お客様インタビュー
2025.03.24
帰るたびに気分が上がる〜リノベで創るアトリエ風の住まい〜

賃貸更新を機に、自分たちの理想の暮らしを叶えるべく購入検討始めたK様ご夫婦は、既成の枠に捉われることなく自分たちの価値観やライフスタイルを反映させた住まいを実現できる「中古を買ってリノベーション」を選択。
担当デザイナーとの打ち合わせで理想を具体化していきながら、お家に帰るのが楽しみになるデザインと、お二人の" 好き"が詰まった「アトリエ風」の住まいを実現されました。
「中古買ってリノベーション」を通して心地よさとシンプルさを両立した住まいを造り上げたお二人に、理想を形にするまでのプロセスを伺いました。
目次
お客様情報
お客様名:K様
購入種別:中古買ってリノベーション
広さ:71.6平米
間取り:3LDK
物件種別:中古マンション
エリア:東京都江東区
家族構成:ご夫婦、猫ちゃん
リノベーション完工日:2024/04/13
きっかけ | 賃貸の更新時期のタイミングで検討開始
ーー住宅購入を考え始めたきっかけを教えてください。
K様:
元々住んでいた賃貸のマンションがちょうど、更新時期が来ていたので引越ししようかなと思っていたんですが、(引越しを)これまで3回経験してきていて、ちょっと疲れてきていたんですよね。
引越し自体も近くのエリアでしていたわけではなくて、けっこう地域をガラリと変えていたりしたので、引越してその地域に慣れるまで時間がかかっては、また慣れた頃に違う地域に引っ越すというのを繰り返していました。
もう1,2年くらいは賃貸で住もうかとは2人で話していたんですけど、住みたいエリアでちょどいい物件も見つかりづらくなってきて、徐々に賃貸に毎月お金を払っているのも勿体無いんじゃないかって感じるようになってきたんです。
あとは住み替えるタイミングで、お家のレイアウトや雰囲気に合わせてインテリアを新調したり買い足したりしていたんですけど、その費用とかも勿体無いなと思って。
色んなタイミングが重なり、そこから本格的に住宅購入を考え始めました。
理想の暮らし | 自分らしいライフスタイルに家を合わせる。妥協しない暮らし
ーー「中古買ってリノベーション」という選択をされたのはなぜですか。
K様:
大きく分けて2つの理由があるんですが、
まず1つは「中古物件の方が金額的に安い」からですね。
都心エリアは本当に物件価格が高騰してきているので、現実的に想定していた購入金額で考えると、中古物件が自ずと対象にあがってきました。
もう1つは、「自分の好きなように理想の暮らしを叶えたかった」からです。
理想のライフスタイルに沿った生活動線やお部屋の広さ、デザインを自分たちで一から作ってみたいという思いが昔からあったんです。
リノベーション済みの物件も何度か見に行ったりしたんですが、やっぱり(ピッタリな物件は)無いね、って。
そしてその物件がとても安い、というわけでもなかったので。
あとは、私たちが作られた間取りやデザインに(私たちの)暮らしを合わせるということがどうしても苦手で、自分たちの思うようにしたいというこだわりも強かったんです(笑)
「誰かが作った家にライフスタイルを合わせるのではなく、
自分らしいライフスタイルに家を合わせる」
K様が仰ったことはまさに、リノベ不動産が掲げるコンセプトそのもの。
価値観やライフスタイルの多様化が進む現代において「誰もが理想とする住まい」はあるのでしょうか。
きっと100人の住まい手がいれば、100通りの理想の住まいがあるはずです。
購入手法 | 当たり前に「中古買ってリノベーション」は候補の1つにあった
ーー「中古買ってリノベーション」という買い方は元々ご存知でしたか?
K様:
そうですね。
住宅購入を検討し始めた際も、最初から「中古買ってリノベーション」で進めていました。
調べていく中で新たにこの買い方を知った、というわけではなかったです。
私たちの中では当たり前のように住宅購入の選択肢の1つとして入っていましたね。
リノベ不動産さんについては「中古買ってリノベーション」をするのに必要な、物件探しとリノベーション工事を一緒に対応してくれる会社さんや、住宅ローンとリノベーションローンを一括で組んでくれる会社さんが少なくて、色々調べていた時にネットで偶然見つけて知った、という感じです。
リノベ不動産を選んだ決め手| 物件探しとリノベーション工事のワンストップサービス
ーーその中で、リノベ不動産を選んでいただいた決め手は何でしたか。
K様:
実際にはリノベ不動産さんしかお打ち合わせをしていないので、他社と比べて決め手になったところっていうのはあまりないんですけど、やはり、物件探しとリノベーション工事を一緒に対応してくれるというところが大きかったですね。
私たちが調べた中では、そのような会社さんは少なくて。
あとは、セットローンを組んでくれる会社さんも少なかったです。
住宅ローンとリノベーションローンを別々にしてしまうと支払いも高くなるので進めづらいなと思っていたんですが、リノベ不動産さんだと、それらを一括で支払えるセットローンを組むことができたのでこれも決め手になりました。
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「中古買ってリノベーション」を行う場合、多くの方が悩まれる資金計画。 通常だと物件購入は住宅ローン、リノベーションは別途でリフォームローンを利用するケースが一般的ですが、それぞれのローンを個別に組むと、
金利や月々の支払い負担が大きくなることもあります。
そこでおすすめなのがこの「セットローン」。
セットローンを活用すると、住宅購入費用とリノベーション費用をまとめて一本化できるため、金利を抑え月々の支払いを軽減することが可能です。
例えば、通常のリフォームローンは金利が3〜5%になるケースもありますが、セットローンなら住宅ローンと同じ低金利(1〜2%台)で借りられることが多く、支払総額を大幅に抑えることができます。
