リノベのハウツー
2020.01.19
エクステリアリフォームの価格相場は?DIYのやり方もご紹介します
エクステリアのリフォームは、家の外観を綺麗におしゃれにすることができるため需要が高いです。しかし「どれくらいの金額でできるものなのか」が気になるところ。
できれば費用は抑えつつエクステリアリフォームをしたいですよね。
今回はエクステリアリフォームの相場や事例、費用を抑える方法としてDIYのエクステリアリフォームについてご紹介します。
エクステリアのリフォームの価格相場
まずは、エクステリアリフォームの価格相場をご紹介します。
エクステリアリフォームの相場は、10万円〜100万円ほどです。カーポートの補修や門扉、門柱の取り付けなどは50万円未満の費用で設置が可能です。
その一方で、庭を全面コンクリートにしたり家の周りを塀などで囲んだりする工事は、100万円程度の予算が必要です。
(出典:外構工事・エクステリアリフォームの費用相場)
事例集のご紹介
事例1
リフォーム内容:埋め込み型のポストが使いづらいので、鍵付きの大容量ポストを取り付ける。
価格:17万円
工期:1日
面積:1.00m2
(出典:ポストの位置を変更して使いやすく)
事例2
リフォーム内容:既存の門柱を取り除き、車を3台置けるスペースを作る。土が敷いてある特に使っていないスペースにコンクリートを流し込み、見た目を良くする。
価格:55万円
工期:2週間
面積:41.00m2
(出典:お客様を明るく迎える外構工事)
事例3
リフォーム内容:家の周りに生えていた植栽を撤去。新たに家の周りを化粧ブロックとフェンスで囲む。
価格:80万円
工期:1週間
(出典:外構フェンス取付工事)
事例4
リフォーム内容:庭の半分をメンテナンスフリーのウッドデッキを設置し、残り半分は芝生を植え替え。
価格:122万円
工期:2週間
面積:30.00m2
(出典:ウッドデッキと芝生のお庭)
自分でエクステリアリフォーム!DIYのやり方
自分で作業をすることで、エクステリアリフォームの費用を抑えることができたらいいですよね。そこで、エクステリアリフォームをDIYする方法を事例を参考にしながらご紹介します。
レンガを敷いて小路を作る
入り口から玄関までの道を舗装する方法として、レンガを敷き詰めて小路を作る方法があります。方法としては敷く場所の土をならし、砂も使いながらレンガを置いていきます。メジをしっかりと入れてから水を撒く、この作業をひたすら繰り返します。ポイントは、できる限り平らに埋めて並べていくことです。
フェンス設置工事
家の周りを囲むフェンスを設置する工事も自分で行うことができます。基礎造りとして、コンクリートブロックを地面に固定。基礎部分にフェンスを差し込んで、セメントコンクリートで固定をすれば完成です。基礎が不安定だとフェンスが倒れやすくなってしまうので、しっかり設置をしましょう。台風などが来ても飛ばされないような耐久性の工事が必要です。そのためにも風に影響を受けにくいフェンスのデザインを選び、基礎をしっかり作ることが重要です。
庭に芝生を敷く
庭の土部分に芝生を敷くことで見た目が良くなるだけでなく、土埃を防いだり雑草を生えにくくさせることができます。下地作りとして5cmほど砂を入れ(水捌けを良くするため)て、その上に培養土を2cm敷き、その上に芝生を張っていきます。芝生はマット状になっており、芝生同士は1cmほど離して敷いていきます。目土を被せ、水やりをすれば完成です。
DIYのリスク
エクステリアリフォームのDIYは、費用が抑えられてお得な反面リスクもあります。
例えば、レンガを敷いて小路を作った場合。素人がDIYをすると水平に埋め込むことができなかったレンガが飛び出て、それにつまづいて転んでしまうということが起こり得るでしょう。素人が作ったウッドデッキにシロアリが繁殖してしまい、木材がシロアリに喰われすぐに壊れてしまったという事例もあります。これはエクステリアの知識がなく、シロアリ対策(防除薬剤)まで施すことができなかったことが原因です。
このような事例から、素人がエクステリアをDIYするリスクとして挙げられるのが「正しい知識を持たないまま『制作』を目的にDIYを行ってしまう」ことです。DIYをする際は、ある程度の基礎知識をつけてから臨みましょう。
まとめ
エクステリアリフォームの価格相場や事例、費用を抑えるためのDIYの方法などをご紹介しました。家の外観をおしゃれにすることができるエクステリア。一度自分の理想をリフォーム会社に伝えて、見積もりを取ってみるところから始めてはいかがでしょうか。