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リノベーションのアイテム

2020.11.06

クローゼットに!ブラケットが上下する可動棚

クローゼットに!ブラケットが上下する可動棚


オシャレで楽しそうな商品があふれんばかりに並ぶ雑貨店は、見ているだけで楽しくなります。そんなショップになくてはならないものといえば、可動棚です。棚の間隔を変えたり、棚板の枚数を増やしたり、吊り物を掛けられるようポールに差し替えたりと、機能的にできています。
 
可動棚をクローゼットやパントリーに取り入れたら、生活はとても便利になります。
ここでは、可動棚をDIYで造る場合に必要なアイテムや、使用上の注意点についてお話しします。


 

ブラケットレールで可動棚を造ろう


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可動棚に必要なものは、棚板とブラケットレール、ブラケットやポールです。
このジャンルのトップブランド「ロイヤル」です。長さや色などバリエーションも豊富ですし、数多くのショップでも採用実績があります。

 
ブラケットレールとは?

可動棚で最も大切なパーツは、ブラケットレールです。棚柱、ガチャ柱、スリットレールとも呼ばれています。ブラケットを差し込む穴が一定の間隔で空いており、好きな場所に専用ブラケットを差し込むことができますから、棚の高さを自由に変えることができます。

 
ブラケットは大きく分けて2種類

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ブラケットレールとあわせて使うのは、差し込むためのフックが付いた専用のブラケットです。レール穴とフックの間隔が同じでなければ、ブラケットを差し込むことができませんから、同じブランドやメーカー、規格でそろえましょう。
 
たとえば、クローゼットに可動棚を作るのなら、用意するブラケットの種類は「棚用(I型)」と「ポール用(a型)」の2種類です。ポール用ブラケットには、先端にポールを通すための穴が空いています。
 
長さや色にはいくつかのバリエーションが用意されていますから、収納するものやインテリアに合わせて、適当なものを選びましょう。

 
「ダボレール」でも造れる可動棚

壁の背面に取り付けてブラケットを支えるレール以外にも、壁の側面に取り付けてタボを支えるタボレールも販売されています。カップボードや本棚で、よく用いられる方法です。可動棚を取り付けたい場所に応じて、ブラケットレールかダボレールを選択してください。


 

ブラケットレールの取り付け方

ブラケットレールの取り付け時の注意点は、取り付け場所に十分な強度が必要なことと、高さをそろえることです、
 

必ず間柱に取り付ける

棚板を何枚も取り付けるブラケットレールには、思っている以上の力がかかります。トグラーなど下地を強化する方法もありますが、頼りになるのは石膏ボードの裏にある間柱です。もしくは専用の柱を立てることをおすすめします。
 

高さをそろえ垂直を守る

可動棚を造るには、最低でも2本のブラケットレールを並べて取り付けなければなりませんし、それぞれの高さをそろえなくてはなりません。壁や床を基準にすればよいですが、レーザー墨出器やスマホアプリの水準器を使えば、より正確に取り付けることができます。
 

カッコよく取り付けるにはプロに任せる

クローゼットに!ブラケットが上下する可動棚

ブラケットレールには、それ自体の厚みがありますから、そのまま壁に取り付ける場合は厚みを考慮しましょう。壁に溝を彫ってブラケットレールを埋め込む場合は、壁自体を石膏ボードから合板に変更する必要がありますし、溝を掘るための専用工具や技術も必要になります。
ブラケットレールを壁に埋め込む場合は、ぜひプロの力を借りることをおすすめします。


 

ブラケットレールと可動棚の注意点

クローゼットに!ブラケットが上下する可動棚

可動棚は非常に便利なものですが、特に注意すべきは重さです。
ブラケットレールは、全体で棚やポールを支える仕組みになっていますから、重量には耐えられる造りになっています。しかし、コートなどの重衣料を数多くポールに掛けてしまうと、重みのために、上の写真のようにブラケットレールが曲がり、壁から外れてしまいす。
 
書籍や缶詰、LPレコードなど重くなりがちなものは、置き過ぎないよう注意することはもちろんですが、重量があるものはなるべく低い位置に収納することが、ブラケットレールを痛めないコツです。
 
棚板を4点で支えるダボレールの場合は、棚板がそってしまわないよう強度の高いものを選んでください。
 

 

まとめ

取り付ける壁の強度と置き過ぎない・掛け過ぎないことに注意すれば、非常に使えるのが可動棚です。DIYで造るのはもちろん、新築やリノベーションでクローゼットを設けるのであれば、可動式にすることを、ぜひ検討してください。
 
またご紹介した「ロイヤル」には数多くのショップ向けのアイテムがそろっており、ブラケットレールとのセットなら、それらを利用することができるようになります。部屋をブティックのようにしたい、自転車を壁に飾りたいなど、趣味の空間づくりにきっと役立ってくれることでしょう。
 


 

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