リノベのハウツー
2020.11.02
「芋目地(いもめじ)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集389
■芋目地(いもめじ)
「芋目地」とは「いもめじ」と読みます。「芋目地」とは、縦横一直線に目地が通っている貼り方のことです。規則正しく伸びるとされる芋の根から取られた言葉で、芋目地を使用することできちっとした印象を与えます。一方で構造的には強度が弱いため、鉄筋を入れて補強することがあります。
各辞書・辞典からの解説
「芋目地」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「芋目地」とは、「芋継ぎに同じ」とあり、「芋継ぎ」には「煉瓦積みや石積みなどで、縦の継ぎ目が一直線になるもの。崩れやすいので嫌われる。芋目地。」となっています。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「芋目地」とは、「芋継」とあり、「芋継」には「れんがや石を積むとき、縦目地が一直線になっているもの。構造上弱いので、避けるべきこととされる。いもつなぎ。芋目地。」となっています。
意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。
(1)〜(2)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「芋目地」とは、「一直線の継ぎ目」のことであるとおわかり頂けたと思います。