リノベのハウツー
2020.11.22
「チューブラ錠(ちゅーぶらじょう)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集396
■チューブラ錠(ちゅーぶらじょう)
「チューブラ錠」とは「ちゅーぶらじょう」と読みます。「チューブラ錠」とは、室内向けのドアノブのことです。
ドアノブにはさまざまなタイプがあり、目的や用途に合わせてドアノブの使い分けをします。主なドアノブとしてラッチ固定式になっているシリンダー円筒錠やデッドボルトが付いたインテグラル錠などがありますが、チューブラ錠は室内のドアに取り付けるときに使われるドアノブです。
チューブラ錠の特徴はラッチボルトだけが付いており、デッドボルトを取り付けていないことです。ラッチボルトとは先端が三角形になったボルトのことで、風圧などでドアが開かないように固定するために取り付けています。デッドボルトとは扉を施錠するために取り付けたボルトのことで、鍵を掛けると四角い金属が横から飛び出す構造になっています。チューブルラ錠はラッチボルトだけが付いているので、玄関や勝手口には使用できません。
チューブラ錠のメリットは構造がシンプルなので、誰でも簡単に設置できることです。また、価格も他のドアノブに比べて安価なので、手軽に購入できるでしょう。
チューブラ錠のデメリットはデッドボルトがないので、防犯性が低いことです。ロックの機能がないので、浴室に取り付けるとプライバシーを保てない可能性が高いでしょう。
チューブラ錠を交換するときは、プラスドライバーと定規を使います。チューブラ上はシンプルな構造なので、DIYでも簡単に設置できます。
(参考:ドアノブの交換リフォームとは? 種類や基礎知識を分かりやすく解説します https://reform-market.com/door-exchange/contents/doorknob-basic)