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vol.39【リノベ|インタビュー】縦長間取りのお手本リノベ。普通以上!の「パッケージプランリノベーション」を公開

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vol.39【リノベ|インタビュー】縦長間取りのお手本リノベ。普通以上!の「パッケージプランリノベーション」を公開

今回ご紹介するOさんご家族は、物件の特性(縦長)を生かして、広々と開放感がある空間にリノベーションしました。そして、内装はBeatHOUSEのパッケージプラン。

パッケージプランというと選択肢が少なく、自分好みにできないと考える人もいるかと思いますが、建材やアクセントカラーの使い方・使う場所次第はもちろん、造作で自分の好みを体現することは十分可能です。

そこで今回は、縦長物件の間取りを考えるときのポイントや、パッケージプランを利用した内装のこだわった点などについてお伺いしてきました。

親との近居を選んだ理由

以前のお住まいは0さんのご実家でした。実は現在のご自宅と同じマンション。どうして同じマンションを選ばれたのでしょうか。
 
「息子が大きくなるにつれて手狭になるなと思って、家探しを始めました。息子がここの目の前の保育園に通っていて、両親も年をとるから買うなら近場でと思い、周辺エリアで探していたんです。でも探すペースはゆっくり。期間としては3年くらいでした。マンションは最初から中古マンションで検討していました。新築マンションの設計があまり好みじゃなかったんです。この1階が不動産屋さんで、ここで空きが出たら教えてもらうようにお願いしていましたが、同時に周辺のマンションもいくつか内見しました。そんな中、1Fの不動産屋さんから、ここの違うフロアでリノベーションされた部屋の説明会があると聞いて見に行くことに。その部屋のリノベーションを手がけたのがBeatHOUSEさんでした」
 
実際のリノベーションを見てどうでしたか?
 
「リノベーションされた部屋を見て『こんなに良くなるんだ』と驚きました。その後、ここに無事決まって、リノベーションの会社をどうするか考えたとき、このマンションについてよく知っているBeatHOUSEさんにお願いしようと思ったんです。それで話を聞きに行きました」

「縦長間取り」と「収納問題」の解決は「3LDK→2LDK+α」という大幅変更にアリ!

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リノベーションで3LDKから2LDKに大幅チェンジしました。どのように決めましたか?
 
「収納をどうするか考えてネットで検索していたときに見つけたのがファミリークローゼットでした。各部屋に造らずに、家族の洋服を一箇所で収納するというもの。これはいいなと思って、造ってもらうことにしました。ここは縦長だから、とにかく間取りを考えるのが大変で。縦長であることを念頭に置いて相談していた結果、今のような間取りに決まりました」
 
リビングが広々として開放感がありますね。
 
「リビングは広くしたかったので、和室を壊しました。本当はインナーバルコニーを造りたかったんですけど、予算の都合もあって断念。インナーバルコニーはできなかったけど、リビングが広い分インテリアグリーンを置けるスペースが出来上がったので良かったです」
 
コンセプトは「ベーシック+湘南スタイル」とのことですが、最初からスムーズでしたか?
 
「もともとはシャビーシックな感じも良いかなと思っていました。なので床は白を考えていたのですが、白は汚れが目立つと聞いて、全体ではなくトイレと洗面だけを希望の白にすることにしました。他の部屋はベーシックなスタイルが良いと思い、白と木目調がベースになるような壁と床にしました。結果的にトイレと洗面所がある壁のアクセントカラーを、ブルーグレーにしたことでなんとなく部屋の中に船があるようなイメージの空間に仕上がり、世界観を作ることができました。」
 
リビングの壁にはヘリンボーンでアクセントが効いています。このウッドパネルは下半分だけに使用することでメリハリがつき、オシャレになります。広い壁とウッドパネリングのコントラストが一気にカフェのような雰囲気を演出してくれています。

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ヘリンボーン以外にも「パッケージプラン」で選べたものはありますか?
 
