間取り変更の Before・After 特集！写真も間取りも大公開！vol.1

リノベーションで実現する思い切った間取り変更。今回は、リノベ不動産の事例のなかでも、間取り変更を行った事例をご紹介します。

築年数がある程度経っているために古く感じられる間取りを、使い勝手の良い間取りに、いえ、それ以上に大胆なオリジナリティに溢れた素敵な間取りに変身させることが可能です。

Before・Afterの間取りと写真とともに、こんな風に変えられるんだ！という驚きとワクワクをご紹介します。

3LDK→2LDK｜広くしたのは玄関土間と洗面所

こちらの既存間取りは、リビングに面した和室を含めた3LDK。スッキリと収まりの良い間取りです。新築分譲マンションでも最近の流行りは「廊下を少なくして部屋数を多くとりました」といった部屋数勝負のフレーズ。そのため、おうち作りに関して、部屋数より充実させたい場所があるなら、中古＋リノベーションがベストな選択です。

3LDKから2LDKに部屋数を減らしたことで、洗面所を広くし大きなカウンター付き洗面化粧台を設置し、玄関に土間としての機能を持たせ、1.3畳もの広さを確保した収納力抜群のシューズインクローゼットを設けています。

また、それらをウォークスルーで繋げることで、それぞれの役割をより使い勝手の良いものへと向上させています。

リノベーションだからできた土間とウォークスルーの洗面所

左写真が玄関＋土間になります。土間にあるオシャレな扉を開けると、洗面所へ繋がります。外遊び後にそのまま洗面所、お風呂場へ行けるのはアウトドア好きにとってはとっても便利ですね！広々とした土間でDIYなどの作業も楽しめます。

右写真は洗面所から見た玄関土間。扉で仕切られるので、洗面所としての独立した空間としてきちんと機能します。壁上部に設けた窓も開放的な洗面所を演出しています。土間からみたときのワンポイントにもなりますね。

間取りから想像するに既存のリビングも広々のはずだけど...

既存のリビングも決して狭くはない物件です。しかし隣接するキッチン、和室との連続性が調和せず、閉ざされた印象も否めません。

実際の住戸が見れない竣工前の新築マンションの場合「リビングと和室とつなげると広々とした空間として使えます」といったフレーズを聞くこともあるかと思いますが、モデルルームでの確認や、実際の自身が送ると思われる生活をはめ込んだ使い勝手まで想像してから本当に広々とした空間として使えるのか、考える必要があります。

リビングに隣接した和室の使い勝手の良さはもちろんありますが、今回のリノベーションではこの和室を独立した洋室に変更しています。

“繋げる”・“離す”を選択し開放的なリビングへ

リノベーションによって、キッチンはリビングと繋ぐ空間とし、和室を独立した洋室に変更することで白壁を出現させています。

リビングがキッチンと一体化したことで視界が抜け広く感じる空間となりました。それに対し、和室を切り離したことで畳数としては減りますが、それによって出来た壁にテレビや小物を置くスペースが確保されるので、広さを十分有効活用させることができます。

繋げる、離すといった手法を上手に取り入れることで、一気にまとまりのある洗練された空間をつくり上げることができます。

おわりに

いかがでしたか。既存の間取りを大胆に変えることで手に入れる自分だけの空間、既存の間取りに手を加えることでもっと良い空間に仕上げることができるワンランク上の空間、そんな事例のご紹介でした。

中古マンション＋リノベーションの良さは発想によって好きにプランニングできるところにあります。好きなことを取り入れる、ちょっとな、と思ったところを改善させる。そのプランニングをリノベーションのプロと一緒にすることで、より良いものが生まれます。

是非その過程を楽しんでみてはいかがでしょうか。ご相談は全国各地で承っています。