リノベのハウツー
2020.11.22
「土留め(つちどめ)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
誰でもわかるリノベ用語集335
■土留め(つちどめ)
「土留め」とは「つちどめ」と読みます。誤った読み方として「つちとめ」と言われることがありますが、正しくありません。
「土留め」とは、段差の崩壊を防止するための構造物のことです。崖や盛土などが崩れないために、石やコンクリートブロックを使って土をせき止めます。土留めをすることで土砂崩れを防止する、隣接した土地との境界を明確にするといった効果が得られます。
各辞書・辞典からの解説
「土留め」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「土留め」とは、以下のような文章で説明がされています。
「法面や段差の崩壊を防止するために設置される構造物。構造物自体の剛性と基礎部の水平抵抗によって、土留背面の土圧と水圧を支える工法と、構造物の自重と土留背面の土圧を、ある程度拮抗させて支える工法の2種類があり、自立式土留構造の土留は擁壁ともいう。」
つまり、「土留め」とは、「段差の崩壊を防ぐ構造物」のことであるとおわかり頂けたと思います。