リノベのハウツー
2020.09.23
3人家族のおすすめの部屋数とは、快適な暮らしをするために押さえておきたいポイントも紹介
新しい住宅に住むときに注意すべきこととして、部屋数と間取りが挙げられます。狭すぎる家はストレスがたまりますし、広すぎる家は価格が高くなるでしょう。家族全員が快適に暮らすには、家族構成に合わせた間取りが大切です。
そこでこの記事では、3人家族に最適な部屋数と間取りを紹介します。理想的な広さや必要な部屋数について、住宅の購入や引っ越しを検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
>3人家族の理想の広さとは?
国土交通省の住生活基本計画(全国計画)によると、快適な生活をするための理想の広さは以下の通りです。
上記のデータから分かる通り、3人家族の場合は100m2、都市部の住宅でも75m2は必要とされています。
快適な暮らしにするには、住宅の広さに加えて部屋の数にも注意しましょう。例えば1LDKでも、子どもが小さいうちは、家族一緒に過ごせるので便利ですが、子どもが成長すると、部屋を分ける必要が生じるかもしれません。
そのため住宅を購入するときは、将来をイメージしながら間取りや広さを決めておくと良いでしょう。
3人家族に必要な部屋数
3人家族に必要な部屋数は、2LDK以上がよいでしょう。夫婦の寝室と子どもの寝室、リビングは必要でしょう。さらに、書斎のスペースやゲストルームを設置する場合には、3LDK以上の間取りがおすすめです。ただし、部屋の数が多すぎると、子どもが成人し、家を出たときに広すぎると感じてしまうケースもあります。そのため部屋数を考えるときには、将来設計をしておくと良いでしょう。
一方で子どもが小さいうちは1LDKに住み、成長したら2LDK以上の間取りにするという方もいます。子どもが成長するにつれ、おもちゃや衣類などが増えるので、収納スペースの確保が難しいマンションやアパートの場合、1LDKでは手狭に感じることもあるようです。そのため、住宅の購入や引っ越しを検討している方は、部屋の広さに加えて収納スペースも確認しておきましょう。
引っ越しする際にはタイミングにも要注意
子どもが成長し部屋が狭く感じたので、引っ越しをしたいという方もいるのではないでしょうか。引っ越しをする際には、タイミングにも注意すると良いでしょう。
子どもが幼稚園や保育園に通っている場合、転園など子どもの生活環境が変わる場合があります。お友達との別れなど、つらい思いをするかもしれません。そのため、状況が許されれば小学校の入学前など、タイミングの良いときに引っ越すのがおすすめです。
快適な3人暮らしをするために押さえておきたいポイント
ここからは、快適な3人暮らしをするために押さえておきたいポイントを3つ紹介します。住宅を購入するときや部屋を借りるときの参考にしてください。
キッチンスペース
3人暮らしの場合は、広めのキッチンスペースがおすすめです。キッチンスペースが広ければ、赤ちゃんのベッドや子どものおもちゃなどを置けます。調理をしながらでも子どもたちの安全を見守ることができます。
水回りが集中した間取り
トイレや浴室、洗面所やキッチンが集中している間取りの場合、出勤前の忙しい時間でもスムーズに動けるので便利です。
また水回りが分断されていると、水漏れが発生したときの修理に手間がかかります。部屋をチェックするときは、キッチンとトイレが分断されていないか確かめておきましょう。
開放感のある家具を置く
2LDKの住宅で部屋を広く見せるには、開放感のある家具を置くと良いでしょう。具体的には、鉄やガラスなどの素材を使った家具や木目調の家具がおすすめです。収納スペースは限られていても、開放感のある家具を設置することで、部屋のイメージを変えることができます。
まとめ
今回の記事では、3人暮らしに最適な部屋を紹介しました。3人家族で住む場合には、75~100m2が理想とされています。また部屋の数についても、2LDKの部屋数があると良いでしょう。もし、書斎やゲストルームを設置したいのなら3LDK以上がおすすめです。
引っ越しには、タイミングに注意しましょう。幼稚園や保育園に通っている子どもがいる場合には、友達と離ればなれになるのを避けるためにも、小学校の入学前といった、引っ越しの時期を検討しましょう。