチを選ぶときには使用目的に合っているのかをチェックしましょう。ここでは、ベンチの選び方として3つの視点を紹介します。

素材を選ぶ

イスは素材によって座り心地が変わるので、慎重に選ぶ必要があるでしょう。主な素材として以下の4種類があります。

・合成皮革

合成皮革は水や傷に強いので手入れがしやすいというメリットがあります。また、天然皮革よりも安価なので少ない予算でも購入が可能です。

一方で天然皮革に比べて耐久性が低く、ひび割れが起こりやすいというデメリットがあります。そのため、定期的な手入れが必要でしょう。

・天然皮革

天然皮革は見た目が美しく劣化がしにくいというメリットがあります。また、長い年月を重ねると色合いが変化し深みが増すでしょう。

一方で水に弱く、シミが残ったりキズができたりするので注意が必要です。ベンチを長持ちさせるために保護クリームを定期的に塗ると良いでしょう。

・木製

木製の魅力は温かな色合いです。木の温もりが感じられるで、落ち着いた部屋にできるでしょう。

一方で座ったときに座面が沈まないので、長時間座っているとお尻が痛くなります。また、他のタイプに比べて重量があるので、掃除や部屋の模様替えのときには不便に感じるでしょう。

・布製

ポリエステル、アクリル、綿などのベンチは、革に比べて安価というメリットがあります。また、さまざまなデザインがあるので、部屋の雰囲気に合わせて選べるので便利です。

一方で、年月が経過すると表面が汚れるので注意しましょう。また、繊維の間にゴミがたまりやすいので定期的な掃除が必要です。

背もたれの有無を選ぶ

ベンチには背もたれのあるタイプとないタイプがあります。また、背もたれにもハイバックのものや低めのものがあるので、慎重に選びましょう。

背もたれがないタイプは体の支えがないので長時間の使用は難しいでしょう。反対に、背もたれが長いタイプは部屋が狭く感じやすいので注意が必要です。好みや用途を考えながら選ぶようにしましょう。

デザインを決める

イスのデザインは部屋の雰囲気を変えるので、慎重に選ぶ必要があります。座面だけでなく脚の部分もチェックして、部屋に合うかどうかを確かめましょう。デザインを決めるときには、他のインテリアとの色合いにも注意すると部屋の印象が良くなります。

まとめ

今回の記事ではベンチの魅力について解説しました。ベンチには詰めて座れる、部屋を広く使える、子どもと一緒に座れるといった魅力があり、リビングやダイニングにベンチを置く家庭も増えています。

ベンチを選ぶときには座面の素材やデザインに注意しましょう。また、背もたれの有無によって部屋の印象が変わるので、家族で相談しながら慎重に決めることをおすすめします。