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こだわり | ホテルライクから『素朴さ』へ。理想の暮らしが形になるまで
ーー当時のリノベーション打ち合わせの思い出や、完成したお家の中で特にお気に入りのポイントを教えてください。
K様:
え、すごいですよ。聞きますか?(笑)
壁は何色にしようか、素材は何を使おうか、壁の高さはどれくらいにしようかとか、夫婦の間、デザイナーさんとの間で本当に色々話し合いました。
話し合いを重ねる中でだんだん理想が形になっていったんですけど、私たちの漠然としたイメージをもとに、デザイナーさんが「アトリエ」をコンセプトにしたお家のデザインを提案してくれたんです。
そしてまた何度か打ち合わせを重ねていくうちに、最初は「ホテルライク」な雰囲気を目指していたのですが、デザイナーさんと話す中で「素朴さ」というのがキーワードとして出てくるようになりました。
そこから徐々に、「家具や植物が主役に」なるようなシンプルな雰囲気に仕上げたいなと思い、お家全体のイメージを固めていきましたね。
間取りに関しては、色々ご提案いただいたのですが、結局はリノベーションする前とほとんど変わっていません(笑)
ガラリと変える予定だったんですが、生活動線や日々の使い勝手を考えると、一周して元々の間取りが一番いいね、となり戻ってきました。
理想の理想としては、玄関からリビングまでがつながったウォークインクローゼットや玄関の土間収納のスペースを大きくしたいとか、色々あったんですが、このマンションの(躯体などの)変えられない部分などの制限を考慮したら、今の形が最適だねってなりました。
細かい箇所のリノベーション、例えばお風呂のサイズを一回り大きくしてもらうとか、ところどころに小さい収納スペースを作ってもらうとかもしてもらったんですけど、そういう自分たちが過ごしやすくなるような「暮らしの微調整」が、地味かもしれないけれど、意外とリノベの魅力なんじゃないかなって思ったりもします。
あと、リノベーションの話ではないんですけど、お家のインテリアにはかなりこだわりましたね。
サイズの最適解を測るために、自分たちで家具入りのパース(完成予想図)を一から自作して、その大きさに合うダイニングテーブルを買ったりしてました(笑)
「家具や植物をお家の主役にしたい」というのが思いとして強かったので、内装の工事が始まってから見つけた家具屋さんが愛知県の豊田市にあったんですが、わざわざ日帰りで見に行って、オーダーメイドで家具を注文しちゃいました。
実は、このお家にあるダイニングテーブルとソファ、キャビネット、作業デスク、すべてこの家具屋さんでのオーダーメイドなんです。
家具を全てオーダーメイドで揃えることでお部屋の統一感が出ることももちろんなのですが、見た目以上にサイズ感も重視してて、ここに家具を置くとスペースが狭くならないかとか、そういった点も気にしてましたね。
新発見 | 賃貸では得られなかった感覚。『お手入れしたくなる家』の魅力
ーーリノベーションしたことによって「新たに気づいた自分の価値観」や「意外な発見」はありましたか?
K様:
まずは、お家に帰るのが楽しみになりましたね。
お家で過ごす時間がすごく楽しみになったのが大きいかもしれません。
でも、これが一番幸せかもしれません。職業柄、働いている時間も家にいることが多いので。
前だったら、掃除とかも面倒くさいなとか思ってたんですけど、今は気分が上がって「ルンッ」ってなるんです(笑)
お家も好きだし、家具も好きだから、掃除するという感覚から「お手入れ」する感覚に変わったのかもしれません。
賃貸だと自分たちのものじゃないから、掃除も仕方なくやるかという感じだったんですけど、自分のお家だと愛情が湧くんですよね。
自分のお気に入りの服や靴を大切にお手入れするのと同じ感覚です。
お住まい探し中のあなたへ | 見た目だけじゃなく"豊かさ"で選ぶ。心地よい住まいの見つけ方
ーー最後にこれから住宅購入を検討される方にメッセージをお願いします。
K様:
お伝えしたいことは、「適当に住宅を購入するのをやめてほしい」ということです。
衣服とかもそうだと思うんですけど、自分の心地よさとか心の豊かさというものに向き合うきっかけにもなったと思っていて、しっかりそこに向き合って住宅購入を考えると、思いがけず生活も豊かになったりすると思うんです。
新築で見栄えは綺麗だけど深く考えず購入したお家と、自分たちの思いに寄り添ったお家だと、豊かさが全然変わってくると思うので。
そうした自分の中の豊かさとか、幸せとか、心地よさとかに向き合って考えながら住宅購入を検討して欲しいなと思います。
最後に | インタビューを終えて
K様ご夫婦のインタビューを通して、「中古を買ってリノベーション」がいかに住む人のライフスタイルや価値観を反映できるか、そしていかに暮らしを豊かにできるかを改めて実感しました。
物件探しからリノベーション工事まで自分たちの理想を追求し、時には妥協せず、時には柔軟に変化を受け入れる。
その過程で生まれた住まいは、単なる「家」ではなく、お二人にとってかけがえのない「暮らしを楽しむ舞台」となったことでしょう。
「お手入れしたくなる家」という言葉が象徴するように、リノベーションによって生まれた空間には、賃貸では得られなかった「愛着」が生まれ、単に見た目や機能性を追求するだけでなく、住む人の心の豊かさや幸福感に深く繋がっています。
K様ご夫婦の言葉にもあったように、住宅購入は、単に「住む場所」を手に入れるだけでなく、自分自身の価値観やライフスタイルを見つめ直す良い機会となるはずです。
この記事が、これから住まいづくりを検討される皆様にとって、既成概念に捉われず自分らしい理想の暮らしを追求するきっかけとなれば幸いです。