「パッケージプランでは、アクセントカラーを選べたので、このブルー系の色にしました。最初はキッチンの壁に取り入れようと思ったのですが、キッチン側にタイルとリビングのパネリングがあるので、同じ側にまとめるよりも反対側に色味を取り入れたほうがいいとなり、こちらにしました」
 
見渡せる空間の壁一部にこういったアクセントカラーを取り入れると、こなれた雰囲気になりますね。

壁付キッチン→対面式に変えた理由

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キッチンはリビングを見渡せる対面式ですね。

「最初は壁付けで考えていたんですけど、壁側の天井が少し下がっているので『こちらはどうですか?』とデザイナーの安藤さんが提案してくれたのが、この対面式でした。これはこれで面白いなと思い、対面式に変更しました」
 
対面式はリビングでのお子様の様子を見られるというメリットもありますね。

また、キッチン内の壁には白タイルを施しています。白タイルでもポップすぎない印象なのは、目地を黒くしているからなんですね。目地の色でタイルの印象は大きく変わるのがわかります。
タイルはパッケージプランに含まれており、タイルの色はもちろん、目地の色も選べるそうです。

カウンターの背面にはオープンタイプの造作棚を設置しています。最近はこういったオープンタイプの棚が人気で、出し入れしやすいことに加えて、見える収納なのでキレイに収納する習慣がつき、美観を保てるようです。加えてこちらの棚は作業台にもなる優秀家具。お子さんに食育をさせたいとのご要望で、一緒に料理ができるスペースになるよう、幅広に造ったとのことです。

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カウンター頭上にあるペンダントライトは、Oさんの好きなアンティーク調。ポイントで自分の好きなテイストを取り入れたそうです。
 

カウンターデスクは、仕事用&将来の子どもの勉強に

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カウンターデスクが、カフェ感ありますね。
 
「実は、間取りを考えるのに迷宮入りしてしまった時に、WEBでいろいろ見ていたら、このスタイルを見つけたんです。息子にはリビング学習をさせたいと思っていたので、これはいいなと思って。今は私が仕事するときに使っていますが、息子が大きくなったらここで宿題をすれば私も見られるし便利だなと。カフェっぽい感じも気に入っています。」
 
コーナー部分に設置することで、空間もスッキリしますね。リノベーションは自由度が高い分、こういったアイデアが大切でもあります。

トイレは、上品でオシャレな空間に

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トイレでこだわったところはありますか?
 
「ニッチですね。このニッチの場所は、元はもっと高さがあるオープンタイプの棚を予定していたのですが、壁を造ってニッチにしてもらいました。」

ニッチでこなれた印象のトイレをよりオシャレにしているのが、こちらの照明。ゆらめく照明の光は、シンプルだけど上品。閉ざされたトイレという空間こそ個性を発揮しやすい場所でもあります。

折り上げ天井で開放感を引き出して

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寝室はホテルのような壁・天井の仕上げですね。
 
「以前泊まったホテルが折り上げ天井で、それが印象的でうちにも欲しいなと。梁とコンクリートがあって難しかったようで、工事をする方を悩ませたと思います。でも、無事に出来上がって大満足です」
 
折り上げ天井は中央を一段高く凹ませた天井で、高さに変化を出すことで室内を広く見せることが可能です。部屋自体に広さがない場合は、このように天井に変化をつけると広く見せられます。
 
壁は小ワザを効かせました。少し凹ませて、細々とした物を置けるようなスペースを造りました。リモコンや小物を置いたり、写真を並べて思い出コーナーにしたりと活用できます。

広くして、ドア同士のぶつかりを避けた洗面脱衣所

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洗面脱衣所が広々しています。どのように設計されたのでしょうか?
 
「前はここに入ってすぐ左側にトイレが設置されていたんですけど、トイレのドアと洗面脱衣所のドアがどちらも押し扉だから、人がいたらぶつかってしまったんです。洗面脱衣所は広くしたかったので、トイレを移動させて広さを確保しました。トイレがあった元の位置は、今は洗濯機の設置場所です」
 
洗面脱衣所をより広く感じさせるのがオープン収納。すっきりと見えることはもちろん、自分が好きなラックを入れて自由にカスタマイズもできるのがオープン収納の良いところ。洗面脱衣所に採用する人が多いです。

