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2020.05.15

住宅ローンの返済比率は20%が目安!返済比率の決めかたや注意点を紹介

住宅ローンの返済比率は20%が目安!返済比率の決めかたや注意点を紹介

住宅ローンを利用するときに気になることとして、返済比率があります。無理のない返済をするには、どのくらいの返済比率にすればよいのでしょうか。

 そこで今回は、理想の返済比率についてまとめました。加えて、返済比率や返済額を決めるときに注意したいことも紹介します。住宅ローンの利用を検討されている方は、ぜひ一読してください。

 

住宅ローンの返済比率は20%以内がよいといえる理由

住宅ローンの返済比率は20%が目安!返済比率の決めかたや注意点を紹介

住宅ローンを組むときには返済比率を把握しておくと、無理のない返済が可能です。住宅ローンを申し込むときの一般的な審査基準は、30~35% です。しかし、無理のない返済をするには、返済比率を20%以下に抑えることを おすすめします。
(参考:昭和住宅岡山支店:住宅ローンの「返済率」はどうやって決めたらいいの?
 
借入期間35年、金利1.8%のケースでの年収別の借入金額は以下のとおりです。

住宅ローンの返済比率は20%が目安!返済比率の決めかたや注意点を紹介

(参照:ゼロリノベ 「住宅ローン返済比率20%の理由と考え方【年収別の借入額の目安表】」
 
年収500万円の方の場合、返済比率20%と30%では2,000万円の開きがあります。返済率を甘く見積もってしまうと、生活の変化が生じたときに対応できなくなる恐れがあります。
 

公務員の方や大企業に勤めている方は注意

金融機関は、返済能力の高い人に対して積極的に借入をすすめます。返済能力が40%でも承認するケースもあるほどです。

返済比率が高くなると、老後や教育のための資金を蓄えることができません。特に、教育費については、年齢が上がるほど費用がかかるので、大学に通うころには資金が足りず、奨学金を利用したというケースもあります。 

条件がよい人ほど、借入については慎重に検討しましょう。

 

年収によって毎月の返済額は異なる

住宅ローンの返済比率は20%が目安!返済比率の決めかたや注意点を紹介

返済比率が20%の場合でも、年収によって毎月の返済額は異なります。返済比率が20%のケースでの返済額は以下のとおりです。

住宅ローンの返済比率は20%が目安!返済比率の決めかたや注意点を紹介

(参照:不動産売却の教科書「住宅ローンの返済比率とは」
 
年収が200万円の場合、年間40万円までが理想の返済額となっています。一方、年収が1,000万円の場合、年間200万円まで支払うことができます。
 
なお、国税庁による「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」のデータによると、平成30年の平均年収は、男性が545万円、女性が293万1,000円、平均で440万7,000円となっています。
 
以上のことから、理想の返済額は6万7,000~8万3,000円といえます。
 
 

生活スタイルや家族構成を考慮に入れる

住宅ローンの返済比率は20%が目安!返済比率の決めかたや注意点を紹介

年収が400万円の家庭でも、家族構成や生活スタイルによって毎月の支出は異なります。子どもがいる家族の場合は、高校や大学などの教育費が必要です。特に、私立高校や私立大学へ通う場合に、高額の費用がかかるので、あらかじめ蓄えておく必要があるでしょう。

また、ローンで自家用車の購入を考えている人は、その返済金額を考慮に入れる必要があります。返済額が多い場合には、返済比率を下げるほうがよいでしょう。
 
また、貯蓄のある家族については、生活スタイルに変化が生じた場合でも対応できます。一方、貯蓄がない家族については、生活スタイルの変化によるリスクにも対応できるように、返済比率を下げるほうがよいでしょう。


 

まとめ

住宅ローンの一般的な審査基準は30~35%です。しかし、余裕のある返済を続けるには、返済比率を20%以下に抑えるほうがよいでしょう。特に、公務員や大企業に勤めている方については、40%の返済比率を勧められることもあるので、慎重に検討しましょう。

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