【特集】お宅の「キッチン」拝見します！リノベーション実例

実際にリノベーションをしたお宅の「キッチン」を拝見させて頂きました。すでに生活しているキッチンは、なかなかお目にかかることができません。
これがマンションなの？と聞きたくなるような、オリジナリティあふれるキッチン事例のご紹介です。

【事例１】インダストリアルが凝縮されたハードコアなキッチン

vol.31【リノベ|インタビュー】無駄を排除したインダストリアルスタイル、撮影スタジオ兼住まい


ひときわ存在感を放つキッチンは「モラート」という素材で造作。インダストリアルスタイルによく使用されるのは、コンクリートとモルタルですが、モルタルはヒビが入りやすいということから、モルタル調の特殊左官材「モラート」が採用されました。

この造作キッチン横にあるカッティングの英字がポイントになって、非日常的なカフェバーの雰囲気を演出しています。また、一般的には目立ちやすい冷蔵庫が、そのオシャレさと相まって空間に馴染んでいる点も隙がないところです。

キッチンとリビングを内装の素材で空間を仕切り、リビング側はくつろぎをテーマに温もりを感じるデザインにしています。それでいて、窓側にはフェンスを設置するなど、キッチンのインダストリアル感とリンクし、全体のバランスを整えている事例です。

キッチンそのものは、もちろんステンレス。シルバー＆ブラックで統一されたキッチン内に天然素材＋カラーボックスがアクセントになっています。


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vol.31【リノベ|インタビュー】無駄を排除したインダストリアルスタイル、撮影スタジオ兼住まい

 

【事例２】キッチンにいることが大好きで、そこで過ごす時間を大切にしたキッチン

Vol.11【①ﾘﾉﾍﾞｰｼｮﾝ編】キッチンに住むように｜S邸ｲﾝﾀﾋﾞｭｰ(築24年)


「キッチンに住みたい」というほど、キッチンで過ごす時間が好きなSさん。もとの間取りでは奥にあったキッチンを、リノベーションで家の真ん中に配置。キッチンを中心としたライフスタイルを実現しました。

このキッチンは、デザイナーに提案されて一目惚れしたものだそう。造作のカウンターの一体感が、使い勝手のよいL型キッチンとして仕上がっています。

グースネックの水栓やIHコンロなど、こちらもデザインと使い勝手がともに良く、グレーの壁紙・タイル、白い壁からキッチン小物に至るまで「お気に入り」にこだわった、やさしいテイストのキッチン事例です。

仕上がりに大満足というSさんですが、計画段階では床材やタイルはもともと考えていたものからの変更があったりもしました…


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Vol.11【①ﾘﾉﾍﾞｰｼｮﾝ編】キッチンに住むように｜S邸ｲﾝﾀﾋﾞｭｰ(築24年)


 

【事例３】お店のような「ガラス張り＆レンガ」のキッチン

vol.15【インタビュー】土間に書棚と、夜景Viewの非日常感MIXな家


もとの間取りでは奥まった場所にあったキッチンですが、「お二人の共通の趣味であるお料理を生活の真ん中に」とのアイデアから、家の中心に配置されました。フルリノベーションならではの大胆な間取りデザインの事例です。

またこちらは、夜景が美しいお部屋ということもあり、キッチン・ダイニングからも夜景が望めることも含めて設計されたそうです。

間取りの中心に配置されたキッチンは、ダイニングと一体となりワークスペースを広く確保しています。お料理中でもダイニングにいる人とコミュニケーションを取りやすい距離感です。

ガラス張りでゆるく仕切られているので、お互いの存在は感じつつも油はねなどには配慮されたデザイン。上部にはレンガをデコレーションして、お店のような印象を与えつつも実はレンジフードの目隠しにもなっているのが秀逸です。

キッチン内側は、ウッド✕ブラック✕ステンレスのMIX感が絶妙で、こちらもグースネックや４口コンロなどお料理を楽しむアイテムで整えられています。


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vol.15【インタビュー】土間に書棚と、夜景Viewの非日常感MIXな家



 

【事例４】壁も扉も全部いらない。シンク下もオープンがいい。

vol.2【①物件探し編】女性の感性でつくる、女性のための家／m邸ｲﾝﾀﾋﾞｭｰ


賃貸も分譲マンションも経験のあるｍさんがたどり着いたのは、「リノベーションで自分スタイルを造る」ことでした。分譲はみんな似たような形の間取りや内装で、そこに違和感があったと言います。自分らしいスタイルーそれはシンプルで、オープンなデザインでした。

キッチンに対しても同じで「必要な分だけを丁寧に」と設計されています。キッチン小物も厳選され、オープン収納だけれどもごちゃつきがないのはそのためです。

家そのものはドアも扉も極力なくしました。そうすると、扉が必要なものも出てきたそう。そこで少しずつ買い揃えたのが扉付きの収納家具。和だったりアジアンだったりテイストは様々だけど全体としてまとまっているというのを理想として、集められているそうです。

キッチン家具には、アイアン✕ウッドに並んで趣のある茶箪笥が置かれています。サイズもライフスタイルに合わせたものをチョイスし、まとまりのある空間に仕上がりました。


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vol.2【①物件探し編】女性の感性でつくる、女性のための家／m邸ｲﾝﾀﾋﾞｭｰ


 

【事例５】真っ白なキッチン。アンティークライクな真鍮がアクセントに

vol.4【①ﾘﾉﾍﾞｰｼｮﾝ編】新築じゃ叶わない、レンガの壁とタイルのキッチン｜M邸ｲﾝﾀﾋﾞｭｰ


夢の国が大好きで、そのテイストをふんだんに取り入れたのがコチラのキッチン。ホワイトを基調としたキッチンは取っ手の真鍮がアクセントになって、ヨーロピアンスタイルを実現しています。

これまでの事例もそうですが、この、設備だけでなく扉から取手からタイルから全てにおいて、自分好みにデザインできるということが、リノベーション最大のメリットと言えるでしょう。

こちらのキッチンは面積も広く、作業効率が良いと言われているL型。お気に入りすぎてずっとキッチンにいるというほど。それもそのはず、白で統一されたキッチンやレンガの壁はまるで夢の国。レンガも一枚一枚、デザイナーがバランスを考えて配置されたそう。

また、照明までもが計算されています。コロンとしたフォルムがなんとも言えず可愛いらしく、色味を合わせた多灯吊りで全体をまとめています。


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まとめ

リノベーションで理想のキッチンを実現した実例いかがでしたでしょうか？
「キッチンにこだわりたいけど、どうしたら良いかわからない」「アイデアが知りたい」そんな声を耳にします。でもリノベーションで大切なのは、「どんな暮らしがしたいのか？」ということ。そうすると、自然と理想のキッチンが見えてくるかもしれません。