リノベのハウツー
2020.11.25
「大壁(おおかべ)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集355
■大壁(おおかべ)
「大壁」とは「おおかべ」と読みます。誤った読み方として「おおへき」と言われることがありますが、正しくありません。
「大壁」とは、柱が見えない建造物のことです。柱の外側から壁を張っているので、柱が壁に隠れます。大壁の工法は壁から柱に向けてクギを打つので、施工が簡単というメリットがあります。一方で、柱の太さの分だけ内側に壁が出るので部屋が狭く感じます。
各辞書・辞典からの解説
「大壁」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「大壁」とは、以下のような文章で説明がされています。
「壁面が構造材(柱や梁など)の外側で納まるため、構造材が壁内部に隠れて表面に現れない工法。一般に壁厚が大きくとれるため、壁内部に筋かい(すじかい)・補強金物・設備配管・断熱材・遮音材などを挿入しやすい。反面、壁内部に浸入した湿気などを外部に放出する工夫が必要となる。」
つまり、「大壁」とは、「構造材が表面に現れない工法」のことであるとおわかり頂けたと思います。