お客様インタビュー
2018.11.24
リビングに統一感を出す方法、諦める方法
目次
1.統一感のあるリビングの快適性
綺麗に整理整頓しているのに部屋がダサい、居心地が悪い…と感じた事はありませんか?もしかすると、そう感じる原因は色々なテイストや色味が混じっていて統一感のない部屋になっているからかもしれません。
統一感のある部屋は、スッキリとしていて居心地が良いので快適性がグンと上がります。統一する事で自然とオシャレな部屋になりますし、部屋全体を広く見せる効果もあります。インテリアに統一感はとても重要な要素なんですね。
どうすれば統一感を出す事ができるのでしょうか。今回は、快適性とオシャレが一番求められる「リビング」に焦点をあてて「統一感を出す方法」をご紹介します。
2.統一感を出す方法①インテリアスタイルを決める
まず、最初にどんなテイストの部屋にしたいのか決めましょう。北欧・モダン・インダストリアル・アジアン・ナチュラル・カントリーなど、様々なインテリアスタイルがあるので好きなものを選んでください。
また、「和×モダン」や「北欧×和」「クラシック×モダン」など、2つのテイストを合わせたミックススタイルもあります。ミックススタイルは少しセンスが必要になりますので、まずは1つのテイストに絞ってコーディネートしてから、ミックスさせていくようにしましょう。
これからリノベーションされるのであれば、好みのテイストに合わせてドアや壁の色、床材などのベースカラーから考えると、より統一感のある部屋になるので是非こだわってみてください。
3.統一感を出す方法②家具の色味を合わせる
インテリアには
「ベースカラー(基調色)」…壁や床、天井などの部屋全体を占めるカラー
「アソートカラー(配合色)」…家具やカーテン・ソファー・ドアなどのベースとアクセントを協調させる働きがあるカラー
「アクセントカラー(強調色)」…主に小物類などで部屋の引き締めやアクセントをつけるカラー
の3種類があります。
オシャレなインテリア雑誌にはたくさんの色が使われていることがありますが、3種類のカラー配分のバランスを考えて配置しているので、かなりセンスが必要になります。インテリア初心者は、一番簡単に統一感を出せる家具の色味(アソートカラー)を合わせる事から始めましょう。
家具の色に赤や青など目立つカラーをメインに選んでしまうと飽きやすく、選択肢も狭くなるので、目立つカラーはアクセントとして最後に選ぶようにしましょう。
また、家具の素材もテイストに合わせて統一した方がスッキリ見えます。特に木材家具を購入する場合は、色味や節の出方、木目などが樹種により大きく変わります。色々な樹種を選んでテイストがバラバラにならないようにしましょう。
注意する事は、人の色彩記憶がとても曖昧だという点です。同じ色だと思って買った家具が全然違っていてバラバラに見える…なんて事もよくあります。理想は同じ色味の物はまとめて購入してしまう事。予算の関係で難しい場合は、同じ家具屋さんで買い足しましょう。シリーズ化されていたり、テイストが同じ家具になりますので失敗を防ぐ事ができます。
4.統一感を出す方法②家具の高さ・奥行きを統一する
家具の色味を揃えても並べる家具が凸凹しているとゴチャゴチャしていて統一感に欠けてしまいます。しかし、同じシリーズのものを買う以外、高さや奥行きを揃えるのは難しいかもしれません。そのような時は、低い方の家具に観葉植物や絵画などを飾ってバランスを整える、奥行きは家具の前面を揃えて置くと統一感が出るのでオススメです。
どうしても高さ・奥行きが合わない場合は、遠近法を利用して部屋の入口に近い家具順に低い・浅いものを置くようにしましょう。
家具を低い物にすると圧迫感がなく部屋が広く見えるので、面積の狭い部屋であれば腰高の家具で揃えるのもオススメです。
5.諦めること、諦めたものの行き場を作ること
インテリア雑誌を見ていると「これいいな」「あれもいいな」とテイストを決められずに迷走してしまう事もあると思います。好きなものばかり選んで買うと、テイストがバラバラになり統一性がなくなってしまいます。好きなものを上手くミックスしてコーディネートする方法もありますが、オリジナルのミックススタイルを作りだす場合は難易度が高いのでインテリアの基礎ができてから挑戦する事をおすすめします。
どうしても好きなものを諦められない場合は、LDKに影響しない寝室などでチャレンジしましょう。個室であればリビングの統一感を損なう事もありませんし、他人に見られる事もないので自由にインテリアを楽しめます。部屋によりテイストを変えて楽しんでみるのもいいかもしれません。
6.まとめ
いかがでしたか。この方法を守ってインテリアを選べば、きっと統一感のあるオシャレなリビングになります。家族みんなが寛げて、来客に自慢したくなるようなリビングを目指してインテリアを楽しみましょう。