リノベのハウツー
2020.05.09
リノベーションの相場は?事例もご紹介
住み慣れた家をリノベーションして、さらに快適な暮らしを手に入れている方がいます。また、中古住宅を購入してからリノベーションして、自分の好みの住まいを実現している方もおられます。
そこで今回は、リノベーションの事例を4つ紹介します。加えて、リノベーションの相場についてもまとめました。リノベーションに興味のある方は、この記事を参考にしてください。
リノベーションの相場
使用する建材や建物の劣化状態によっても異なりますが、1坪あたりの相場は以下のとおりです。
木造のリノベーションは、1坪あたりの単価が低いですが、建物によっては腐食やシロアリによるダメージを受けている場合もあります。そのようなケースでは、建物を補強する必要があるので、費用がかかることもあります。
マンションのリノベーションの相場
マンションのリノベーションの相場は以下のとおりです。
アパートやワンルームのマンションは、間取りの変更の必要がないので坪単価が低めです。ただし、浴槽やトイレの交換などが発生する場合には、費用がかかることもあります。
(参照:ハピすむ リノベーションの費用・価格の相場は?)
リノベーションの事例
ここでは、リノベーションの事例を4つ紹介します。リノベーションを検討するときの参考にしてください。
北欧スタイルのリノベーション
根強い人気を誇る北欧スタイルは、リノベーションとの相性も抜群です。北欧スタイルの特徴は、素朴な造りです。木の素材を生かしたり、シンプルなデザインのナチュラルな色の壁紙やクロスを貼ったりします。
北欧スタイルを意識するときには、白やブルー、グリーンといったナチュラルカラーを上手に活用しましょう。照明は、素朴な造りを生かすために、蛍光灯のような昼白色ではなく、温かみのあるオレンジ系の光を使いましょう。
インテリアを設置するときには、金属製や革製のものよりも、木製や布製のものがおすすめです。自然界のナチュラルで温かなものを取り入れることをおすすめします。
大人の隠れ家的なリノベーション
家でゆったりと過ごせる、趣味的な要素の強い部屋にリノベーションすることも可能です。高級家具でも使用されるオーク材や力強い木目のあるナラ材を使用することで、魅力的な部屋に変えられます。
おしゃれな部屋にするためのコツは、照明です。直接照明ではなく、間接照明やスポット照明にすることで、部屋をふんわりと温かい雰囲気に変えることができます。スポット照明を取り付けるときには、ダクトレールを使用すると、照明の位置や向きを自由に変えることができるので便利です。
インテリアを設置するときには、ベースカラーやアクセントカラーを決めておくとよいでしょう。部屋にメリハリをつけることで、おしゃれに演出できます。
白と黒のコントラストを生かしたリノベーション
無彩色である白と黒を上手に使うことで、魅力的な部屋にリノベーションできます。リノベーションで壁紙やクロスのデザインや色を変えると、同じ部屋でも印象が大きく変化します。赤やオレンジなどの暖色系の色を用いると、温かな雰囲気に演出できます。また、青や青紫などの寒色系の色を用いると、部屋が広く感じられます。
一方、黒や白、グレーなどのモノトーンの色を用いるとスタイリッシュで都会的な印象に変わります。黒のボリュームを多くすると、重厚感をアップさせられますし、白のボリュームを多くすると、さわかやな雰囲気を作り出せます。
レトロモダンを意識したリノベーション
懐かしさを感じるようなレトロモダンも、人気のリノベーションのひとつです。赤いレンガやガラスブロック、ターコイズブルーの壁を使うことで、部屋をおしゃれに演出できます。和室だったころの天井をそのまま残す、照明をペンダントライトに変える、古い家具や素材をインテリアの一部として残すことで、ほっとするような空間を造ることができます。
まとめ
リノベーションの相場は、使用する建材や建物の劣化状況によっても異なります。一般的には、木造住宅で1坪あたり40~70万円、鉄筋コンクリートの住宅で1坪あたり60~80万円となっています。マンションについては、3LDKの間取りで1坪あたり30~60万円、ワンルームマンションやアパートの場合は、50万円以下でリノベーションが可能です。
リノベーションの事例として4つを紹介しました。リノベーションを検討するときには、どのようなテーマの部屋にするのか決めてから業者に相談しましょう。