まるでホテルのロビー。おもてなし空間を演出する縦長ニッチ

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洗面脱衣所を広くし、トイレの位置をずらしたことで生まれたのがこちらのニッチ
 
「本当は土間も欲しかったのですが、間取りを考える上でリビングを広くすること、洗面脱衣所を広くすることは欠かせなくて、土間は諦めました。でも、最終的に玄関に少し余裕が生まれたので、じゃあここにもニッチを造ろうと思ってお願いしました」
 
縦長のニッチはまるでホテルのロビーのようで華やかな印象を与えます。華やかさを盛り立てている壁面タイルは、なんとエコカラット。空気中の湿度調整を行い、嫌なニオイを取ってくれるエコカラットは玄関やリビングに人気の壁材です。

リノベーション中に困ったことは?

リノベーションをする上で一番困ったのは間取りだったそうですね。
 
「縦長なので、この長さを活かす間取りを考えるのにとても苦労しました。元の間取りでは、キッチンが今の位置ではありませんでした。クローゼットを造るにあたって、キッチン位置を移動する必要があったのですが、大幅に変えると今度は配管が難しくなるという問題が出ました。最終的に今の位置に落ち着き、さらに収納も作ることができたので結果として良かったのですが、配管の問題というものがあるんだと思いました。このマンションはこの辺りでは古いそうで、施工が大変だったのではないかと思います。当初の希望から変更する部分はあったものの、対面キッチンになったり、玄関がホテルのようになるなど、自分では想像できない仕上がりになったので、結果的に満足です」
 
次いで難しかったのは、細々した部分について考えることだったとのことですが。
 
「まさか自分が家を買うとは思わなかったので、家造りは何もかもが未知でした。間取りの次に大変だったのが細々したものの高さを考えること。トイレットペーパーホルダーの位置や、ニッチの高さを『どれくらいの高さにしますか?』と言われて。
それまで考えたことがなかったので、最適な高さを考えるのが大変でした。あと、いろいろと調べていくなかでわかったのが、コンセントの位置。皆さんのSNSを見ると『コンセントの位置を後悔』と話されている方が多かったので、住んだ後の暮らしをイメージしながら考えました…が、これがなかなかできなくて。想像力が必要だと痛感しました」

これからリノベーションをする方へメッセージ

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最後にOさんから、これからリノベーションをする方へメッセージをいただきました。
 
「調べ始めた当初は大変でしたが、だんだんと色々なバリエーションを見ることが楽しくなってきました。息子が起きているときは調べられないので、寝かしてからの作業でしたが、それがいつの間にか楽しみになりましたね。私のように、家の知識がないなかで家造りを始めるのは大変。一つひとつ勉強しながら造っていきました。家造りで大切なのは調べることはもちろんですが、リミットを設けること。私の場合、それが増税でした。0から調べて勉強しながら家を造る場合は、リミットがないといつまでも考えてしまうこともあると思うので、自分のなかでリミットを設定して動くのがいいと思います。
 
さまざまな事例を見ていくと、自分の好みもわかってくるので、好みのものを自分の引き出しに入れるのはすごく大切です。好きなものを貯めていって、いざ設計となったときに一気に引き出すといいかなと思います。あとは自分の記憶。私のように、以前行ったホテルからヒントを得ることもあるので、自分の記憶を掘り下げるのもいいかなと思います」

BeatHOUSE設計担当/安藤より

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「O様の理想を体現するお手伝いをさせていただく」という感覚で設計させていただきました。
今回の設計で一番考えたのは生活動線です。水回りを広くしたり移動したりしたので、そういった中でもいかにやりやすい導線を確保するのかを考えました。

また、こだわったのは空間の見せ方です。ご要望をお聞きしながら、収納や建材の使い方など、全てを統一せずに、変化をつけることを心がけて、メリハリがつく空間にすることを意識しました。

今回の取材で、初めて家具が入っている状態でお伺いしました。自分が設計した空間が「家具とマッチして、気に入っていただいている」とのことで、とても嬉しく思いました。

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Writer

  • 日刊Sumai編集部

    自分らしい家づくり、住宅事例やリノベーションなどの情報を発信。ライター多数在籍

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表