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リノベのハウツー

2020.01.23

新築並みに綺麗で家賃もお得!?今さら聞けないリノベーション賃貸物件とは

新築並みに綺麗で家賃もお得!?今さら聞けないリノベーション賃貸物件とは

皆さんはリノベーション賃貸物件をご存じでしょうか?最近、人気が高まっており賃貸物件を探す時に、目にしたことがある方もいるかもしれません。

リノベーション賃貸は、新築並みの綺麗さなのに家賃もお得という素晴らしいメリットがあります。今回は、リノベーション賃貸とはなにか?何故お得なのかを調べてみました。

また、リノベーション賃貸を選ぶ際の注意点も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

リノベーション賃貸物件とは?

新築並みに綺麗で家賃もお得!?今さら聞けないリノベーション賃貸物件とは

そもそもリノベーション賃貸物件とは、古い賃貸物件をリノベーション(手を加えて良くする、再び生み出す)した物件の呼称です。

古い物件の構造や基礎部分は活かしながらも、設備や間取りを新しい物に変更することで、新しく付加価値を与えた賃貸物件として生まれ変わっています。

すべてを一から建てる新築物件とは違い、既存の物件の構造や基礎は流用できるので、新築よりも費用を抑え、家賃を下げられるのが特徴です。

リフォーム物件との違いは?
ではリノベーション物件とリフォーム物件の違いはどこにあるのでしょうか?リフォームとは作り直すこと、という意味で賃貸物件に原状回復のための修繕、不具合箇所の限定的な修復を行ったものをリフォーム物件と呼びます。具体的には、キッチンの更新、壁紙の張り替えなど表面上の修復を行うのがリフォーム物件です。

リフォーム物件は、リノベーション物件と比べると工期が短く済み、安価なので家賃も安くできるメリットがあります。しかし、リフォーム物件は表面上のみの修復となるため、配管や柱などの内部の劣化は確認されず放置されてしまうリスクがあります。また、間取りの変更も行われないため、現代の生活にそぐわない、使い勝手の悪い構造が引き継がれてしまうのもリフォーム物件のウィークポイントといえます。

リノベーション賃貸物件のメリット・デメリット

新築並みに綺麗で家賃もお得!?今さら聞けないリノベーション賃貸物件とは

リノベーション物件の特徴とリフォーム物件の違いがわかったところで、リノベーション物件のメリット、デメリットについて見ていきましょう。

リノベーション賃貸物件のメリット
「新築並みの綺麗さ」
リノベーション賃貸物件の魅力は、なんといっても新築並みに綺麗な内装です。外壁や基礎以外は新しいものに交換されているので、新築同然の状態になっています。新築物件じゃなければ嫌だ、という方にも十分おすすめできる物件となります。

「設備も新しく機能的」
内装の他に設備も新しい物に変更されているのが、リノベーション賃貸物件のメリットのひとつです。物件によっては、最新のシステムキッチンやタンクレストイレなどが取り付けられていることもあり、新しいだけではなくオシャレで機能的なのも嬉しいポイントです。

「家賃はリーズナブル」
前述した様にリノベーション賃貸物件の最大のメリットとも言えるのが、同じ地域の新築物件の家賃相場と比べると、比較的リーズナブルな家賃で借りれるという点です。値段的に手が出ないような人気のエリアでも、リノベーション賃貸物件であれば予算内で収まる事もありますし、オーナーさんが値段交渉に応じてくれる場合も多いようです。

「デザイン性が高い」
リノベーション賃貸物件はデザイン性が高い場合が多いのも魅力のひとつです。新築物件や普通の賃貸物件では、どのような入居者でも受け入れできる万人受けするシンプルな造りが主流です。

しかし、リノベーション賃貸物件の場合は、築年数が経って人気が無くなってきた物件に付加価値を加える目的で、オシャレなデザインで施工されているケースが多いようです。また、外観は古民家だけど中は新築同然のような、ギャップを活かしたデザインの物件があるのもリノベーション賃貸物件の魅力と言えます。

リノベーション賃貸物件のデメリット
「耐震基準に満たない物件も」
リノベーション賃貸物件は築年数が20~30年以上経っているものも少なくありません。特に1981年の以前の物件は旧耐震基準で建築されているので、現在の耐震基準を満たしていない場合があり注意が必要です。

「配管が交換されていない場合がある」
施工時に老朽化した部分を取り替えるのがリノベーションのメリットではありますが、造りによっては基礎部分の工事が必要になり、配管の交換ができない場合もあります。入居後に水回りのトラブルが発生するリスクがあることは覚えておきましょう。

「内部構造が古いケースがある」
リノベーション賃貸物件は、古い構造や間取りが改善されていないこともあり注意が必要です。階段が急であったり、コンセントが少なかったり位置が悪かったりなど、使い勝手が悪いことがあります。内見の際に、なるべく細部まで生活をイメージして使い勝手の善し悪しを判断することが重要になりそうです。

まとめ

リノベーション賃貸物件はリスクを許容、回避できれば非常にお得な物件です。事前に大家さんへの確認や内見をしっかりすることである程度リスクを抑えることも可能です。

リノベーション賃貸物件を探す際は、ご自身がどこを重要視するかを決め後悔のない選択をしてくださいね。この記事が物件探しの一助になれば幸いです。

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