リノベのハウツー
2020.12.07
「リーマー」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集427
目次
■リーマー
「リーマー」とは、工具のことです。ドリルなどで空けられた穴を広げたり、形状を整えたりするときに使います。リーマーを使うと、手動で穴を広げるときに比べてきれいに仕上がるでしょう。円筒形また紡錘形の本体に何本かの刃が付いている形状をしており、刃の形は直線またはらせん状の形をしています。
各辞書・辞典からの解説
「リーマー」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「リーマー」とは、「金属にあけた穴の内面を寸法どおりに精密に仕上げるための工具。円筒の外周に溝や切れ刃をつけたもの。」となっています。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「リーマー」とは、「ドリルであけた穴の直径を適切な寸法に広げ、内面を美しく仕上げる工具。」となっています。
意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。
(3)「世界大百科事典」より
「世界大百科事典」において「リーマー」とは、以下のような文章で説明がされています。
「ドリルであけられた穴は,内面の粗さ,真円度,直径,真直度などの精度は低い。これを修正して正確な穴に仕上げるのに用いられる切削工具をリーマーといい,ドリルのように回転させながら穴の中に送り込み,直径で0.05~0.5mm程度だけ軽く削りとって仕上げる。手作業で使用するハンドリーマーは柄の部分がまっすぐのストレートシャンクが多く,ボール盤や旋盤などの工作機械に取り付けて使用するマシンリーマーでは,テーパーをつけたテーパーシャンクが多い。」
(1)〜(3)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「リーマー」とは、「工具の一つ」のことであるとおわかり頂けたと思います。